恭子と玲子 vol.042 「期待通りのリアクション…、ありがと。」
「えっ…???隠しても仕方ないって…???」
またまた顔を見合わせる恭子と玲子。
「実は~。」
和人の顔を見ながら…。でも和人は盛り付けに目を…。
「こちらの板さん、青山和人は…、私のフィアンセなの。」
その智香子の一言で、恭子も玲子も目を真ん丸にして、
しかもポカ~ンとした口をして…。そしてお互いに、
「うそ――――――っ!!!!」
「期待通りのリアクション…、ありがと。」
智香子。
そして和人も夏輝も、
「くくく…。」
と、笑いながら…。
そしてまた恭子と玲子。
「えっ、えっ、え――――――っ!!!」
「そりゃ…、ちと…、オーバーかな…。」
智香子。
恭子、
「だって…、だって…、ねぇ~玲子。」
「う…、うんうん。」
玲子。
「私たち、てっきり、凄い偉い人たちがいっぱい来るお店の板前さんだと思って…、もう…ビビリまくり…。」
一気に喋る恭子。
その声を聞いて和人、
「ん~~、いいとこ…突いてる。たま~には…そう言う人も…来るかな…。はは…。だ~いじょうぶ、リラックス、リラックス。じゃないと…、美味しさは…味わえないからね~~。」
「まっ、そういう事で、ここの板さんは、もう少しで、私の旦那様になるって訳。」
「すげぇ~~~、そんなところに…私たち来てるんだ~~。」
思わずはしゃぐ恭子。
「すっごい…素敵。うんうんうん。」
玲子。
「ほい、そんな訳で、まずはコチラ、前菜…上がりですよ。」
恭子と玲子の前に、前菜が置かれる。その瞬間、ふたり同時に、
「うそ、なにこれ!!!素敵―――――っ!!!」
「なんか…涙…出てくる~~恭子~~。」
玲子。
「うん。うんうんうん。凄~~綺麗~~。」
恭子もまん丸い目をして、
「アンチーフ~~。」
「はいはい、どうぞ、どうぞ、お召し上がり下さいませな。」
恭子も玲子も、和人の顔を見て、互いに胸に両手を合わせて、
「いただきます。」
和人、
「はい、どうぞ。いいかな~次から、次へと行くよ~~。」
「うわっ!!!」




