恭子と玲子 vol.133 「早くなさい。」
「俺だけが…知らないって…、なんだ~???」
隼人。
「まぁまぁ…、良いじゃない。あんたには、傍に…ちゃんといるんだから…。」
里奈。
「これは、これは…、こっちもご馳走様だね~。かかか…。」
和人。
「はい、ただいま~~。あら、みんな、来てたんだ~。いらっしゃ~い。」
智香子。
その他の個室にも挨拶をして厨房の中に…。
「明彦~、浩二いなくって、話し相手…いないんじゃない~???」
少しからかい気に…。
「あ…、ははは…。」
照れながら、明彦。
「何…???どうしちゃったの、照れちゃって…???…ん…???」
そんな明彦の隣で里奈、じっと智香子を見つめて。
「むふふふふ…。」
「何よ里奈…???その笑い…???」
そして、里奈の隣の女性を見て、
「あ…、初め…まして~、いらっしゃいませ~。」
そして里奈、頻りに両目を左右に、それと同様に顔も左右に揺らす。
「…ん…???里奈…???…その人…が…明…彦…と…???」
「アン姉ぇ~、アッキーの…彼女…だって~~。」
いきなり後ろから玲子。
智香子、
「!!!!えっ、えっ。え――――――っ!!!!」
「そのようだ。」
和人。
智香子、目をパチクリと…。
「あ・き・ひ・こ…の…。わわわわわ…、うわっ。」
「いやいや…、そんな…驚かなくとも…。」
変顔の里奈。
その隣で芽衣。少し畏まりながら…、
「はじめまして…。片桐…芽衣…と、申します。」
ぺこりと智香子にお辞儀をして…。
「は…じめ…まして…。青山…智香子…と、申します。…いや…、これ…は…。うわ~。へぇ~~。」
隼人、明彦の背中を叩いて、
「ほい。」
明彦、
「ははは…、俺にも…、出来ちゃった…、彼女…、ははは…。」
そんな照れている明彦を見て智香子。
「へぇ~~。や~るもんだね~明彦~~。おん~めでとう~。へぇ~~。しかも…かっわいいし~~。うんうん。大したもんだわ~。うん。偉い、偉い。ねぇ~玲子~~。」
「はっ…???…なんで…私…か…???」
いきなり意表を突かれて玲子。
「早くなさい。」
「はあ~~???」
「ははは…、こりゃ、正に…、鶴の一声…って、やつか…。」
笑いながら和人。




