◇第1章&間章 設定紹介◇
第1章および間章で登場した主だった設定およびスキルなどをまとめておきます。
ストーリー理解の一助となれば幸いです。
※第1章および間章を読んでから、お読みいただくことを推奨します。
【No.1】ブイモン(正式名称→VSモンスター100)
EBMを除いた100種のモンスターを攻略することでクリアとなるVRMMO。
発売日は2034年7月1日(1話時点では、発売から1年と1カ月ほどが経過)。
日本サーバーのみ。
五感再現度の高さも売り。
3倍の加速世界を実現(リアルにおける1秒=ブイモンにおける3秒)
ゴア表現はお好みで設定。
15歳未満のプレイヤーにはエーダブがゴア表現規制の方向で働きかける場合が多い(しかし表現規制を強制はしない)。
※ゲームにおける年齢制限・表現規制は私達の世界と比べて緩めにしてます(血なまぐさい戦いが描きたいという作者のエゴ+ブイモン制作会社ILLUMINATE.AWの本意)
【No.2】モンスター
G1~G5までのモンスターが確認されている。
モンスターには痛覚がなく、痛覚は不快感に代替される仕様。
モンスターがプレイヤーから攻撃されて怒るのは、不快感を受けるから。
生息域が決まっているモンスターもいれば、生息域が決まっていないモンスターもいる。
グレードが高くなるほど、モンスターに搭載されるAIの知能レベルも高くなる傾向にある。
加えて、グレードの数値分ステータスに補正がかかる。
G5モンスターなら、全ステータスに5倍の補正がかかる。
G1→30種(討伐適正レベル1~95)
G2→25種(討伐適正レベル100~290)
G3→25種(討伐適正レベル300~450)
G4→10種(討伐適正レベル?)
G5→5種(討伐適正レベル?)
未発見→5種(討伐適正レベル?)
討伐適正レベルは5人パーティで挑んだ場合の一人当たりのレベルです。
“最強”ナギ率いる〈フロクロ〉はG4まで制覇をしている。
合わせてEBMの特徴も。
・世界にたった1体の特異個体。
・リポップしない。
・プレイヤー同様にレベルを上げていく。
・G3以上の個体しか発生しない。
・討伐した者に討伐報酬としてイレギュラー装備を授ける。
【No.3】プレイヤー
アバターメイキングの自由度も高く、多くのプレイヤーは美男美女のアバターでプレイしている。
MMOの基本システム『ステータス』『スキル』『装備』などで強くなっていく。
レベルアップと共に獲得できるSSPでステータス向上とスキル獲得を図る。
SSPは1レベル上がる毎に10獲得できる。
スキルの獲得にはSSPを500用いる(50レベル分のSSP消費)。
ステータスは以下6種。
HP・MP・STR・VIT・DEX・AGI。
HPは体力。
全損するとデスペナルティとして1時間のログイン制限が課される(ゲーム内時間では3時間が経過する)。
MPは魔力。
スキル発動時に用いたり、スキルの威力を決定づける。
どんなビルドを組むにしろMPはかなり重要(アクティブスキルは基本的にMPを消費する仕様なので)。
STR特化ビルドであろうとも、自己のSTRを倍加する【エンハンス・ストレングス】を唱えるにはMPを用いるためMPを少し上げておく必要があったりする。
STRは筋力。
近接物理攻撃力を上昇させる。
また、重たいものを持ったり、高い脚力を活かして高速移動することもできる。
ただ、STR由来の高速移動をする場合はAGI由来の高速移動と違い、体感時間が伸長されない。
そのためSTR由来の高速移動は事故りやすい(体感時間が遅くならないため、障害物などを避けられなかったりする)。
また、VITの100倍に当たるSTRを発揮するとSTRを発揮した部位が自損する(とてつもないSTRで剣を振るったら、自分の力に体が耐えきれずに腕がもげちゃうみたいなことが起きます……)。
