恭子と玲子 vol.090 「つまりは…酔っ払っちゃった…。」
「ちょっと失礼。」
隼人。
「ごめんなさい。」
里奈。
そんな隼人と里奈の動きに気付いたゲストと一緒の夏輝。
「…ん…???」
すぐさま花婿の和人の耳に囁くように…。
和人も目を出口の方に向けて、智香子にも目で合図。
「よし、ここで少し休んで、恭子ちゃん。」
浩二。
「恭子、恭子~。」
玲子。
「どうした浩二、玲子ちゃん???」
隼人。
浩二、玲子の顔を見て、
「あっ…、あ…、いや…。多分、ワインで酔いが…回ったかと…。」
「いつもは…お酒…飲まないから…恭子…。」
玲子。
「あ…、あ…、それで…、つまりは…酔っ払っちゃった…???」
里奈。思わずクスッと…。
「かっわいい~~。恭子ちゃん。」
「里奈~~、おまえは~。はは…。」
隼人。
「それにしても、気分良さそうな顔…してんな…恭子ちゃん。え~~。」
「ふふ…。」
いきなり笑う浩二。
「あの…どうした…の…???」
廊下に出てきた夏輝。
「へっ…???恭子ちゃん…???」
クスっと笑って…、
「もんちゃん…、恭子、何だか酔っ払っちゃったみたい…。くく…。」
玲子。
「へっ…???…あ…、いや…、何…???酔った…???」
夏輝。
「その…ようです。」
浩二。
「いつもは…アルコール、飲まないんだと…。」
隼人。
「あ…、あ~…、それで…。」
夏輝。
「浩二が、ここまで抱えて連れてくれたみたいだ。」
「目の前で僕の前に背中から崩れて来ちゃいましたから…。僕もびっくりしちゃって…。」
浩二。
「もんちゃん、もう…恭子…大丈夫だから…、和兄ぃとアンチーフに…。」
玲子。
「あっ…、うん。分かった。」
夏輝。
「しっかし…恭子ちゃん、まぁ~可愛い顔して…。これ…、気ぃ…失ってんの…???」
里奈。
「里奈~~。おま…、いやいや…。」
隼人。
「ほんと…、可愛いっすね…。」
浩二。
その浩二の言葉に、玲子、小さな声で…、
「えっ…。」
「恭子ちゃん、大丈夫か~~。」
いきなり腰を落として隼人。
「あれ…、みんな…どうしたの…こんなとこで…???」
トイレから出てきた明彦。




