恭子と玲子 vol.021 「来た来た来た~~。恭子~~~。」
「…ん…、あぁ…。まっ…、その場の…成り行きって~やつで…、うん。」
浩二。大学の食堂で…。
「しかも…、玲子のみならず…、恭子まで…。あぃや~~。」
明彦。
「…で…???」
「ん~~、夜に…玲子ちゃんからは…メールもらった。」
「…で…???」
「…ん…???…でって…、返事…したよ。」
「なんて…???」
「なんて…って…。おい…田端!!!」
「あ…、いや…。ふ~ん。すげぇ展開。…あっ、そうだ。浩二、この前の話しだけど…、サークル…、どうする…???」
「へっ…???あぁ、俺は別に良いよ、田端も入りたいんなら…。」
「良し。んじゃ~決まり。」
その時、浩二のスマホが…。
「…おっと~~。」
「ん…、メール…???」
「…ん…、あぁ…。」
「…もしかして…、玲子…???」
「…ん…、まぁ…、そんなとこ…。……って…、えっ…、今日…、夜???」
「はぁ~???俺…何も言ってねぇぞ!!!」
摩可不思議の様な顔して明彦。
「いや…、お前じゃなくって、こっち!!!」
「へっ、玲子から!!!もしかして…誘い…???」
「ん…、ん~。まっ…別に…予定もないから…、いっか~…っと。送…信。」
「いやはや…、玲子も…何とも…ダイレクト。こんなタイプだったかな~???」
上目遣いで、空を見る明彦。
「わっ、わわわわ~来た~~、来た来た来た~~。恭子、恭子、恭子~~~。」
いつものベンチで浩二からのメールに大喜びの玲子。
そんな大喜びの玲子の隣で、お昼のウィンナーパンを頬ばって、
玲子の顔を見てニコニコ顔の恭子。
一口食べ終わって…、
「…で…、何時で待ち合わせ???」
「ん~~、今日は、私…8時でバイト…上がりだから…、8時…半!!!良し、これでいい。うん。」
「良かったね、玲子。初デートだ。行ってらっしゃ~~い。」
「へっ…???行ってらっしゃ~~いって、何々…、恭子~。バイト終わったら来てよ~~。」




