表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恭子と玲子  作者: THMISmama
PR
71/211

恭子と玲子  vol.070  「夫婦喧嘩にまで発展。」

「3回目にして…、初めて、アンチーフなしで…か…。」

恭子。


「何だか…緊張するね。」

玲子。


「う…うん。」




店の玄関を開けて中へ。

「こんばんは~恭子で~す。」

「玲子で~す。」


「おっ、お帰り。」

和人。


「お帰りなさい。」

夏輝。


「あっ、ははは…。た…だ…いま…で…、良いのかな…???」

照れながらの恭子。そして玲子も、「へへ…。」と、ペロリと舌を出して。


和人、


「全然平気。だって、バイト帰りでしょ。はい、座って、座って。」


「あっ、いえ。今日は…、その…忘れ物を…その…何だ…受け取りに…。」


その恭子の話の途中から夏輝がカウンターの外に。

「はい、恭子さん。忘れ物。」


手のひらにキリンのキーホルダーを乗せて…。

「さっき智香さんから電話があって、忘れ物、取りに行くからよろしくって。」

「わ~良かった~。そうだったんですか。ありがとうございます。」


「ふたり共~お腹、空いてるだろう~ん~???」

和人。


「あっ、いいえ、青山さん。私達、このキーホルダー、取りに来ただけで…、そんな…。」

恭子。

「ねぇ玲子。」


玲子、

「うん、うん。」


そんな恭子と玲子の声に関係なく、ふたりの前にはしっかりとお茶とお通しが運ばれる。

夏輝、

「どうぞ。」


「あっ、もん…さん…、いや…夏輝さん。」

恭子。


「ゆっくり、して行ってください。…でないと、和さんと私が、智香さんから叱られますから。」

「…と、言う訳だ。…つまりは、後でふたりの姉貴分からチェックが入る。…と、言う訳だ。」


「はい???チェック???」

恭子、玲子、ほぼ同時に…。


「うん。つまりは、ここでふたりが飯を食って行かないと、兄貴分の私が姉貴分から叱られ、夫婦喧嘩にまで発展。…と、言う事に…。」


「うそ…。」

恭子。


「うそ。」

和人。


「あれ…。」


「いや…、そうならないまでも…折角、俺にも可愛い妹がふたりも出来た気分なんだ。妹思い…させて。」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