火炎の魔人討伐作戦
北の魔王城から東西南魔王の娘を救出後
一行は、一度王宮に戻ると王宮広場に降り立った。
3匹の青竜に乗り換え、遊星、スイレン、セレナは
東の子爵領に向かって飛び立った。
2匹の黄竜に乗り換え、テラとライアが西の子爵領に
向かって飛び立った。
ノアとフウカは2匹の緑竜に乗り換えて、南の子爵領
に向かって飛び立った。
ー東の子爵領ー
東の子爵領上級に到着すると、下方に東の魔人たちが
騒いでいたが、スイレンを見ると子爵邸の中に駆け
込んでいき、暫くすると水の魔王が外に出てきた。
その前に3人は降り立った。
スイレンが魔王に
「助け出してもらった」
魔王は
「ありがとう」
「これからは、君たちに協力する。なんでも言って
くれ」
遊星は
「北の子爵領の火炎の魔人、その後は魔王城の業火の
魔王を討伐したい。協力してくれ」
東の魔王は
「私達もその戦闘に加わろう」
セレナは
「貴方たちに捕まった兵たちを解放して欲しい」
と言うと
東の魔王は
「我々が行くよりは、君たちが言った方が良い
だろう」
女魔人に一緒に行くように指示した。
セレナと遊星は女魔人についていくと牢獄についた。
牢獄には多くの兵がいた。
セレナが呼びかける。
「エレナ~、エレナどこにいるの~」
エレナが答えてきた。
「セレナ~ここよ~」
カギを監視役から預かった女魔人が牢のカギを開ける。
エレナとセレナが抱き合った。
遊星はエレナに状況を説明し、他の兵士達を牢から
出す前に、東の魔王が従ったのは娘が誘拐された
ためで、娘を救い出した事から水の魔王が仲間に
なった事をエレナから兵達に伝えて貰ってから
全員解放した。
子爵のVIP応接室に子爵、宰相、親衛隊隊長の
エレナ、副隊長のカペラと遊星、セレナ、水の魔王、
娘のスイレンと女魔人で顔御合わせを行った。
東の魔王が
「娘が北の魔王に拉致されたとは言え申し訳ない
ことをした。今後は貴方たちとともに北の魔王
討伐したいと考える」
子爵は
「北の魔王は貴方たちと違って、人間を滅ぼそうと
考えています。貴方達が力を貸してくれるのは
非常に心強い。よろしくお願いします」
「東の魔王殿は客室をご使用ください。他の方々
には兵士の宿舎よりはホテルを手配しますので、
行動を起こす時までゆっくり休んでください。
訓練が必要な時は訓練所の使用を手配します」
「水の魔王殿と、娘のスイレンさん、そして
女魔人殿は、是非、夕食を一緒に取って
ください」
遊星とセレナはエレナの自宅に訪れた。食事を
した後、遊星が先に風呂に入っている間、エレナ
とセレナは二人でこれまでの話をした。
エレナが、
「戦う能力が乏しいセレナが、北の魔王城に姫達を
救いに行く危険な行動をした事が驚き」
セレナは魔素で剣を創り出して見せたので、改めて
エレナが驚いている。
セレナは
「北の魔王に捕まった母を助けに行くため力が
欲しいと遊星に伝えたところ遊星と交わる事で
スキルが共有できると伝えられたので、遊星と
交わって結婚した」
エレナは
「それでは、遊星とスキル共有を目的に?」
セレナは
「遊星が好きたったから」
「テラさんも、前北魔王の娘ノアさんも遊星と
結婚して、私はテラさんやノアさんのスキルも
共有しました」
「もし、姉さんが火炎の魔人を倒して母を助け
たいなら、そして業火の魔王を倒したいなら」
エレナにとっても遊星は魅力的な相手で申し
分けないが、妹セレナと同じ相手と夫婦になる
事は覚悟が必要だし、セレナにとって奥さんが
増えるのは望ましい事ではなくて、それが実の
姉だとなおさら覚悟が必要であった。それでも
北の魔王を倒すのに必要なことだと思った。
その夜。エレナは遊星の部屋を訪れた。二人は
キスをしたのち部屋の明かりを消した。
【赤井遊星】
年齢21歳、身長182cm、出身は地球、
家族は両親と妹、妻5人、黒髪ヘア
オリジナルスキル:短期間理解言語能力。
生き物、女性とスキル共有。
女性から得たスキル:ジャッジメントの剣・弓
気配隠ぺい、気配サーチ能力、
力量サーチ、毒感知
高位ヒール、瞬間移動、
眠り付与、火、剣舞
スキル共有した生物:(現世)サメ、ライオン、
黒豹、チータ、リス、
タカ、犬、猫
(異世界)飛竜、一角獣
【親衛隊長エレナ】
年齢21歳、身長163cm、家族は両親と
妹、夫(遊星)、薄茶セミロング。
遊星と共有した能力:生き物とのスキル共有。言語理解力。
ジャッジメントの剣と弓。
サーチ能力。気配隠ぺい能力。
瞬間移動、眠り付与
高位ヒール能力。
オリジナル能力:剣舞、槍、鉾。
スキル共有の異世界生き物:赤竜
ー西の子爵領ー
一西魔王の娘ライアとテラは黄竜に乗って西の
子爵領に到着した。
西の子爵領上空に到着すると、下方に西の魔人たち
が上方を見上げていた。
黄竜の上からライアが下方に手を振った。
地上にいる魔人達が騒いでいる。一人が子爵領に
入っていくが、子爵領の3階の窓から雷の魔王が
上空のライアを眺めていた。
子爵邸から、雷の魔王が子爵邸から外に出て来た
