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転移しまくるJKトリオ――港区の実家は太い  作者: 青い水


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裏メニューのドラゴンスペシャル、すごく効いたけど...恥ずかしい効き目もあった

抑制の中には性欲が隠れてるのです、皆の衆。

 エルフなのでフィナの魔力は67もあった。最初から戦力になる。マンソンジュで適性検査をしたら、火、氷、風、土、光、治癒と、闇以外のすべての適性があった。このまま育てば素晴らしい後衛職になるだろう。3人はフィナの分も含めてロールを120本買って1200ゴールドを支払った。



桜「じゃあ明日、ギルドで。」


フィナ「検査のお金、全部出していただいてありがとう。いつかお返しします。」


翼「そんなこと気にしなくていいから。」


紬「そうそう、お姉さんが抱っこ...」


翼「やめい!」



 フィナを見送ってから、3人は銀行に預けていた20000ゴールドを下ろして武器防具屋モデストへ向かった。翼の盾と全員の頭装備を買うためである。



店員「いらっしゃいませ。」


翼「盾とそれから3人分の頭装備。矢が降ってくるとヤバいので。」


店員「かしこまりました。その破損した盾はこちらで100ゴールドで引き取らせていただきます。お客様のレベルは?」


翼「LV20のパラディンだ。」


店員「さようでございますか。ならば丈夫な盾が必要ですね。こちらはいかがでしょう?ミスリルの盾です。お値段は4000ゴールドになります。」


翼「おっ、これは青光りしてかっこいい。これにする。」


店員「ありがとうございます。次に頭装備ですが、前衛と中衛にはやはりミスリルヘルムが安全かと思います。ひとつ2500ゴールドです。後衛はこれを装備できませんので、こちらのディフレクトフードをお勧めします。魔力で斥力を発生させ矢を避けます。こちらは3000ゴールドです。」


桜「全部合わせて12000ゴールドか。わかった、すべて買おう。」



 3人は道具屋でポーションを補充してから別れた。桜と翼はスポーツジムへ、紬は町を散策すると言って雑踏に消えた。



紬「ふっふっふ、どこかに眼福が転がってないかな?ショタやロリ、しかも幼児は除外...けっこうレンジが狭いんだよな....どこに集う、少年少女よ?」


 紬は邪な気持ちを顔にダダ漏れにして町を散策した。もはや変質者と言っても過言ではない。17歳のJKなので世間が気付いていないだけで、これが40歳男性ならすぐに通報されるだろう。紬は闇雲に歩いても眼福に遭遇できないと気づき、モブの通行人に尋ねた。



紬「このあたりに14~15歳の少年少女が集まる場所ってある?」


モブ「え?何するの?」


紬「いや、怪しい者ではありません。教育研究者なので動態調査を。」


モブ「学校ならこの先にあるけど。校内には入れないよ。」


紬「はい、ありがとう。お礼にミルキーをどうぞ。」



 学校があった。一般教養と魔法の初歩を教えるようだ。ちょうど放課後になって校門からたくさんの少年少女が出てきた。自称教育研究者の紬は物陰から彼らを観察していた。そして、あろうことか、好みのタイプを見つけるとスマホを消音モードにして撮影を始めた。これで一時の眼福が永遠のものになる。紬は幸福に酔いしれた。



 夕刻になって3人は宿屋へ戻り、晩飯の時間になった。ジムで筋トレをしてきた桜と翼は迷わず1000ゴールドの裏メニュー“ドラゴンスペシャル”を注文した。紬は筋力を必要としないし、なんとなくリスクを察知して好物の焼き魚定食を注文した。ドラゴンスペシャルの効果は抜群だった。食後1時間で桜と翼は筋力の高まりを感じた。破壊騒動のようなものに促され、2人は町を抜けて森の入り口で木の幹を武器で斬りつけた。武器が刃こぼれすると、今度は相撲の要領で幹に組み付きぐいぐいと押した。木に抱きついているうちに、ふたりは別のものが体内で漲ってくるのを感じた。激しい性欲のみなぎりである。漲るとは、漢字にさんずいが付いていることからわかるように、液体がほとばしるほどに圧力を高めて容積を拡大することである。身体の奥から血流が押し寄せすべてを押し流す勢いでふたりの理性を苛んだ。



桜「うぉーっ、なんだ、これは?」


翼「漲る、漲るよおっ!」


 

 しかし17歳の処女にはその感覚が何なのかも理解できず、とりあえずコンカフェまで走った。この町にはホストクラブもあったのだが、その存在を知らなかったことが2人には幸いだった。顔を上気させて入店した2人を見たエラは、サキュバス特有の嗅覚で事態を理解し、2人を席に通してエミリーを付けた。


 

エミリー「どうした?鼻息が荒いな。」


桜「なんだか身体が火照って...」


翼「意味もなくクネクネとしちゃうので....飲んで落ち着こうかと。」


エミリー「おう、若いときにはそういう夜もあるだろう。付き合うから飲み明かそうぜ。こういうときは何と言ってもバーボンに限る。」


桜「バーボンですか、飲んだことがありません。」


エミリー「そうだろうな。アメリカでは州によって違うが、21とか23にならないと許されないからな。でもここは異世界だ。そんなの関係ない。パーッとやろうぜ。」



 エミリーに促されるまま、ふたりはバーボンを男飲みした。身体の中で性欲が違うものに変質して行くのが感じられた。



エミリー「だからよ、そこで私は言ってやったんだ、おめーらのキンタマ吹き飛ばしてやろうかって!」


桜「姐さん...強い...強すぎますって!」


翼「ひっひっひ...ゴールデンボールズ...へっへっへ...堪ったもんじゃないっすねえ、タマだけに...」


エミリー「片方だけで許してやるか、両方行くかってな。ピースメーカーはタマを吹き飛ばして平和を作るのさ。」



 2人は深夜まで極道カウボーイのようにバーボンをあおり、ゲロ直前で宿屋に帰り、服を乱雑に脱いで全裸で朝まで爆睡した。



 翌朝、ふたりはもちろん二日酔いだったが、眼福の夢で幸福な朝を迎えた紬とともにフリーズドライ梅干しと白米おかゆで朝食を摂り、ギルドに向かった。ギルドではもうフィナが待っていた。



フィナ「おはようございます。今日はよろしくお願いします。」


桜「おはよう。さあ頑張って行こう!」


翼「敵を殲滅するよ。ロール投げ頑張って!」


紬「私とフィナで後衛が2人だから殲滅力が倍になる。時短で行こう!」



 紬の予想通り、敵はあっという間に殲滅され、フィナはLV15になった。ドロップ素材の売却で得た1800ゴールドは、初ダンジョンのお祝いにすべてフィナに与えた。



フィナ「何から何までありがとございます。」


桜&翼&紬「これでパーティに入れると思うから頑張ってね。」


フィナ「頑張ってレベルを上げて、いつかまたみなさんとご一緒できる日を目指します。」



桜「さて、紬の範囲物理シールドを買って習得させたらいよいよDクラスを攻略するよ。すぐにLV21に上がるだろう。そうすれば私もジョブチェンジできると思う。」


紬「その前にフレグランスを35個売ろう。今のままだとたぶん足りなくなる。」


翼「昨晩も豪遊したのでたしかに足りなくなりそうだ。」



 ということで市場でフレグランスを35個売り、17500ゴールドを得た3人は魔法屋マンソンジュへ行って、中級魔法範囲回復の習得ロールを5000ゴールド、中級魔法範囲シールドの習得ロールを10000ゴールドで購入した。これで資金は、資金は2万を切って18000ゴールドになった。いよいよ背水の陣だ。



受付嬢「クエスト受注ですか?」


桜「Dクラスを頼む。これが登録料50ゴールドだ。」



挿絵(By みてみん)



紬「シールド展開、行こう!」


桜「昨日の筋トレとドラゴンスペシャルで漲ってるんだ、容赦はしないよ!」


翼「矢が降ってこなければ怖いものはない。覚悟しな!」



 3人はゴブリン、オーク、コーボルトの混成部隊は次々に打ち破り、フィールドは死体とドロップ素材に埋もれた。何隊倒したのだろう。翼と桜の武器は刃こぼれして使い物にならなくなっていた。レベルは23に上がった。



桜「敵は全滅だ。素材を回収して撤収しよう。」



受付嬢「無事にご帰還、おめでとうございます。」


翼「ああ、鑑定を頼む。」


受付嬢「お待ちを ………… 5200ゴールドになります。」


桜「魔法剣士へのジョブチェンジ試験も頼む。」


受付嬢「了解しました。こちらへどうぞ。」



 桜も無事にLV23の魔法剣士にジョブチェンジし、3人は資金23000の中級職パーティとしてアーベントイアーに現れた。



いろいろありましたが、全員がLV23の中級職パーティになれました。

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