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ドルヲタ男子高生、アイドル運営はじめました!  作者: フミヅキ
第三章 二人のアイドルとあの軍団と僕
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二人のアイドルとあの軍団と僕⑲

 そして、ミソラ復帰ライブの日がやって来た。懇意にしてもらっているイベンターさん主催のイベントで、今回、真夜中のドールズクローゼットはトリを任されていた。


「はぁ……」


 溜め息をつきながら、既にステージ衣装に着替えた白樺さんがスタンドミラーを覗き込んで何度も髪やメイクを直している。初ライブの時以上にナーバスになっている様子だった。


「白樺さん、緊張してる?」

「ええ」


 素直に頷く彼女に、僕はポットに入れてきた暖かい紅茶を差し出す。


「リラックスしていこう。大丈夫だから」

「ありがとう、椿くん」


 白樺さんは温もりを得ようとするように、両手でプラスチックカップを包み込んで持ちながら中身を啜った。


「みーたん……」


 椅子に腰掛ける白樺さんの後ろから、柊木さんが遠慮がちにそっと抱きつく。白樺さんはカップをテーブルに置くと、柊木さんの腕をぽんぽんと優しく叩いて振り返る。


「ありがとう、ルゥちゃん。あなたがいるから、わたしはがんばれるのよね」

「みーたん!」


 柊木さんが白樺さんを抱き締める腕に力を込めると、白樺さんは柊木さんに寄り掛かかりながら微笑んだ。

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