VITは耐久。
防御力や状態異常への耐性を向上させる。
単にタンク用のステータスと言うだけではなく、高STRによる攻撃時のインパクトに耐えたり、高AGIによる高速移動に耐えるために最低限VITを上げておく必要がある。
ステータスによって引き出される超人的な挙動に耐えるための大切なステータス。
DEXは技巧。
遠距離物理攻撃力や生産系スキルに関わる。
NPC商店では流通しない希少な装備やアイテムはプレイヤーの生産スキルで作られているものがほとんど。
鍛冶師や生産者などには必須ステータス。
AGIは敏捷。
移動速度と体感時間を決定づける。
AGIの値が1万になると、移動速度が音速(秒速343メートル)に達する。
機動力を確保できることから、人気のステータス。
VITの100倍のAGIを発揮すると、AGIを発揮した部分が自損する(主に足が折れたり……勢いそのままに転倒すればデスぺナもありうるかも……)。
基本、ステ振りで極振りすると痛い目を見るゲームです。
どんなロールをするにしろ、程よく特化させるくらいがちょうどいい感じです。
【No.4】スキル
特殊技能の総称。
スキルと言っても、多様な種類のスキルが用意されている。
①スキル→SSPを使って獲得できる。最大保持数は3つ。
②スミス・スキル→鍛冶師作のスミス装備に付随するスキル。
SSPで獲得できるスキルもあれば、イレギュラー・スキルのような突飛なスキルも付随する(鍛冶師次第で付随するスキルが多様化する)。
③イレギュラー・スキル→EBM討伐報酬の装備に付随するスキル。
EBMの特徴や保持していた力がスキル内容となっている。
④ユニーク・スキル→?
実在するのかも分からない都市伝説レベルのスキル。
⑤レジェンダリー・スキル→?
ユニーク・スキル同様、実在するかも分からない都市伝説レベルのスキル。
⑥オリジナル・スキル→【真の覚醒者】
現時点で世に1つしかないオリジナル・スキル。
一般プレイヤーの中から、ブイモンのクリア者が現れなかった時にブイモン開発責任者エマ・イングラムが使用する予定だったスキルでもある。
――ブイモンの強プレイヤー(G3制覇レベル)は先述の『スキル』『スミス・スキル』『イレギュラー・スキル』の掛け合わせによってオンリーワンの戦い方を確立していく傾向にある。
【No.5】装備
『武器』『上半身』『下半身』『籠手』『靴』『アクセサリー』の6項目がある。
もちろん6項目以外の衣類やアクセサリーもブイモン世界で買うことができ、身につけることができる。
ただし装備に分類されない衣類を身につけても、ステータス補正は受けない。
また、装備の耐久値はかなり高く設定されている。
大抵の衝撃には耐えうる設計(もちろんグレードが上がるほど頑丈になる傾向にある)。
【No.6】パーティ
1パーティ5人までで構成される。
パーティ単位で討伐カウントやモンスターを倒した際の経験値が共有される(5人なら経験値は5等分)。
パーティ内でメッセージを共有できるパーティチャットも使用可。
パーティメンバーの残りHPなどはメニュー画面のパーティ欄から確認する必要がある。
ブイモンは自分のHPなどもメニュー画面から確認する必要がある(いちいち視界端に自分やパーティメンバーのHPバーがあると邪魔という理由から、こうした仕様が取られている)。
ちなみにHPの減少や死期の近さは『感覚補助システム』によって直感的に理解できる。
感覚補助システムは装備やスキルの扱いを直感的にアシストしてくれる機能です。
【No.7】“始まりの都市”タルランタ
ブイモンに初ログインしたルーキーが最初に訪れる都市。
チュートリアル会場は円形都市であるタルランタの中央にある“始まりの間”で行われる。
PKKギルド〈ライフ〉や情報屋ギルド〈ニート〉の本部がある都市でもあり、8大都市の中で最も治安がいい。
