恭子と玲子 vol.040 「…も…ん…ちゃん…???」
「ん…???はは…、カッコいいでしょ、彼…。」
智香子。
恭子と玲子…、変顔で…、
「あ…、はははは…。」
恭子も玲子も、腰を低くして…。恭子の耳に囁くように玲子、
「何…この人…、佐藤健…似…。うそぉぉぉ…。」
それに恭子も玲子の耳に…、
「何言ってんの、早瀬さんも…高良健吾に似てるでしょ。」
「はいはい、ふたりとも…、こっち、こっち。」
智香子。カウンター前の椅子を引いて。
「ふたりは、私の隣りに並んでね~。」
智香子の右隣りに並びながら、恭子が…、カウンターの中の男性にペコリと挨拶をして、
智香子の顔を見て、
「…お待ちしてました…って…???」
「ふふ…、何を隠そう、これがふたりへの私からのプレゼント~。美味しいもの…食べたいんでしょ。」
その智香子の言葉に、恭子も玲子も、
「うそ!!!え――――――っ!!!」
目の前の男性、始終にこやかに、
「それでは、ちょいと…腕を披露させて…戴こうかな~!!!」
「アンチーフ。…でも…私達…、そんな…お金…持ってないし…。」
おろおろしながらの恭子と玲子。
「あれ…、聞こえてなかったかな~~プレゼント…だって。プ・レ・ゼ・ン・ト。」
「…って…、マジで…!!!うわっ!!!」
玲子、思わず、両手で口を塞いで…。
そして、智香子の隣りで恭子。
「ア…アンチーフ…、どうして…ここまで…、私達に…???」
「うん、うん。どうして…???」
玲子。
「やっぱり…、そう来たか…ふふ。…でもね…、まずはお腹、満たしてみましょう。和くん、じゃ、お願い。」
智香子のその言葉に和人。
「へい。畏まりました~。それでは、まずはお茶等飲みながら、お待ち下さいませ~。」
そんな和人の言葉に被さるように、夏輝が、智香子に…、そして恭子に、玲子、
それぞれにお茶とお通しを出す。
「ありがと、もんちゃん。」
そして、恭子も玲子も…、
「ありがとう…ございます。」
で…、恭子、
「…も…ん…ちゃん…???」
玲子と顔を見合わせて…。




