恭子と玲子 vol.097 「分かってんじゃん、相棒~。」
「恭子ちゃん…なのかな…???」
里奈。
「え~~???」
笑いながら隼人。
「どういうこと…???」
「浩二のあの時の言葉…。」
「あの時の言葉って…???」
「好きな人はいません。けど…、好意を持ってくれてる人はいます。」
「それが…???」
「あ~ん、もう~隼人~~。分かってるくせに。」
「まっ、どんな展開になるのかは…、お楽しみ…と言う事で…。結婚式での事もあるしね。」
「な~んだ…、やっぱり…、気付いてたんだ。」
「まっ…、玲子ちゃんは…浩二のようだけど…。浩二は…どうやら…、本命は…。…で、もんちゃんは…。どっちかって~と…、恭子ちゃんでは…。どうかな…。」
「な~に~、分かってんじゃん、相棒~。」
と、テーブルに両肘を着いている隼人の右脇を左肘で小突く里奈。
隼人、
「痛て。」
「ハハ。」
と、言いながら隼人の右腕に左腕を絡める里奈。
そして右人差し指で隼人の額を小突く。
そして唇を尖らせて、
「チュッ。こんにゃろ。」
夏輝がゆっくりと後ろのレストランに顔を向ける。
隼人が右手で手招き。テーブル全体に右手人差し指でなぞるように。
夏輝がコクリと頷き、4人に…、
「さ、そろそろデザートのようですよ。」
「わお。」
玲子。
「行こ。」
恭子。
「さてさて…、最後か~。」
明彦。
玲子と恭子の顔を見て浩二。
「ではでは…。」
「さ~てと、これで、何とか片付いたわね~。よし、オッケーっと~。じゃ、和。」
智香子。
「おぅ。も~ん、ちょっといいか~???」
和人。
「では…、3人揃ったところで…。本日より私、青山智香子は、青山和人の妻として、こちらで共に生活する事になりました。ふつつかものですが、よろしくお願い致します。もんちゃん。」
「あっ、いや…、そんな…智香さん。俺の方こそ…、居候的存在なのに…。」
夏輝
「何バカ言ってんの。私たちの弟的存在でもあるのよ、もんちゃんは…。」
「いや…、その…。はは…、参ったな…こりゃ。」
「そんで…、あの子たちも出入り自由ね。」
「えっ???」




