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恭子と玲子  作者: THMISmama
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恭子と玲子  vol.055  「俺達の他にもゲストがいるんだよ。」

「えっ…。…でも…どうしたの、ふたり共…???…なんで、個室に…???」

隼人と里奈の顔を見ながらの智香子。


「うん???あ~、まぁ…今回は、俺達の他にもゲストがいるんだよ。」

隼人。


「ゲスト…???」

そう言いながら椅子から外れて個室の中を窺う智香子。


いきなり個室の入り口に顔を出した女性の顔に、小さな声で、

「…こんにちは。」

と、顔を見合わせながらの浩二と明彦。


智香子、ふたりに挨拶をして、隼人と里奈に、

「大学の…後輩…???」


「あぁ、まぁ…そんなとこ…。」

にこやかに…、少し照れながらの隼人。


「智香子さ~ん、ほんと久し振り~。元気だったぁ~。」

そう言いながら、智香子を抱き締める里奈。


「もっちろんよ~。」

「でも…、まさか…ここで智香子さんに出会えるなんて…、思ってもみなかった~。物っ凄い偶然~。」


そんな里奈の言葉に、少し照れる智香子。

「うん、ほ~んと、偶然~。」


その時、

「は~い、上がったよ~おふたりさん。うん~。」

と、和人が恭子と玲子の前に、盛り合わせを差し出す。


智香子とその他の男女を見ていた恭子と玲子も、その料理を見て、

「うわっ、凄っ、美味しそう~~。」

「ささ、どうぞ~。」


「あっあっ、ごめんね隼人、里奈。私も…大事な妹たち、連れてるから…。はは…。」


「いも…うと…???」

と、顔を見合わせる隼人と里奈。


「うん。私と和人の…大切な妹たち。」


その言葉を聞いて和人の顔を見る隼人と里奈。

そしてそんな隼人と里奈を見て、右目でウィンクをする和人。

その後ろでにこやかに笑う夏輝。


それを見て隼人、すぐさまにこやかな顔をして、

「なるほど…。」

そして、里奈に…、

「んじゃ…、俺たちも弟たちに…里奈。」

「ふふ…、そうね…うん。」


「うわっ、お~いしい~。青山さ~ん。」

と、恭子。


「うんうん、凄~い。」

と、今度は玲子が恭子を見て、和人を見てにこにこ顔で…。


このふたりの声が…、個室の中の明彦に…、

「えッ!!!この声…!!!」




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