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恭子と玲子  作者: THMISmama
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132/211

恭子と玲子  vol.130  奥の部屋から…。

「しっかし…、その恰好。やたらと…似合ってるね~~。正に紅一点。うんうん。」

隼人。


「でっしょう~~。恭子のと一緒に、2着、買っちゃった~~。」

玲子。


後ろで夏輝もニコニコしながら…。


「…ん…???もんちゃん…、えらい…、嬉しそうじゃない。」

隼人。


「えっ…???あははは…。お蔭様で、お店もこの通りで…。」

夏輝。


「…なんだよな~。和さん…、これって…俺の気のせい…???なにやら…、今までの客層と…違う…ような…。」

隼人。


「そ…う…言われて見れば…、以前より、若い人たち…多いような…。まっ。繁盛この上なし。ねっ、玲子ちゃん。」

里奈。


「あ…、はははは…。」

変顔で笑いながら、夏輝と和人を交互に見る玲子。


その内、奥の部屋から、

「マスター、ご馳走様でした~。すんごく、美味しかった。ありがとうございます。」


そう言いながら、厨房にいる夏輝に手を振って…。

その客を左側で見ていた隼人。

「…ん…???」


「ありがとうございます。また是非どうぞ。」

和人。


そして夏輝も、笑顔で丁寧にお辞儀をしながらレジに向かう。

年齢からして30前の女性4人。その内のひとりが、

「じゃ、私が…。」


そして他の3人、

「うんうん、お願い。」


厨房の玲子を見て、そして和人に、

「すみませんけど…、お姉さん…貸して下さる。写真撮りたくって…。こちらのお兄さんと一緒に…。」


和人、

「あっ、はいはい、どうぞ、どうぞ。」

そう言って、玲子に合図。


玲子、

「あっ、はいはい。えっ…、良いんですか…???」


「お兄さんと一緒に、写真、お願い。」

女性。そして厨房も見えるように、夏輝も加わっての写真撮影。

その光景を見ながら、隼人も明彦、里奈、芽衣が…、呆気に捉われたように…沈黙。


「ありがとうございました。東京見物に素敵な思い出…、出来たわ。」

また別の女性客。


「これが本物だったら、凄いわよね~。マスター、ご馳走様~。」

隣の女性。


「ありがとうございました~またどうぞ~。」

和人、玲子、夏輝。


「どう…なっ…???」

隼人、里奈。




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