恭子と玲子 vol.132 「浩二は浩二で、ちゃ~んと…。」
その隼人の声を聞いて和人、にこりと笑い、
そんな和人の笑いを隼人も里奈も見逃さなかった。
ただ、明彦だけが、チラリと玲子を見て…。
玲子はそのまま夏輝の手元を見つめる。
「くく…、隼人~~。」
小さな声で里奈。
その里奈の声を聞いて今度は明彦が、小さな声で、
「えっえっ…、何々…里奈さん…???」
「ん~~???大丈夫、浩二は浩二で、ちゃ~んと、大阪で…。」
「まっ、そういう事…かも…。うん。」
隼人。
明彦、ぶつぶつと…、
「…何が、一体…どうなってる…???」
「それにしても、明彦~。良かったな、そんな可愛い人…ん~~。お前たち4人の中じゃ、一番最初のカップルじゃないか~。お前に、浩二に、恭子に玲子に…。」
和人。
「えっ、あっ…、いや…、その…あの…。ははは…。」
明彦。
その明彦の声につられて里奈の隣の芽衣も…、思わず赤くなって…。
「か~わいいでしょ、この芽衣ちゃん。ねぇ~芽衣~。好きなタイプはポッチャリ系…。」
その声に、思わず、「わっ。」と、口を開ける玲子。
そして里奈の右二の腕をつねる芽衣。
「あ痛たたたた…。はは…、ごめん、ごめん。…でも、これも浩二の一言。」
それを聞いて玲子、小さな声で、「やっぱり。」そして、
「な~るほどね~アッキー!!!ふふ…。」
「えっ…、何が…な~るほどね~って…玲子ちゃん…???」
隼人。何ともチンプンカンプンで…。
「実は~~。」
玲子。
その言葉を遮るように明彦、
「わわわわわわ、わ~~!!!」
玲子、
「冗談よ、冗談。」
「ふふ…、玲子ちゃん、その話…、知ってる…。」
里奈。
「もちろん、芽衣もねぇ~~。」
玲子、
「うわっ!!!」
そして、
「それは、それは…、では…、アッキーを…是非、よろしく~~。」
芽衣、くすくすと笑って、
「うん。ありがと。」
「かかか…、知らぬは隼人ばかり也…ってか…、隼人???」
和人。
「まっ、そういう事ね~~。」
里奈。
「ほい、上がったよ~。どうぞ~。」
「うわ~美味しそう~。」
芽衣。




