恭子と玲子 vol.091 「で…、私…、なんでこんなとこ…。」
「へっ…???恭子…???どしたの…???」
明彦。
「どこ行ってたの~アッキー???」
玲子。
「い…いや…、トイレ…。…って…、恭子…、具合…悪いの…???」
「うん…、なんでか…、ワインに…酔った…みたい…。」
「酔った…???そんなに…飲んでたか…???」
「だって…、いつもは…全く飲まないし…、ある意味…、私より…お酒…弱いから…。」
「あっ!!!」
浩二、
「気が付いた。」
ゆっくりと目を開けて、そのままパチパチと…。
玲子、
「恭子~大丈夫~???」
名前を呼ばれて恭子。…でも、その割にはしっかりとむっくりと身体を起こして…。
「へっ…???みんな…どうしたの…???…で…、私…、なんでこんなとこ…いるの…???」
その恭子の声を聞いた途端に…、一同…、
「……。」
目が点。
そしてすぐさま、
「は~っはっはっはっ。こりゃいいや。」
手を叩いて浩二。
里奈、
「くっ。」
右手人差し指を鼻に当てて。
そして…、
「へぇ~~や~~。ははは…。」
両脇に両手を隼人。
そしてこちらも右手人差し指で鼻を掻き、
「ふ~~。」
「ちょっと…、恭子~~。」
恭子の目線まで身体を落として。
恭子、
「…ん…???」
「あんた…、酔っ払って倒れて、ここまでコウちゃん、抱えてくれて休ませてたの!!!」
「うそ―――――――っ!!!」
「いや…、うそって…。」
その途端…、自分の目の前の4人を見回して…。
「あっ…、あ~~。…ごめん…なさい。…でも…、全く…、記憶…ない。」
今度は玲子が、
「うそ―――――――っ!!!」
その瞬間、隼人も浩二も里奈も、
「やるな~。」
「やるわね、恭子ちゃん。」
笑いながら。
「もう~~恭子。心配したんだから~。」
「はは…、ごめん、玲子。」
「もう…、大丈夫かな…、その様子じゃ…???」
浩二。
「あ…、あり…がとう…、コウちゃん。…私…。」
「いえいえ、偶然、いきなり身体…倒れちゃってきたから…。」
「……。」
「もう…立てる…???」
隼人。




