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爆消勇者 〜うらしま三太郎は勇者になりたくない〜  作者: 七味とんがらし


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9/11

第9話 魔王杯の代表者決定戦らしいですよ(なんか盛り上がってます)

ー王宮 会議室ー

王様・宰相・侍従長・騎士団長・ギルドマスター・フラワー神父(欠席)

この国の重鎮が集まり会議

宰相  「民衆の動揺は抑えられない 早急に何か手を打たねば……」

騎士団長「魔王杯に出場しない選択肢はない」

    「全軍で来られた場合 どれだけ被害が出るか」

ギルマス「問題は代表の4人だな、まず勇者のエースは確定として」

    「騎士団・冒険者・民衆から、我こそは、と言うモノを募ろう」

宰相  「ただ時間がないから ある程度の絞り込みは、君達に任せる」

騎士団長・ギルマス「承知」頷く

宰相  「王様 そう言うことです」

王様は首を縦に振る。


こうして街にお達しが出たのであった。人々はさらなる混乱と熱狂に包まれていく。

名乗りをあげる人々

エース 「勇者である以上、僕が出るのは当たり前」

騎士団長「あくまでも自由意志だ! 私は参加するつもりだが強制はしない」

マリア 「私も出ます!」

No3  「おれも出る!」

ギルマス「まだまだ、若いものに任せられるか」

ショウワ「ぼくも出てみたいな」


ー王宮 会議室ー

宰相・騎士団長・ギルドマスター三人が集まって

宰相  「どうだ 名乗りああげた者は……」

騎士団長「流石に命を張る戦い 民衆からはいません」

    「騎士団も自由意思にしたため 私とマリアとNo3だけです」

ギルマス「ギルドの方からは、俺とショウワと言うEランク冒険者の獣人の青年だけです」

宰相  「君は確かヒザを悪くして 引退して5年以上経つ 無理するな」

騎士団長「では、国の一大事をEランク冒険者にまかすわけにいかないので、エース、私、マリア、No3で決まりですね」

ギルマス「ちょっと待ってくれ 国の一大事だ 俺も引くわけにいかない」

    「ヒザのことなら心配ご無用 最近、調子が良い」

    「俺もまだ若い奴に負けない マリアかNo3との模擬戦で決めてくれないか」

騎士団長「マリアもNo3も 半端なく強いですよ」

ギルマス「模擬戦で負ければ俺も納得する 頼む」

騎士団長「わかりました」

    「最後の1人はウチのNo3とギルマスの模擬戦で決めることにしましょう」

ギルマス「恩に着る」


ー翌日 王宮前広場にある みんなのヤギミルク闘技場ー

国民が愛する飲み物「みんなのヤギミルク」がネーミングライツで闘技場に名前がついている。

大観衆が詰めかけている。「魔王杯 代表者決定戦 ギルドマスターvsNo3」お祭り感があり国民も熱狂

ボーンヘッドのショウワの姿も

ショウワ「勇者のエースさん 王国騎士団の団長とマリアさんは決定」

    「ギルドマスターと王国騎士団のNo3さんが決定戦か……」

    「Eランク冒険者じゃ仕方ないけど、せめて決定戦で腕試しをしたかったな」


挿絵(By みてみん)


読者にNo3選手を紹介しよう No3 実は本名である。

三男であったため親が適当につけた 実力は高く 王国騎士団No4の実力 得意なのは雷魔法

だが、この物語ではギルドマスターの噛ませ犬である。


客席は360度埋まり満員 貴賓席には王様の顔も

試合前 闘技場中央に 立会人の騎士団長を挟み No3とギルドマスターが並ぶ

観客も立ち上がり 皆で国歌斉唱 イースト・ドラゴンズ・バレー王国の国旗が上がる。

「イースト・ドラゴンズ・バレー王国 ららら 西にドラゴンいるよ」

「イースト・ドラゴンズ・バレー王国 ららら 楽しい国だよ」

「イースト・ドラゴンズ・バレー王国 ららら 今日も王様のパンツ眩しいよ」

歌い終わると歓声が上がる。


No3がギルドマスターに対し

No3  「ギルマスさん、もう引退したんでしょ? 無理しない方がいいんじゃない?」

ギルマス「小僧」

騎士団長「よさないかNo3」

    「今日の模擬戦は 魔王杯のルールに準じ」

    「降参・戦闘不能にするか 場外に出すかで勝敗を決める」

    「また、ダウンした選手への攻撃は危険なので、10カウントで戦闘の意思を見せなければ負けとします」

    「武器の使用 魔法の使用は可能」

    「審判である私が「はじめ」と言うまでの戦闘開始は禁止 正々堂々と戦って下さい」

    「殺し合いじゃないから気を付けるように」

No3  「おじさん、死ぬ前にギブアップしてよ」

ギルドマスターはニヤっとするだけ

騎士団長「ギルマス すいません」

    「No3 お前、後で俺の部屋に来い」

No3とギルマスが所定の位置で 模擬戦用の装備を付け


挿絵(By みてみん)


騎士団長「はじめ!!」

No3が、いきなり雷魔法を派手に撃つ

ギルドマスターに直撃! 痺れながらも

    「こここ・この程度 ぎゃぎゃ・逆に気持ちいいぐらいだ」

No3が続けてギルマスの顎の下に入り 上に向かい 剣を突き上げる。

ギルドマスターは腰を落としかわすNo3は続けざまに 剣を次々に打ち込んでくる。

ギルドマスターは盾でかわすのがやっと、序盤は一方的なNo3ペース

No3は余裕で2度目の雷魔法を撃つ

    「トドメだ!」

ギルマス「この距離で撃つのを待ってたんだよ!」

ギルマスはNo3に抱きつき 二人で雷を受ける。

No3  「離せ わわわわわ……」

ギルマス「どどど・どうだ気持ちいいだろ」

ギルマスはNo3を 一気に抱え上げると場外まで運び 吊り出し

騎士団長「そこまで! 勝者ギルマス!」と言ってギルマスの手をあげる。

観客も大歓声 王様も拍手

No3  「こんなの負けじゃない 俺はまだ本気出してない!」


さよならNo3 ありがとうNo3 君の出番は、ここまでだ!


ギルドマスターは、ぴょんぴょんジャンプして歓声に応える。観客大歓声

ギルマス「あててて……ヒザがー 俺のヒザがーーー!」観客大爆笑

宰相  「これで代表4名が出揃った!」

    「勇者エース、騎士団長、マリア、そしてギルドマスター!」

ギルマス「あててて……ヒザがー 俺のヒザがーーー!」

宰相  「キミ うるさいよ」観客大爆笑

口にこそしなかいが、誰もが、これで本当に魔王軍に勝てるのか と言う不安を、笑いでゴマかすのであった。


ーその頃 近くの山ー

三太郎 両耳を塞ぎ 足の指で「3・2・1」小型ロボのお腹のボタンをポチッ

ピッ、と機械音が鳴りダダダーーーーーーーーーーーン! 山が大爆発!!!爆発音が響き渡る。

上昇気流の空気の流れとともに 巨大なキノコ雲が、ゆっくりと空を侵食していく。

この大爆発の振動は近くの イースト・ドラゴンズ・バレー王国はおろか

ドラゴンの巣 魔王城 巨人の村 までも響き渡るのであった。

国中が笑いに包まれたその瞬間 過去の異物が蘇り 歴史の歯車は大きく音を立てて回り始めた。

お読みいただきありがとうございます。

次回も三太郎はワクワクで爆弾を作ります。

第10話は、来週の月曜日4/27 20:00 公開予定です。よろしくお願いします。

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