教義論争で脳みそがバーストしたので、次は楽しめる場所へと女神にお願いしたよ
教義論争が重かったので、ネットから拾った会話とは言え、異端審問逆審問隊は脳がバーストしてしまいました。「神」という言葉に拒否反応が出て女神もシレンちゃんとしか呼べません。次はもっと楽しい場所へ...。
3人は泉の畔のキャンプ地から現代日本へ帰還した。
桜「ああ、疲れた....」
翼「AIとインターネットを総動員とは言え...」
紬「語彙と語法がJKの手に余る....」
桜「もうしばらく神という言葉を口にしたくない。」
女神「おい、天晴れだったと褒めに来たのに私の名を呼びたくないとはどういう了見だ?」
桜「あ...シレンちゃん。」
翼「ホントごめん...教義論争で頭がバーストしたので、しばらくシレンちゃんって呼ぶわ。」
紬「あんな複雑な論破合戦...私たちも読者さんもしんどすぎなんですってば...」
桜「ゲームやアニメのような気楽な世界に浸りたい...」
女神「そうか...祭壇まで作って私を崇めてくれるおまえたち、よし、わかった、次回は楽しませてやろう。ゲームとアニメの世界だな?」
紬「はい、期待しています。」
翼「QOLが高い世界を希望します。」
女神「いいだろう。また異世界へ送ってやる。」
桜「え?異世界ってゲームオーバーになってトラウマなんですけど。」
女神「まあ聞け。今度はローグライクではなく、異世界から帰還するまでしっかりレベルアップする。やりがいのある世界だ。」
翼「はあ....」
女神「ダンジョンに何度も挑んでどんどんレベルアップしてすごい魔法や技も使えるようになるぞ。」
紬「ドラクエ後半のようなインフレ世界...」
女神「まだいくらかゴールドが残ってるんだろ?」
桜「無駄な女神像を作って減らしてしまいましたが、まだ25000ゴールドぐらいは...」
女神「無駄とか言うな。」
翼「あれも持って行って売ってもいいかな。」
女神「ダメに決まってるだろ。ここに祀っておけ。ともかく、25000ゴールドの元手を持ってのスタートだ。悪い話じゃないだろ?宿屋のトイレも水洗だ。」
桜「何を成し遂げればOKのミッションなんですか?」
女神「何かドラゴンを討伐するのと、異世界に家を買うこと。」
翼「すごく目標が遠すぎて歩き出したくない。」
紬「不動産を入手しても良いことがないよ。」
女神「そんなことはないだろ?セカンドセーフハウスをゲットだ。」
桜「そっちに行くことがないから持ってるだけ邪魔。」
女神「私が遊びに行きやすい。近所に友だちの家ができてうれしい。」
翼「友だち....?」
紬「ちょっとなんだか...どう返していいか...」
女神「まあ決定事項なので、そうだな....準備もあるだろうから2時間後に転移な。」
桜「言うだけ言って消えちゃった...」
翼「寂しん坊なのね...」
紬「オールマイティだけど世界に1人だけの存在だからね。」
桜「だったら最後まで思い切り付き合ってやろうじゃない。」
翼「うちら...鋼鉄の女神親衛隊だから。」
紬「長くなりそうね、次の転移。」
桜「とりあえずカネはいくらあっても困らないから、フレグランスを100ぐらい持ち込もう。」
翼「メンズとレディースを取りそろえて100本ね。全部売り切れれば50000ゴールドだ。」
紬「大量破壊兵器...ではないけど、催涙グレネードも30個持ち込もう。」
桜「レベルアップがあるんだから楽しもうね。」
翼「ともかく、前回の装備で出撃するしかないね。」
桜「また来ちゃった。」
翼「魔法屋マンソンジュ(嘘)と道具屋パキスタン(なんとなくフランス語)と武器防具屋モデスト(控えめ)がある町。」
紬「だけど宿屋のトイレは水洗でシャワートイレの町。」
桜「まず宿屋に行って前金を払い、良い部屋の長期滞在を確保しよう。」
翼「拠点は大事だからね。」
紬「金策は後日でいいや。」
桜「うちらLV1なんだけど、すでに中級のベテランの気分だよね?」
翼「見た目がまんま冒険者だし。」
紬「宿屋に荷物を置いたらギルドへ行ってクエストのことをいろいろ聞いてみよう。」
桜「そういえば女神様は、パーティ編成についても何も言ってなかったよね。」
翼「誰か加えても良くなったのかも。」
紬「うわ、ふつうのRPGみたいだ。」
桜「沼に沈むか?どうせこっちで過ごす時間は現実ではノーカウントなんだし。」
翼「お世話になったエラさんとメロちゃんがいるコンカフェにも行ってみようよ。」
紬「楽しそー!」
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女神「ふっふっっふ、こっちの世界に来てくれる♩」
青水「おまえ...寂しん坊なのか?」
翡翠「気付いてあげられなくてごめんなさい。」
女神「はあっ?なわけないだろ!私は試練の女神だ。孤高の女神だぞ。」
翡翠「今度...温泉に行って差し飲みしましょうね。」
青水「俺も付き合うぞ。」
翡翠「青水さんはダメに決まってます。」
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受付嬢「あら、いらっしゃい。お久しぶりですね。」
桜「今度はローグライクじゃなくてふつうの冒険者としてお世話になるよ。」
翼「どんなクエストがあるか訊きに来たんだ。」
受付嬢「そうなんですね。おめでとうございます。クエストにはFからSまで7種類あります。最低のFはスライムやネズミから始まるやつで、皆さんには関係ありませんね。EとDはゴブリン、オーク、コーボルトなどお馴染みのものが出ます。レベル違いも出ます。C以上は発注の都度にお伝えします。」
紬「ドロップアイテムは、敵の強さに比例してると考えていいんだね?」
受付嬢「その通りです。ドラゴンを倒せば一生遊んで暮らせます。」
桜「じゃあ、明日か明後日、クエストを受けに来るのでよろしくね。」
受付嬢「お待ちしております。」
桜「ここがエラさんのお店ね。」
翼「キラキラしてきれい。」
紬「お金もたくさんあるし、入ってみよう。」
異世界へやって来ました。今度はガチでレベルアップするRPG世界です。ゲーム好きの紬はワクワクしています。ドラゴンを倒すまでの道のりは長いですね。




