恭子と玲子 vol.027 「恭子に悪いことしちゃったね~。」
そして、ゆっくりと恭子の体を左右に揺らしながら…、
「恭子~~、今夜はごめんね~~。恭子に悪いことしちゃったね~。」
「…ん…???あぁ~、いいよ、いいよ。別に気にしてないよ。…玲子…、楽しそうに彼と話してたの…外から見えたから、そのまま…、帰って来ちゃった。」
そういう恭子に玲子。
「自分から、人にはあんなこと言っておいて…。」
「ん~~。…でも…、その感じじゃ…、初デートはうまくいったみたいじゃん。」
恭子の背中から離れてテーブルの上、
恭子の右側に両腕を付いて、顎を乗せて…。
「うん。最初は緊張したけど、早瀬さん、優しかった。」
「ははは…。それは、それは…、ごちそうさま~~ふふふ。」
「ヨシ。じゃあ~お風呂の準備。っと~~。」
と、言いながら立ち上がる玲子に、
「もう…準備…出来てます。」
「わ~お。んじゃ…先に~~。」
「どうぞ、どうぞ。」
「ヨ~色男~!!!どうだった~ゆんべは~???」
午前の講義、始まる前に既にいつもの自分の席で、
書籍を開いてチェックをしている浩二に明彦。
「おぅ、おはよ。」
「玲子とは…どうよ…???」
「…ん、楽しかったよ。結構…彼女も…楽しめたんじゃないかな…、あの感じじゃ。」
「へぇ~~、それは、それは…。」
「なっ、浩二…。」
「ん~???」
「例の…、サークルの件だけどさ。」
「ん…、あぁ…、例のね…。」
「どうせだからさ…。あの2人も…、誘わないか…。」
「はっ…???」
「実は、昨日、俺…、ちょいと、どんな感じなのか、体験させてもらったんだよ。」
「ふ~ん。…って~おま…、俺に一言も言わないで、勝手に…。」
「まぁまぁ…、抑えて、抑えて。お前…、初めてのデートの前に、そんな…あれこれと…。」
「あ…、あ~。まっ…、そういう…事か…。…で…???」
「な~か、なか~、ん~!!!」
肩を揺らしながら、顔をニンマリとさせて明彦。
…と、自然に目が左側を…。




