恭子と玲子 vol.088 女性の洋服にはチンプンカンプン。
もう既に恭子も玲子と同じように、浩二をコウちゃんと呼んでいた。
初めての時は明彦に散々笑われてもいたが…。
そんな事は一切無視だった。
「ヨッ、お先に着いてた。」
明彦。
「はは。中々どうして…、良いじゃん。」
「でっしょう。見直した、アッキー???」
チラリと浩二を見て明彦に自慢する玲子。
玲子に恭子、実は今日のこの日のために、玲子は浩二、
そして恭子は夏輝を相手に結婚式に着る洋服を見立てていたのだった。
…とは言っても、浩二にしても夏輝にしても、女性の洋服にはチンプンカンプン。
それぞれ女性の気に入ったものを自分自身の意見を言ったくらいのもの。
けれども、そんな男性の意見もある程度は、
ふたりの結婚式と言うセレモニーに対してのイメージ的なものが浮かんだのでもあった。
「初めて見た、ばたやんとコウちゃんのスーツ姿。」
恭子。
「そうか~???」
明彦。
「どう…似合う???」
浩二。
「うん、いい感じ、いい感じ。」
そこに、
「よっ、おふたりさん。どう…、元気???」
「こんにちは~。」
隼人と里奈。
「わぁ~伊勢原さんに、亜麻美さ~ん。」
恭子と玲子。
「こんにちは~、かっこいい~、そして…綺麗~亜麻美さ~ん。」
恭子。
「ははは…、ありがとう~恭子ちゃん。」
里奈。
「わっ、名前まで…覚えててくれたんだ~。」
「うん。明彦と浩二の幼馴染だから、すぐ覚えちゃった。玲子ちゃんも素敵よ。うん。」
「ありがとうございます。」
玲子。
「ふふ…、中々じゃない、ふたり共…。良い感じ。」
にっこりと隼人。
「おやおや…、そして、もう一人。ヨッ、もん。」
2階から降りて、外の6人を見つけて歩く夏輝。
「こんにちは。みなさん、今日はありがとうございます。」
既に夏輝は、フロアにいるゲストたちには挨拶を済ませており、
2階に上がっていたのだった。そして恭子と玲子を見つけて再び下のフロアに。
「かっこいい~もんちゃ~ん。」
里奈。




