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恭子と玲子  作者: THMISmama
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恭子と玲子  vol.019  「だって…、これ…。ここ…。」

「だって…、早瀬さん…。」


こちらもニッコリとしながら…、恭子。

「玲子~。」

「かかかか…、ごめん、ごめん。笑っちゃって…。」


キョトンとしている浩二。

「へっ。何…か…???」


「だって…、これ…。ここ…。」

玲子。


「へっ…???」


「…kouchan…って…。」

「あっ…、えっ…???でも…、これって…。俺の友達…、みんな…これで呼んでくれてるから…、小さい頃から…。」


その浩二の言葉を聞いた瞬間、玲子も恭子も、お互いに目を合わせて、

「!!!!」


そして、浩二の顔を見て、ふたり共…、

「ごめんなさい。」


「あっ…、いや…。別に…、謝れても…。困っちゃ…。」


いきなり玲子。

「かっわいい~~!!!あはっ。」

「えっ…、かわ…いい…???」


「うん…。なんだか…イメージ…全然違うから…。」

今度は恭子。


「そう…かな…???」


不思議と、その瞬間に、何故かしら…玲子も恭子も、浩二に対しての、

今までの緊張感から解き放たれていた。


「ねね。早瀬くんって、名前…どういう字…???」


この時点で、既に礼子は浩二に親密感を感じていた。

そんな玲子を面と向かって見ていた恭子。ニッコリと笑って…。

「うんうん…、どういう…???」


「えっと…ねぇ…。こう…。大…塚…さん…だっけ…。ごめん…、そのノートに…良い…???」

「玲子で良いよ。」


「えっ…、あ…あぁ…、ありがと…。じゃ…玲子さん。良い…???」

「はい、どうぞ~~。」


「早瀬…浩二…っと。…この字。」

「な~るほど~、それで…コウちゃん…か。かわいい。うん。」

玲子。


「うん。なるほどね…。」

恭子。


「いや…、なんか…、照れるな…、いきなり…可愛い人から…そんな…風に…。」

「えっ…!!!」


いきなり浩二から、そんな風に言われて玲子と恭子が、ふたり揃って…赤くなる。


「あっ…、えっ…、いや…。うん。ありがと。ごめんなさい、いきなりこんな事…お願いして…。」

玲子。



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