恭子と玲子 vol.096 メニューも終わりに近づいた頃…。
「それではまずは…乾杯。」
隼人の音頭で…。そして、ゆっくりとテーブルに運ばれる、それぞれのメニューに。
「ひゃ~~凄~い、美味しそう~。」
恭子。
「うんうん、これ…おいし…。」
玲子。
「もう食べてるし…。」
「だって…、この美味しさだよ。」
「ははは…、良いネェ~玲子ちゃん。」
隼人。
「でもさ、恭子ちゃんも玲子ちゃんも、少しずつ、美味たるもの…、分かってきたんじゃない…???ねぇ~もんちゃん。」
里奈。
「えっ…???あっ…、はは…、そう…ですね~。うん。…どう…、恭子ちゃん、玲子ちゃん…???」
「はい。いつも…ありがとうございます。」
ふたり共に、口に手を当てながら…。
「浩二も、明彦もねぇ~、少しずつ…。」
里奈。
「あ…、ははは…、はい、すみません。ご馳走になってます。」
浩二。明彦は頻りに頭を掻きながら…。
そして…メニューも終わりに近づいた頃…隼人が夏輝に…。
夏輝、頷き、
「恭子ちゃん、玲子ちゃん。」
「えっ…???」
「うっそ――――――っ、凄~~い。もんちゃ~~ん。」
恭子と玲子共に。
「ははは…、どう…気に入った…???」
「うんうんうんうんうん。」
ふたり共に…。
「こんな事が…まさか…。」
恭子。
「実現…するとは…。」
玲子。
「ここに来たら…やっぱり…。」
夏輝。
「ひえ~~すげぇ~~。」
明彦。
「うん、凄い、凄い。まさか…これほどとは…。」
浩二。
「ばたやん。」
「…はは…、コウちゃん。」
恭子と玲子。
「夏輝さん、ここ…凄いですよね。」
浩二。
「うん。僕も和さんから最初に連れてきてもらった時に、びっくりしたんだ。」
夏輝。
つまりはレストランの端の方はバルコニー式になっている。
半ドームになって、東京の夜景を観れる場所がある。
東京の夜景を観ながら手摺に寄り添っている5人の姿。
レストラン中では隼人と里奈。
「ねぇ~隼人~。」
「ん~???」
「あのふたり…。」
「あ~、浩二と玲子ちゃん…???」
「それも…あるけど…、もんちゃん…。」
「もんちゃん…が…???」




