恭子と玲子 vol.125 今度は部屋のドアをドンドンドン。
「それより…、どしたの…???…普通じゃないよね、その喜びようは。」
「へっ…???」
浩二に抱き付いた、その驚きように、茫然としている恭子。
思い出したように…。
「あっ、そうそうそうそう。大ニュース、大ニュース。」
「はっ???」
「これが喜ばずにいられるかって~の。」
そう言って、自分の胸の前で両手を組んで、ほどいて、
今度は天井に向けて両手を伸ばし、
「わ~~、やった~~。」
と、言いながら、そのまま背中からベッドにまたバン。
そして、
「キャハハハ。イェ~イ。」
「恭…子…。」
腕組みしながら、こちらも茫然と恭子を見ている浩二。
「…ん…???」
「…ん…じゃないでしょ。何が何だか…。」
「あっ。」
ムクッとベッドから体をお越し、
「ごめ~ん。…キャハ。ひとりで舞い上がっちゃってた。」
舌をペロリと出して恭子。
「コウちゃん、驚くなぁ~。アン姉ぇ、おめでただって~~!!!」
その恭子の声に浩二も、
「うっそ~~!!!本当に~~~。すげぇや~~。ははは。は~っはっはっは。やったね~。うん、凄いや、凄いや。」
「でっしょう~~ひゅ~~ば~んざ~い。キャハハハ。」
「…は…、良いんだけど…さ…。恭…子…???」
「…ん…???何よ…???」
「…だ・か・ら…。さ…。」
と、恭子の体を指差して…。
「それって…。」
目をパチクリさせて恭子、
「ん…???」
浩二をジッと見つめて、そして…、
「…えっ。ええええ…、何々…???」
そう言いながら自分の身体を下まで見て、初めて…、
「え゜――――――っ!!!!うそ――――――っ!!!」
そのままドアの方へ駆け出し、ドアをバタン。
そして数秒後、今度はまた浩二の部屋のドアをドンドンドン。
「はいはい。」
と、浩二。
ドアを開けて、仏頂面の恭子。浩二、
「…ったく…。お前さんは…。」
恭子、泣き真似のように、
「びぇ~~ん。」
恰好はパジャマのまま。しかも…裸足。そして、自分の部屋には入れずに…。
「普通…、自動ロックでしょ。」
浩二。
「だって…。びっくりしたんだもん。どうしようも…なかったもん。」
「バ~カ。くくく…。」




