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【連載版】幼女の建国記!!幼女は強大な魔力で国を豊かにしていく  作者: naturalsoft


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連盟

新年に自国に戻ったシオンはようやくクレスト王国に戻ってきた。


「やっぱり自分の国は良いのぅ~」


執務室の机にぐて~となっている姫殿下は可愛い♪じゃなくて、緩み切っていた。


「文官のみんなも留守中の政務、ありがとうなのじゃ」


目の前にシオンでしか処理できない案件を抱えて待っている文官達にお礼を言った。


「いえ!シオン姫殿下のお役に立てる事こそ我らが喜びです」

「姫殿下のお姿を拝見できただけで元気になります!」

「しばらくお目にできなかったので辛かったですが元気になりました!」


独身の文官達がわっしょいと持ち上げてくるのでシオンは悪い顔になって言った。


「そうかそうか、それは尭孝じゃ。ならもう一仕事お願いしようかのぅ?」


シオンは別に溜まっていた書類の束を出した。


!?


「そんな~姫殿下!」

「何卒、お慈悲を!?」

「冬のコタツでゴロゴロさせてください!」


「ええっい!黙って働くのじゃ!こういう時のために独身の文官を雇ったのじゃからなっ!」


既婚者は正月は家族と一緒に過ごしているよ。

独身男性は使いやすいのじゃ♪(鬼畜)

ちゃんと正月前には連休を与えておるからの。


泣いている文官にシオンはため息をついてから言った。


「はぁ、わかったのじゃ。取り合えずこの溜まった書類を片付けるのじゃ。終わった者から帰って良いぞ」


「流石は姫殿下!話がわかる!」

「一生憑いていきます!」

「マッハでやりますよ!」


ワイノ♪

ワイノ♪


騒がしくもいつもの日常が戻ってきたのだった。

ちなみに、シオンにしごかれた文官達は『仕事だけ』はできる有能な文官達である。

性格は『ロリコロリン』と残念な性格な者達であるが。

(言葉を濁してあるよ)



と、そんな日常が戻って数日経ったある日──


「シオン姫殿下!スノー王国からハクト殿が参られました!緊急の連絡があるそうです」

「ふむ、すぐに通すのじゃ」


やってきたハクトは泥だらけでいかにも急いでやってきたと言う感じだった。


「この真冬にご苦労様じゃ。スノー王国では雪が積もり馬も出せない状態じゃろう?どうしたのじゃ?」

「はっ!前回は我が国を救って頂きありがとうございました。このような身なりで申し訳ありません」


ハクトは一息入れてから本題に入った。


「前回、我々を嵌めた商人を覚えておられますか?」

「あの温泉施設の建設に金を出させたやつじゃな」

「はい。十分に絞り取ってから拘束して尋問した所、南の自由連合国が関与している供述を始めました」


まぁ、そうじゃろうのぅ。

魔薬はいち商人の手には余るからのぅ。


「それで、どんな問題が起きたのじゃ?」


ハクトは言い辛そうに話した。


「・・・・自由連合から宣戦布告をされました」


!?


「バカなっ!?今は冬じゃぞ?普通であれば春先じゃろうに!」

「恐らく温泉のせいでスノーガーデンが枯れたと言う情報のせいかも知れません。向こうにしては全滅する前に確保したでしょうから」


むむむっっ、確かに一理あるのぅ。


「それにスノーガーデンは寒い冬が花の咲く季節なのです。確保して育てる積もりかも知れません」

「スノーガーデンの群生地は潰したのじゃろうな?」

「はい!それは口の固い側近で焼き払いました。他にも目につく所は刈り取りましたが、山の方や道端に少し生えている所まで残念ながまだ・・・」


まぁそれは仕方がないじゃろ。


「二つ気になる事がある。まず自由連合は生産した魔薬をどこで売り捌こうとしていたかじゃ」

「それはどういう意味でしょうか?」


ハクトはピンとこなく聞き返した。


「まさか魔薬を自国で売り出して自分の国の経済をボロボロにするなど愚の骨頂じゃぞ?」


!?


「な、なるほど。どこの国や地域で売るのかと言う事ですね」

「そうじゃ。妾なら敵国に売り捌いて、国がボロボロになった所で戦争を仕掛けるのじゃがのぅ?」


シオンの言葉にハクトは背筋が冷たくなった。


「あくまで妾の想像じゃが、無知なスノー王国で少量を売り捌いて症状の実験をしてから、メインの国で売り捌くつもりじゃろう。まぁ、こちらが魔薬の存在に気づいているとは思ってもおらんかったろうがな」


「クソッ!どれだけ俺たちを弄べば気が済むんだ!」


前回の田畑をダメにした時のことを思い出したのだろう。


「ハクト殿。知識は武器じゃ。武器だけでは国は守れん。少し余裕が出てきたのならしっかりと勉学にも力を入れるよう族長殿にも伝えて置いて欲しい」


「かしこましました。それで二つ目の懸念とは?」

「当然、我が国じゃ。自由連合は帝国の次に大きな国じゃ。妾が支援したことは向こうも知っておろう?攻めてくるのはスノー王国のみか?何かしら理由をつけて妾の国にも攻めてくるのではないのか?」


ハクトの顔が驚愕した驚きに変わった。


「ま、まさにその通りなのです。俺の、私どもの国を支援したと言うことで自由連合はクレスト王国にも敵対を表明いたしました。私は飛ばしてきたので数日以内にも自由連合から宣戦布告の使者がくるかと思います」


「やはりそうか。雪の酷いスノー王国を攻めるより雪の少ないクレスト王国を攻めて、支援を止めればスノー王国はどうにでもなると考えたのじゃろうな」


シオンは立ち上がって宣言した。


「妾は人をダメにする魔薬は大っ嫌いじゃ!それで金儲けしようと他国に妨害工作をして、更には国に戦争をふっかけるなど言語道断じゃ!今、ここにスノー王国と軍事同盟を締結し、連合軍を結成して対処することを宣言するのじゃ!」


ハクトは驚くばかりで動けなかったが、その場にいた護衛の兵士やセツナなど敬礼を持ってシオンを支持したのだった。








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