他の都市では街路でオレンジ・プレイヤーを見かけることなど特に珍しくもないのだが、タルランタではオレンジ・プレイヤーすらほとんど見ない。
ちなみにタルランタの由来は『センター』+『セントラル』のアナグラムです。
ブイモン世界は西のウェス大陸と東のイスタ大陸に分かれており、タルランタはウェス大陸の中央に位置するのです。
ウェス大陸→G3以下のモンスターが主。〖転移の翼〗を用いた時に転移先として指定できる〖輝光結晶〗が多め。
イスタ大陸→G4以上のモンスターが主。EBMが多い。〖輝光結晶〗は少なめ。プレイヤーは転移系アイテムの力に頼らず、未開の地を自らの足で踏破する必要がある。
◇登場スキル一覧◇
①【自動HP回復】
毎秒、総HPの1%に当たるHPを自動回復するパッシブスキル(MPを必要としない常時発動型)。
また【自動HP回復】には上位スキルがある。
まずは【自動HP回復Ⅱ】→秒間、総HPの3%を回復する。
【自動HP回復Ⅲ】→秒間、総HPの5%を回復する。
SSPを使って【自動HP回復Ⅲ】を取った場合、新たにSSPを使って他のスキルを取ることはできない。
【自動HP回復】を取得→【自動HP回復Ⅱ】を取得→【自動HP回復Ⅲ】を取得という道筋を辿るため、【自動HP回復Ⅲ】はスキルスロット3つ分に該当してしまう。
②【自動MP回復】
【自動HP回復】のMPバージョン。
回復量なども【自動HP回復】と同じ。
もちろん【自動MP回復Ⅱ】や【自動MP回復Ⅲ】もあります。
③【物理ダメージ耐性】
物理ダメージを25%カットする。
【物理ダメージ耐性Ⅱ】→物理ダメージ50%カット。
【物理ダメージ耐性Ⅲ】→物理ダメージ75%カット。
④【クイック・チェンジ】
瞬間的に装備を切り換えるスキル。
装備しているものとインベントリ内の装備を切り替える。
消費MPは10。
⑤【クイック・リトリーブ】
インベントリから任意のアイテムや素材を瞬時に取り出すスキル。
消費MPは5。
⑥【プロヴォケーション】
モンスターからのヘイトを集めるスキル(初撃に限り、確実に攻撃を誘導できる)。
使用どころが限られているため、HPとVITを1.2倍に上昇させるという特典付き。この特典だけでもかなり強く、タンク御用達。
上位スキルに【パーフェクト・プロヴォケーション】と言うスキルもあります。
SSP消費によって【パーフェクト・プロヴォケーション】を取得すると、スキルスロット2つ消費します(【プロヴォケーション】取得後にしか取得できないため)
⑦【エンハンス・○○】
○○のところには6種のステータスのいずれかが入ります。
例えば【エンハンス・ヒットポイント】ならMPを10消費して、2分間自身のHPを2倍に強化します。
【エンハンス・ヒットポイントⅡ】→MP消費20。4分間自身のHPを4倍。
【エンハンス・ヒットポイントⅢ】→MP消費30。8分間自身のHPを8倍。
⑧【バフ・○○】
○○のところには6種のステータスのいずれかが入ります。
例えば【バフ・アジリティ】ならMPを10消費して、任意のプレイヤーのAGIを2倍に強化します。
強化中、10秒経過ごとにMPを1消費します(同時に4人強化していたら、その分MP消費も多くなります)。
【バフ・アジリティⅡ】→MP20消費。10秒ごとに2MP消費。任意のプレイヤーのAGIを4倍。
【バフ・アジリティⅢ】→MP30消費。10秒ごとに3MP消費。任意のプレイヤーのAGIを8倍。
また、同一対象者へのバフの重ね掛けはできない。
2人のプレイヤーが【バフ・アジリティ】を1人のプレイヤーに施しても、支援を受けたプレイヤーはAGIが2倍にしかならない。
これもまた余談ですが【バフ・アジリティ】と【バフ・アジリティⅢ】が同時に同じ人に施された場合は、効力の高い【バフ・アジリティⅢ】が適用されます。
