恭子と玲子 vol.105 「どしたの…???驚かないの…???」
浩二と明彦、
「…???」
明彦、
「何…恭子、おめでとうって…???」
浩二、
「何が…どうした…???」
「へっへっへ~~。」
と、玲子、ニコニコ顔で…、
「おっどろくな~ふふ…。」
「だから、何がどうしたって…???」
明彦。
「実は!!!」
「ちょっ…ちょっと…玲子~~。」
「いいじゃん、いいじゃん。こんなこと、滅多にないんだから…。」
「んもう~~。」
「実は恭子、大阪の経営セミナー受講、決まっちゃいました~~。」
恭子、
「へへへ…。」
その玲子の声を聞いた途端、明彦も浩二も、
「!!!!」
そして、
「えっ!!!」
そして玲子、
「…ん…???どしたの…???驚かないの…???」
「…って…言うか~~。」
明彦。
浩二、
「……。」
「実は…。」
と、浩二の顔を見て、
「な~~。」
「あ…、あ~、うん…。」
浩二。
今度は玲子が、
「へっ、へっ…、何々…何が…実は…って…???」
「あっ、いや…。実は…それ…、浩二も…なんだ…。な~。」
「う…うん。俺も…、それに…選…ばれ…た…。」
「え―――――――っ!!!!」
いきなり玲子と恭子。
「何々、じゃ、コウちゃんも…大阪の経営セミナー受講…???」
玲子。
「う…うん。…実は、隼人さんと里奈さんが、申し込み…してくれてて…。」
浩二。
「えっ、えっ。…それって…、私たちと同じ…、和兄ぃと、アンチーフが…申し込み…して…くれ…。」
最後は語調を低くして…玲子。
恭子、
「……。」
玲子、
「そ…う…、なんだ。」
いきなり静まり返る4人。
「まっ、まぁ~~頑張って来いよ、恭子も浩二も、ふたり。こんな機会は滅多にないんだから、しっかりと本格的に勉強~うんうん。」
明彦。
「そ…、そう、そうよね。うん。頑張って、ねっ、恭子。コウちゃん。」
無理に笑いながらの玲子。
「う…うん。」
低く恭子。
そして浩二も低く…、
「あ…あぁ…。」
「よぅ、あれ…、明彦と浩二は…???」
店に入ってきて、カウンターの椅子に座る恭子と玲子。
少し浮かない恭子と玲子を見て和人、智香子、夏輝、
「…ん…???」




