恭子と玲子 vol.094 天空レストラン・フィレンツェ。
最上階43階。エレベーターのドアが開く。
「うわっ、広~。…で、綺麗~。」
玲子。
そして目の前に素敵なモニュメント。
それを観てるだけで、もう既に辺りを見渡せば、
「レストラン・フィレンツェ」のネーミング。
「ここか~~。」
恭子。
「では…参ろう。」
玲子。
「だから~、かぐやじゃないってば~。」
「はは…、いいから、いいから…。」
その時、乗ってきたエレベーターの隣のドアが開く。
「えっ…!!!もんちゃん…!!!」
その途端、いきなり胸の鼓動を感じる恭子と玲子。
「おや、ふたりとも、来てたんだ。」
夏輝。
「…来てたんだ…って…。じゃ…もんちゃんも…隼人さんに…???」
恭子。
「うん、そうだけど…。あれ…、恭子ちゃんたち、知らなかったんだ…???」
「え…、えぇ…。私たち、田端君と早瀬君に話、掛けられただけだから…、詳しい事はなにも…。」
「こんばんは、もんちゃん。」
玲子。
「うん、こんばんは。んじゃ…、とにかく行こか。」
「って…、もんちゃん…ここ…???」
恭子。
「うん、和さんと智香さんと何度かね。」
「凄っ!!!」
玲子。
そして、レストランに入れば、今度はその光景に圧倒。
恭子、玲子ともに、
「凄――――――っ!!!綺麗――――――ッ!!!」
目の前に広がる豪華絢爛たる夜景。
「おぅ~~来たね~ふたりとも~~。」
隼人。
「待ってたわよ~恭子ちゃん、玲子ちゃん。」
里奈。
そして、
「よっ。」
「ハイ。」
明彦と浩二。
「エレベーターの前で、バッタリ会ってね。」
夏輝。
「この前はお疲れさん、もんちゃん。」
隼人。
「いえいえ、こちらこそ、ありがとうございました。お蔭様で素敵な結婚式でした。しかも…、玲子ちゃんはしっかりと…ブーケまでゲットして…。楽しませてもらいましたよ。」
「あっ…、いえ…、私なんて…そんな…。」
ほんのり赤く…玲子。
すぐさま隣の浩二の左肘を小突く明彦。
「どうぞ、どうぞ、好きな席に…。」
隼人。
「とは…言っても、はは…。必然的に…、こう…なるか…。」




