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転移しまくるJKトリオ――港区の実家は太い  作者: 青い水


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強敵揃いの2階、とくにダークナイトがヤバかった、だけどボスは....

2階は有名なモンスターだらけでしたが、作画を面倒がって文字だけになってしまいました。人数が多い乱戦はAIも苦手で、人物が混じり合ったり腕が3本になったりするんですよ。

桜「まだたくさん部屋があるね。全部に魔物が隠れてるの?」


メロ「そんなことはないよ。匂いでわかる。」


翼「便利だねえ。」


メロ「でも今お腹いっぱいだから、あまり匂わない。」


桜「不便だな、おい。」


紬「メロちゃん、炎を吐くとお腹が空くの?」


メロ「うん、そうだよ。吸ったら吐く、吐いたら吸う、これ世の理だね。」


紬「なるほど、理に適ってる。」


桜「ここも開けるぞ。」



 桜が開けた部屋にラミアがいた。その姿を見るやいなや、桜は目を閉じて特攻し、属性を付与しないまま電光石火で斬りつけた。ラミアの首が落ち、石化の呪いは発動しなかった。全員のレベルが1上がり、3人はLV29、フィナはLV27に上がった。


桜「やっべー、危うく石になるところだった。」


フィナ「石化解除剤、心配だったのでいちおう10本だけ持ってきてました。」


桜「おお、なんて有能なんだ。」


紬「私とチェンジしようと思ってもそうはいかないからな。」


メロ「ねえ、ここ、何かいるよー。開けるね。」



 メロが開けた部屋にはケルベロスがいた。黒くて巨大な双頭の犬だ。二つの口から交互に炎を吐いている。



メロ「こいつに火は効かない。氷が弱点。」



 桜は桜花に冷気を纏わせて斬りつけた。すごい威力だ。ケルベロスの首が一つ落ちた。頭を失った首から湯気と黒い血が噴き出している。残った首は太いブレスを翼に浴びせた。盾で防ぎながら、翼はソードをケルベロスの脚に突き立てた。だがびくともしない。フィナが氷結のロールを投げると、ケルベロスの動きが鈍った。桜は跳躍してもうひとつの首も切り落とした。メロは短剣でケルベロスの死体の腹を切り開いている。



紬「何してるの、メロちゃん?」


メロ「何か隠してないかなと思って....あった!」



 メロは臓物の中に手を突っ込み、双頭の胎児を引っ張り出した。



桜「うわ、そんなもの引っ張り出すなよ。」


メロ「これ、すごく高く売れるんだよ。錬金術師が何に使うかはわからないけど。」


翼「そうなのか。南無阿弥陀仏としか言えんわ。」



 しばらく廊下を歩きながら部屋の扉を開けて回るが、空室ばかりだった。



フィナ「ねえ、あっちから声が聞こえる。」


桜「行ってみよう。」



「侵入者は誰だ...我が眠りを妨げる者に死を与えん...」


翼「何、これ、テンプレみたいな。」


桜「油断するな。不意打ちしないということは自信があるんだ。」



 紬は範囲シールドを張った。桜は桜花にとりあえず火を纏わせた。翼はシールドバッシュで扉を破壊した。黒い巨大な甲冑が立っている。大剣を握り廊下へ出てきた。



甲冑「我はダークナイト、我の怒りを受けて死せざる者なし。」


桜「じゃあ私たちが栄光ある第1号になるよ。食らえ!」


 炎属性の一撃が鎧に当たり火花が飛んだ。だがダメージが通った様子はない。火はダメだ。桜は、氷、風、土と試したが、どれも通らなかった。



メロ「こいつは名前がダークだから闇は効かない。きっと光が効く。」


フィナ「じゃあ、紬ちゃん、光魔法をダブルで当てよう!」



 紬とフィナの光魔法は確かに効果はあった。しかし厚い鎧の中の本体にまでは十分に届かない。鎧の隙間を見つけなければ。桜は一計を案じてダークナイトの肩に飛び乗り、刀でその目を抉った。目の青い光が消え空洞になったところに、桜は何とポーションを流し込んだ。治癒薬を敵の体内に?だがダークナイトはもんどり打って苦しみだした。闇のエネルギーで動く魔物なので治癒薬を投入されると激しいダメージが襲うようだ。メロもパタパタ飛んでもうひとつの目に短刀を突き刺し、ポーションを注ぎ込んだ。ダークナイトは頭を抱えて倒れた。



桜「紬、フィナ、光のロールを目の穴に差し込むんだ!」



 ダークナイトは断末魔の叫びを残して倒れた。3人のレベルが1上がり、待望のLV30になった。フィナは2上がってLV29になった。


桜「とんでもないやつだったな。」


メロ「これ大きすぎて持ち帰れそうもない。持ち上げられない。」


紬「こんなもの持ち帰ってどうするの?」


メロ「高額素材だよ。これだけで10万ゴールド以上になる。」


桜「壊せないかな?」


メロ「仕方がない。ここに名前を書いて所有権を主張しよう。あとでギルドが回収したら、半分もらう。」


翼「メロちゃんって案外しっかりしてるのね。」


メロ「お金に困って泥棒にまで成り下がった黒歴史があるんだよ。エラに助けてもらって更正したんだ。」


紬「おお、ドラマだ。いつかラノベにしよう。」



 しばらく進むと大広間の入り口があった。ここに敵がいないわけがない。おそらく大軍だろう。



メロ「生物の反応はない。でも死臭がする。きっとアンデッドの大軍だ。ちっ、死体からは精気が吸えないじゃないか。」


紬「フィナちゃん、光の範囲魔法の出番だね。MP回復剤を用意して連続で唱えよう。」


フィナ「OKです。光の焼け野原にしてやりますよ。」


メロ「アンデッドは光と火に弱いんだ。私もブレスで攻撃する。桜も火属性で斬り捨てまくって。」


 入り口の扉を開けた。屍が散らばっている。そして、次々に立ち上がってこちらに突撃してくる。メロのブレス、桜の連続切り、フィナと紬の光範囲魔法。翼がプロヴォークで引きつける敵は次々に倒れ、ドロップアイテムに姿を変えた。アンデッドの群れはすべて倒れた。そして奥の玉座にボスのリッチが座っていた。だが、襲ってくる気配はない。



リッチ「降参だ。戦うつもりはない。もう生きていることに疲れた。」


メロ「生きてないじゃん。」


リッチ「そうだった。死んでいることすら忘れていた。」


桜「どうしたいの?」


リッチ「この山と一つになる。逃げはしない。あの火口から飛び込んで火山と一体になり、温泉の湯量を倍に増やそう。このまま飛び去ることを許してくれ。」


紬「華麗な露天風呂を作るんだぞ。」


リッチ「わかった。残った力のすべてを温泉に捧げる。」



 リッチはそう言い置いてアストラル体になって飛び去った。メロはそれを見送ることもせず、せっせとドロップアイテムをアイテムボックスに放り込んでいる。桜たちも手分けして拾い集めた。


紬の温泉への執着とボスの希望が一致して本当に良かったですね。次回は温泉回ですか?ムフフなシーンが見られちゃう?さて、AIのガイドラインはそんな作画を許すでしょうか?

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