恭子と玲子 vol.122 「恭子…いないし…。」
「あ~あああああ~。おっはよう~~。…って…、恭子…いないし…。さて…。ごっはん…、ごっはん…。…何…、食べる…???」
結局…。
「よし、焼けた~。」
トーストにオレンジジュース。
玲子自身、
「恭子いなくって…、大丈夫か…私…???」
とは思ってみたものの…。結局は、頭の中で…、
「ニッシッシッシ。こういう時は。…ねぇ~~。」
即座に頭に浮かぶのが和人と夏輝なのである。
当然の事のように…、
「玲子~、あんた…恭子いなくって大丈夫なの~???もう~、どうせなら、ちゃんと来なさい、ウチ~~。」
「やっぱ…、見抜かれてたか…アン姉ぇには…。」
「バッカねぇ~。逆、逆~。和が心配してんの~。それに…和が心配してるって事は…、もんちゃんだって…、あんた…料理出来ないの…知ってるし…。」
「つまりは…みんなに…見抜かれてるって…訳か…。てへへへ…。」
そして結局、バイトの帰りに、アパートに寄って、荷物整えて…。
そして、いつも通りに青山家のリビングに落ち着く玲子。
…ではあったが…、
「ひとりでリビングいても、つまんな~い。」
「だ…ろうな~。」
和人。
「もん~。」
「は~い、玲子ちゃん。」
と、夏輝が玲子を呼ぶ。つまりは…夏輝の助手である。
「玲子~、もんから教われ。少しでも、勉強になる。恭子も、頑張ってんだから。」
玲子も、
「うん。」
ニコニコ顔で…。
「んじゃ…、これ…良い…???」
夏輝。
「うんうん。」
玲子。
「ふ~ん、玲子も…中々…やるじゃん。」
客の相手をしながらも、時々、夏輝と玲子の様子を見る智香子。
「バカ、これくらいは…やってくんねぇと…。」
和人。
「確かにね~。ふふ…。でも…、これ…、良いかも…。」
「ん~~???」
「女の…直感って…、やつよ、パッパ~~。」
「…!!!!智香…!!!今…、何て言った…!!!」
その和人の声に驚く、夏輝も玲子も…、
「!!!!」
すぐさま玲子、
「えええええ、和兄ぃ…、どしたの…???」