ところで、ライアとテラは黄竜を降下させた。
ライアは黄竜から降りると、走って行き雷の魔王に
抱き着いた。
雷の魔王がテラを見て
「君が助けてくれたのか」
テラは
「ノアと私の仲間3人で助けに行きました。他の
メンバーは他の子爵領に行っております」
雷の魔王が
「君にお礼がしたいが、何かあるか」
テラは
「先ずは、子爵邸の子爵及び子爵の家族、民衆、
兵士達を解放してください」
雷の魔王が
「子爵と家族は子爵の部屋にいるし、民衆は外出
以外は自由にしている」
「兵士は解放するのは良いが、襲い掛かられたら
困るので子爵か家族に解放に向かってもらう」
その後、子爵の部屋に魔王、テラ、ライアの3人
で出向いた。
魔王は子爵に
「このテラと3人の仲間たちで、ここにいる
北の魔王城から私の娘ライアを助け出して
もらった」
「北の魔王に従う必要はなくなったので、貴方達
と一緒に北の魔王と戦うつもりです」
テラが子爵に
「雷の魔王様が仲間になりました。この事を兵に
説明してから解放してください」
子爵は雷の魔王と娘のライア及び聖女テラをつれて
兵士が捕らえられている牢に行って、皆に状況を
説明してから、牢から兵士たちを解放した。
ー南の子爵領ー
一風魔王の娘フウカとノアは緑竜に乗って南の
子爵領に到着した。
南の子爵領上空に到着すると、下方に緑の魔人たち
が上方を見上げていた。
4階の部屋から、2階のバルコニーには風の魔王と
樹木の魔女が上方を見上げていた。
緑竜の背中の上からフウカが手を振った。
緑の魔人達からは歓声が上がった。
バルコニーの樹木の魔女が手を振った。
風の魔王と樹木の魔女が子爵邸の外に出て来た
ところで、フウカとノアは緑竜を降下させた。
フウカとノアは緑竜から降りると、魔王と魔女
の側に歩いて行った。
フウカは樹木の魔女に抱き着き、魔王はフウカの
頭をなぜた。
魔王がノアに両手で握り
「君が助けてくれたのか、ありがとう」
と言うと
ノアは
「私と、仲間の人間3人と助けに行きました」
続けて
「子爵と子爵の家族、民衆、兵士たちは無事
と思いますが、解放して貰えますか」
魔王は
「もちろん解放するさ、先ずは子爵を幽閉して
いる子爵の部屋にいきましょう」
子爵の部屋につくと、ノアが子爵に
「私は先日亡くなった北の魔王の娘です。業火の魔王
は私の兄ですが、私も兄を許せません」
「風の魔王が業火の魔王の指示に従ったのは娘のフウカ
が誘拐され北の魔王城に投獄されていたからです」
「娘のフウカが助け出されたので、風の魔王が業火の
魔王に従う必要がなくなりました」
「これからは風の魔王は人間の味方です。私たちは強力
して業火の魔王を討伐しましょう」
「それから、投獄されている兵達を解放したいので、
子爵様と一種に牢へ行って、皆さんに説明して頂い
てから解放してください」
子爵、魔王、魔女、フウカ、ノアは牢獄に向かった。
ー火炎の魔人討伐会議-
王都に戻った遊星、セレナ、テラ、ノア達は、水の
魔王、水の女魔人、娘スイレン、雷の魔王、娘ライア、
風の魔王、樹木の魔女、娘フウカ及びエレナを連れて
王宮に飛竜に乗って降り立った。
王、宰相、親衛隊隊長、聖騎士隊隊長、新設された
作戦司令部の隊長等と新たに設置された作戦本部に
集合して今後の作戦を練る事にした。
作戦本部長が口火を切った
「作戦司令部の隊長に指名されたガロウです。これより
作戦会議を開きます」
「東西南の魔王殿が、仲間に加わった事は非常に心強い。
歓迎いたします」
「最終目標は北の魔王城で魔王討伐ですが、先ずは北の
子爵領にいる火炎の魔人を討伐します。この件に関して
作戦を練りたいが、北の子爵領に侵入した遊星殿に聞く
のが良いと思う。いかがですか」
作戦本部長が遊星を見たので、遊星は
「火炎の魔人含め魔人の数は約50名、魔人の治療をさせ
られている人間のヒーラーは3名」
「ヒーラー救出と、魔人への攻撃を同時並行で進めます」
本部長が
「ヒーラーの一人は、エレナとセレナの母親だったな」
遊星は続けて
「気になるのは、魔人が来ていた防具です。ゴム状の防具
で、短剣で刺したが通過しませんでした」
「ゴムは電気を通さないので雷の魔人達の雷対策。頭・額、
胴体、腕、甲、股間、太腿、ひざ下、足とほぼ全体が
守られており、風の魔人攻撃の風の刃も防具の隙間に
当たらない限り防がれてしまいます」
「今のところ有効なのは、水魔人の水球で囲って窒息させ
る方法か、風の刃又は弓で喉元を狙うかです」
「剣などの武器で攻撃するならば、あの防具を切り裂く
ようなパワーと強力な武器が必要になります」
水の魔王がここで発言した
「遊星殿ならパワーを得る方法はあります。一度森林の
大陸に行きませんか」
水の魔王は女魔人をさして
「案内役としてこのミラを同行させます」
森林の大陸には魔法学校がある。そこにはノア、ライア、
スイレン、フウカ及び女魔人ミラも通っている。
遊星と魔人5名と、セレナ、エレナ、テラの計8名で
森の大陸へ飛竜に乗って出かけて行った。




