恭子と玲子 vol.086 「私たちも…結婚式に…。」
「え゛―――――っ、私たちも…結婚式に…???」
恭子と玲子、和人の声を聞きながら…。
「うん。これは…私からじゃなくって、和の方から言ってもらった方が良いからって…思って…。」
智香子。
「アンチーフ…、良いの…行って…???」
恭子。
こっちはいきなり椅子から立ち上がって玲子。
「和兄ぃ。」
和人、
「ふふ…、ははは…、もっちろん。」
智香子、
「ふふ…、私たちの方から…、お願い…します。」
「うそっ、凄い、東京来て、初めての結婚式。うわ。」
両手を組んで喜ぶ恭子。
「私も。親戚の結婚式には出た事あるけど、こういう結婚式って初めて。」
玲子。
「おやおや、喜んでもらって…良かったわ~。…で、もう一つ。話して置かなきゃならない事が…あるんだけど…。」
智香子。
「ふん、何…か…???」
恭子と玲子、顔を見合わせて、和人の顔を見て、智香子を見て。
「この前…会った、隼人と里奈。」
智香子。
「伊勢原隼人君と、亜麻美里奈さん。このふたりも招待してる。」
「は…い。分かりました。」
恭子と玲子、同時に。
「そして…、そんなふたりの…。」
「ふたりの…???」
恭子。
「弟たち…って言っていた…。」
「えっ…???」
「確か…、田端君と…早瀬…くん…???」
今度は玲子が、
「えっ…???」
「ふたりも…呼んでるんだ。」
今度は和人が…。
その声に小さく反応して夏輝。
「……。」
「えっ…、あ…、あ~。」
恭子。
そして玲子。
「うん。うんうん。はい、分かりました。」
「隼人と、里奈がね、私たちの弟たちも…連れてく。って…言われてね。」
その智香子の声に、にこやかに恭子。
「うんうん。良いです。楽しくなりそう。うん。」
そのまま恭子…、斜め上を見るように…。
「何見てんの…恭子…???もんちゃん…そっちだけど…。」
智香子。
「へっ…???えっ…、あの…、ははは…。」
いきなり顔を赤らめて…。
そんな智香子の声に夏輝も恭子の顔を見て…、
「…???」
舌を出して恭子…、
「あ…はは…、何…着て行こうかな…。な~んて…。」




