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恭子と玲子  作者: THMISmama
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109/211

恭子と玲子  vol.107  「では…、参りますか。」

「はい…???…恭子ちゃんも…セミナーに…???」

隼人。


「え゛~~マジで…!!!」

里奈。


「…な…ん…だって…。」

浩二。


「ほっほぅ~~。」

「ふ~~ん。」

隼人と里奈。


「なんか…。」


「なに…???」

「ん~???」

またまた隼人と里奈。


「な~んか…、気ぃ…遣っちゃうな~~…なんて…。」

「はぁ~~???」

またふたり同時に…。


「なんで…、お前が恭子ちゃんに~???」

隼人。


「…いや…。別に…そんな…理由なんて…ないんだけど…。」

「じゃあ~~いいんじゃないのぉ~浩二~。」

里奈。


明彦、

「……。」


「…う…、うん…。」





「ふ~~ん。こういう所でやるんだ~。」

セミナー開催のホテルのエントランスで浩二。


「では…、参りますか。」

「うん。」

浩二の後ろに歩き出す恭子。受付を済ませて会場へ。


その途端恭子。

「うそ!!!え゛―――――っ、こんなに人…いるんだ~わわわわ。」

「ははは…、さすがに…こりゃ…凄いや。想像以上だ…。」


「あ…、ははは…は…。」

いきなりテンションが下がる恭子。


「…ん…???…どしたの…恭子…???」

何故かしら…、恭子自身の意識とは異なり、

自然に身体が浩二に近づいて行く恭子。


「あ…、はははは…、はぁ…。」

「はっ???」


小さな声で、恭子。

「コ…、コウちゃんと…、一緒で…、よ…、良かった。」

「えっ…???」


「わた…し…、ひとりじゃ…。」

「えっ…、あっ…。ぷっ。…そっか…、ははは…、そっか、そっか。くくく…。」


「…なんで笑うかな、コウちゃん…???」


そう言いながら、浩二の袖の上から二の腕をつねる恭子。


「あたっ。あははは…。そうか、そうか、恭子。こういうの…初めてか…。」


「…う…、うん。」

少し、目を潤めながらの恭子。


「オッケー、オッケー。頑張ろうぜぇ~。」

「…う、うん。」


ラッキーなのかどうかは、分からないが、恭子と浩二の席は隣同士。


「ラッキー。コウちゃんと隣同士。」

恭子。




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