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転移しまくるJKトリオ――港区の実家は太い  作者: 青い水


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K1ダンジョンに挑んだ、エルフ姉妹はホントに姉妹だった、桜が別人っぽくなった

初めての5人パーティでの攻略、やはり先輩は頼りになります。

桜「よう、待たせたな。生きて修行を終えたぜ。」


翼「桜...そのすごみ....別人みたい。」


紬「眼力が半端ない。ちょっと怖くて近寄りがたい。」


桜「真剣を抜いて斬り合ったからな。」


翼「免許皆伝?」


桜「まさか...ようやく修行の入り口だよ。初段を拝命した。」


紬「オーラが出てる。」


桜「事後承諾で悪いんだけど、残金はもう4000ゴールドしかない。修行代が1000ゴールド、そして火の属性付与を買った。試してみたくてな。」


翼「かまわないよ。うちら、3周して1万以上稼いできたから。」


桜「そうか。すまなかったな。だけどアタッカーだから火力で結果を出してみせる。」



 翌日になって3人は金策クエストに参加するためギルドを訪れた。シルヴィとフィナはすでに待っていた。



シルヴィ「準備はできてるか?」


桜「はい、すべて満タンです。」


シルヴィ「じゃあ行こう、金策クエストK1!」



 ダンジョンに突入すると最初に現れたのは多数のアンデッドだった。中にはシューターもいる。紬は防御シールドを展開した。そして次々と光属性のロールを投げた。フィナは光属性の範囲魔法を習得していた。前衛がほとんど活躍する暇もないうちに敵は全滅した。


桜「フィナ、すごい!」


フィナ「でも燃費が悪いんです。MP回復薬を飲まなくっちゃ。」



 次に登場したのは色違いのスライムたち。おそらく物理はあまり効かず、属性耐性は色で決まってるようだ。赤、青、緑、茶色、これがそれぞれの個体の属性を現しているのか、それとも耐性を現しているのか。桜は桜花に火属性を付与して青に斬りかかった。一瞬にしてそのスライムは蒸発した。


桜「見ての通りだ。赤に氷、青に火、緑に土、茶色に風のロールを投げろ!」


翼「私がヘイトを集める。みんな頑張れ!」



 スライムたちの属性魔法が翼に集中したが、リジェネレートとフィナのヒールでHPはしっかり管理されていた。シルヴィの武器ローゼンパイチェが炸裂して、茶色数匹が蒸発した。



シルヴィ「ふふふ、剣士だけど非力だから鞭でごめんな。魔力が乗ってるんだ。属性が合えばイチコロだよ。」


翼「薔薇の鞭(Rosenpeitsche)...エルフらしい華麗な武器だわ。」


紬「次は何が出るんだろうね?」


シルヴィ「イヤな感じの敵ばかりだけどレベル自体はたいしたことがないんだ。正しい対応をしていれば負けることはない。」


紬「あ、なんかおっきいのが出た。」


シルヴィ「属性ゴーレムか。赤、青、緑。楽勝だな。」


桜「なら私が青を!」


シルヴィ「残りは赤に氷結、緑に土魔法のロールを投げるんだ。フィナは回復!」



 青ゴーレムは属性付与された桜の桜花で一閃で蒸発した。残りの2体は属性ロールを集中的に食らって倒れた。



紬「ロール7個で沈んだ。70ゴールドで倒れるとは安上がりなモンスターね。」


シルヴィ「そろそろ出るかな、初見殺しのデバフ三姉妹と仲間たち。」


桜「なんだ、その物騒なネーミングは?」


シルヴィ「このK1ダンジョンの事実上のボスだよ。クネクネしてる3体のモンスターがありとあらゆるデバフを仕掛けてきて、その対処をしているうちに背後に控えた大量のシューターが矢を雨あられのように射かけてくる。しかもその中には属性矢も含まれているのでシールドだけでは防げない。」


桜「作戦は?」


シルヴィ「敵のシューターは無作為に撃ってくるのでタンクのプロヴォークで対処はできない。さっきも言ったように属性矢が混じっているので、紬の範囲シールドで100%防ぐことはできない。デバフ三姉妹をまず私と翼と桜で倒す。フィナは回復、紬はシールドを維持。とくにフィナは私たちアタッカーの状態異常をすぐに解除することが大事。時間勝負だ。三姉妹が倒れたらフィナも範囲攻撃でシューターの殲滅に協力してくれ。」


桜「OK、行こう!」



 シルヴィの作戦は完璧だった。この事前情報がなかったら全滅していたかもしれない。前衛3名はフィナのアシストでデバフを免れ、一瞬で三姉妹を切り伏せた。そのあとは、単純な殲滅戦だった。フィナの範囲攻撃魔法で紙くずを丸めて捨てるように敵は全滅した。


シルヴィ「これで終わりかな。ドロップ素材を回収して撤収しよう。」


桜「助かったよ、シルヴィ。」


シルヴィ「なーに、お役に立ててうれしいよ。フィナに活躍の場を提供できたのはおまえらのおかげだ。フィナは異母姉妹なんだ。うちの父親がさ...へっへっへ、オイタして生まれちゃった子というわけ。うちの父は村長なので、里に居づらくなったのでこっちに出て来て冒険者になった。」


桜「そうだったのか。でも冒険者としてすごい才能があるから大丈夫だよ、きっとこっちで大成する。姉妹揃って良い暮らしができるようになるって。」


シルヴィ「それじゃ撤収して鑑定してもらおう。分け前は私とフィナが2,おまえらが3だ。」


桜「それでいいのか?」


シルヴィ「これはどのパーティでも同じルールだ。人数割りってな。」



受付嬢「K1攻略お疲れ様でした。さっそく鑑定させていただきます。………… 55000ゴールドです。」


シルヴィ「じゃ、またな。楽しかったよ。」


桜&翼&紬「またよろしくねー!」


エルフは長命だから28歳でもまだ少女なんですね。人間の倍ということで、14歳に見えても28歳、エールもふつうに飲みます。それにしても有能ですね、エルフ姉妹。また協力してくれるのかな?

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