恭子と玲子 vol.038 「プレゼント…しっちゃおうっかな~~。」
「えっ!!!」
と、そんな智香子の顔を見ながらの恭子と玲子。
「では、あなたたちふたりの…姉貴分の私から…、ちょっとした…プレゼント…しっちゃおうっかな~~。」
目で恭子と玲子ふたりを交互に見つめて、口はにんまりと…智香子。
摩訶不思議のふたり…、
「はい…???」
「ふたりとも…明日…も…、同じシフトだと思ったけど…。何か予定は…???」
恭子も玲子も…、
「今のところは…。」
「そっ。…じゃ…玲子ちゃん…彼とも約束は…ないのね…。」
「あ…、はははは…、はぁ…、今はまだ…。」
ほんのり…赤くなって…。
「んじゃ…、明日の今頃…、あなたたちの予定、私に…頂戴。」
ふたり…顔を見合わせて…。
「あ…、は…、はい…。」
帰り道でふたり…。
「ねね、玲子~、何だろ…アンチーフ…???」
「ふ~ん、全く…わっからん。…でも…、良かったじゃん、アンチーフに、例の事…打ち明けられて…。」
「うん、まぁね…。少しは…気分…紛れた感も…、あるから…。」
「和さん…。智香さんからです。」
そう言って、店の子機を和人に渡す夏輝。
「おぅ…。ん…、どうした~???」
「あっ、ごめんね~忙しい時間帯にぃ~。」
「ん~、全~然。…で…???」
電話の向こう、智香子。
「和人~、実はさ…、例の件…。」
「…ん…???例の件…???…ん…、もしかして…、例の…バイトの…???」
「ビンゴ。さっすが~冴えてる。」
「まぁね~~。」
恭子と玲子、駅を出るとすぐに、玲子のスマホにメールの着メロ。
恭子、
「あっ、もしかして…、早瀬さん。」
変顔して玲子…、バッグからスマホを取り出して…。
「…の…、ようだね…。……や~~~っぱり…。」
「……って…事は…、モチ…明日…???」
そう言う恭子の顔にスマホの画面を…。
「あっちゃ~~。…で…???」
「…ふん。しっかたないよ。」
と、そのままメールを打たないでコール。
未だに資料を見ながらの浩二。
「えっ!!!メール…じゃなくって…、電話…!!!おっと~~。」




