恭子と玲子 vol.119 「聞いて驚くな~~。」
「ここじゃ…。」
そう言いながら浩二、
「ちょっと中、入って良い…???」
「もちろん。」
そのままドアを閉めて、
「もしかして…恭子…、眠れないとか…???」
その浩二の言葉に即座に顔を横に振り、
「ふぅ~ん。」
そんな恭子見ながら…ゆっくりとベッドに近づいて、
「別に、問題ない…みたい…か。」
そう言いながら恭子に振り向く浩二。
そんな浩二の顔を見て右人差し指を鼻先に付けて恭子、
「くく。」
「じゃ…、俺…、部屋戻って寝るわ。」
「うん、分かった。お休み。」
そして、ドアを開けて部屋を出ようとしたその時、浩二、恭子、同時に、
「あっ!!!」
浩二、
「何よ…、その…声掛けてみたくって…て…???」
恭子、
「それそれ、それそれ…。」
「はっ…???」
「ちょ…、ちょちょちょちょちょ…、ちょ…、コウちゃん。」
そのままドアを閉めて、部屋の中に浩二を引っ張る恭子。
「何…、何々何々…、何…???」
そのまま恭子に引っ張られて椅子に座る浩二。
「あのね。」
「…うん。」
「聞いて驚くな~~。」
「だから何…???」
「あのね。玲子がね。」
「玲子が…どしたの…???」
「くく…、真野恵里菜に似てるんだって~~~。」
「……。」
「凄いと思わない、まのえりだよ~~。」
「……。」
「うそみたいでしょ。ねね。」
「……。」
「こら、浩二、何とか言え!!!」
その恭子の声に、浩二…、両目をキョロキョロさせて…。
「……。」
「こ・う・じ~~~。」
「……、で…、誰…???…その…真野恵里菜って…???」
恭子の目が…、点。
「うそ―――――――っ!!!」
その恭子の声に今度は浩二の目が…点。
ガクッと、恭子…。
「あんたも…、知らないんかい…。」
「あはははは…。有村架純は…、知ってるけど…。」
変顔の浩二。
「んもう~~、ほら、これ~!!!」
そう言いながら自分のスマホで検索して、
「ハイ!!!」
「え゛っ!!!」
「でっしょう~~~。」
「れ…い…こ。」
「シッシッシ。俄然、玲子…好きになったでしょ。」
その恭子の言葉に、浩二。
「えっ…???…あっ…、いや…。んん…。」




