表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マッチングアプリで出会った彼女は既婚者だった  作者: pist


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
14/25

第14章 発覚

その日は、あまりにも突然やってきた。


金曜日の夜。由香は疲れた様子で帰宅し、夕食を済ませた後、ソファでうたた寝をしてしまった。スマートフォンはテーブルの上に置いたままだった。


深夜、通知音が静かな部屋に響く。


夫の拓也は最初、気にしないようにしていた。しかし、ここ数か月積み重なっていた違和感が、ついに理性を上回った。


画面に表示されたメッセージの一部。


「今日は会えて嬉しかったです」


その一文を見た瞬間、拓也の心は凍りついた。


ロックは解除されていた。


そこから先は、拓也にとって見たくない現実の連続だった。


メッセージの履歴。


二人で過ごした思い出。


お互いを気遣う言葉。


由香が健一にだけ見せていた本音。


読み進めるほど、怒りと絶望が膨らんでいった。


翌朝、由香が目を覚ました時には、拓也が無言でスマートフォンを握りしめていた。


「説明してくれ」


低い声だった。


その瞬間、由香はすべてを悟った。


隠し続けてきた時間が終わったのだと。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