もちろん【エンハンス・アジリティ】と【バフ・アジリティ】ならば別種のスキルとなりますので、効力は重なり該当プレイヤーのAGIは4倍となります。
⑨基本5属性魔法スキル
炎・雷・氷・風・土の5属性の魔法スキル。
メイクは炎操作スキル【ファイア・コントロール】を使っていましたし、緑オールバックの仲間の酔っ払い青年は氷操作上位スキル【アイス・ブレッシング】を使っていました。
【ファイア・コントロール】→消費MP×5に当たる威力と、消費MP×0.02立方メートルに当たる炎を操れる。
【アイス・ブレッシング】→消費MP×6に当たる威力と、消費MP×0.12立方メートルに当たる氷を操作できる。
『コントロール』系はスキルスロットを1つしか消費せず、上位スキルである『ブレッシング』系はスキルスロットを2つ消費する。
⑩【パーフェクト・ヒール】
下位スキルに【ヒール】がある。
【ヒール】→対象者のHPを消費MP×3に相当する量回復する。
【パーフェクト・ヒール】→消費MP100。対象者のHPを完全回復する。
蛇足かもしれませんが、回復系上位スキルなのでスキルスロットを2つ消費します(SSPではなく、スミス・スキルなどで【パーフェクト・ヒール】を獲得していれば話は別ですが)。
⑪【マジック・ボール】
無属性魔法。杖などの魔法装備プレイヤーが扱える。
消費MP分の威力の魔球を相手に打ち出す。
魔法スキルを獲得していない初心者向けの救済措置。
◇登場アイテム一覧◇
①〖G1モンスター攻略本〗
G1モンスターの生態や討伐適正レベルなどが記されている。
先達との伝手がない人は当アイテムのお世話になることが多いはず。
現在、購入できるのは〖G4モンスター攻略本〗までです。
いつかG5のモンスター達が攻略された暁には〖G5モンスター攻略本〗が販売されるようになるでしょう。
ちなみに〖G5モンスター考察本〗という本は一部のプレイヤーが取り扱っています。攻略されてはいないので、考察本なのですね。
②〖転移の翼〗
世界に点在する〖輝光結晶〗に転移できるアイテム。
白い羽のアイテム。
転移開始までに10秒の時間を要し、アイテム使用時には羽が輝きを放つ。
③〖転移の回廊〗
〖転移の翼〗の複数人同時に使用できるバージョン。
見た目は白い砂の塊。
それを宙に投げると空間が捻じれ、10秒かけて回廊が出現する。
その回廊を潜り抜けると、転移先に移動できる。
④〖SSPスクロール〗
SSPの振り直しができる巻物型アイテム。
ビルドの再構築のための必需品。
⑤〖名称変更のクリスタル〗
プレイヤーネームを変えることができる。
ただし、オレンジ・プレイヤーやレッド・プレイヤーは使用できない。
一度使ってしまうと、ゲーム内時間で1カ月経つまでは再使用できない。
⑥〖容姿変更のクリスタル〗
容姿の変更に使用する。
オレンジ・プレイヤーやレッド・プレイヤーは使えない。
再使用までに1カ月の時を要する。
⑦〖誓約書〗
プレイヤー間での約束事に使われるアイテム。
ゲームルールによって相手方に要求を通したり、相手の行動を縛ったりすることも可能。
⑧〖HPポーション〗
種類は3種。
〖低級HPポーション〗→総HPの25%を回復。
〖高級HPポーション〗→総HPの50%を回復。
〖特級HPポーション〗→HPを完全回復する。
ポーションは色んな味付けがされていたり、自分でも味付けできる。
疑似アルコールである〖アルコル〗を混ぜることもできる。
〖MPポーション〗の場合は上記の『HP』という文字を『MP』に変換していただければと理解していただけると思います。
⑨〖煙玉〗
衝撃が加わることで煙をまき散らす玉。
一瞬で煙が噴出されるので、目くらましアイテムとして使われている。
まとめ忘れてる設定もあるかもです……。
引き続き、拙作をお楽しみください。




