恭子と玲子 vol.051 「弟みたいで、可愛い。」
「ふたり共~行くよ~~、はいはい。」
自分と上がり時間が一緒の日に智香子。
「はいはい、はいはい。」
ニコニコ顔の恭子と玲子。
実は、前の日に、智香子は3人とも上がり時間が一緒だから、
ご飯食べに行くと、和人には既に連絡していたのだった。
「どお、ふたり共…、ここの料理…???」
里奈。
「うんうん、美味しいですよ。もしかして…、僕なんか…、初めてかな…こういうの…、うん。」
何度も頷きながらの浩二。
「これが…和風割烹ねぇ。俺も…初めて食べたよ、こういうの…。」
明彦。
「これは、これは…。連れてきて正解だったな、里奈。」
隼人。
「みたいね…。」
飲み物を持ってきた夏輝に、
「ふたり共…、えらい気に入り様だよもんちゃん。」
と、隼人。
「ありがとうございます。」
そう言いながら、にこやかに明彦と浩二の顔を交互に見る夏輝。
「あっ、どうせだ、もんちゃん、こちら、田端明彦君、そしてその隣が早瀬浩二君。新しいサークルのメンバー。そして…。」
ふたりの顔を見ながら、
「ここの板さんの右腕の、門田夏輝君。さっきも言ったように…、苗字の門で、そのまま、もんちゃんって、呼んでる。愛着あるからね~。」
「よろしく、門田夏輝です。」
「よろしく、田端明彦です。アッキーとか、ばたやんって…友達には呼ばれてるけど…。」
それを聞いて浩二…、
「くくく…。」
それに釣られて「ぷっ。」と、吹き出す里奈。
「うっそ、明彦って…、そんな風に呼ばれてるんだぁ。」
「ははは…、こいつぁいいや。んじゃ…、俺からは…、そうだな…、ばたやん…が、いいかぁ。」
その隼人の声で、いきなり顔を真っ赤にする明彦…。
「あっ…、いや…。俺…。なんで…???」
「まっ…、でも、私は…やっぱり明彦の方が好き。なんか…弟みたいで、可愛い。ねぇ~明彦~。」
「これは、これは…えらい可愛がりようだな、里奈~!!!」
ますます赤くなる明彦。
「すみません…、生ください。ふ~熱い、熱い。」
「ははは…、赤くなり過ぎ~、明彦~。」




