王太子殿下とカラオケ
カラオケ楽しいですよね
あれから一週間が経ち、無事に父に領地を与えていただき、爵位も繰り上げられました。今の私は子爵令嬢です!これで少しでも婚活が上手くいくようになればいいのですが…。
「わー!ここがミーリク殿下の作ったカラオケですね!すごい再現度です!」
「そうか、それは良かった」
ということで、今日はミーリク殿下のエスコートで、カラオケに遊びに行きました。もちろんシューリク様とフェリューシャ様も一緒です!
「ところでさぁ、エルシーちゃんは婚約者探しにこの学園に入ったんだよね?俺とかどう?」
「いやー、さすがに子爵令嬢と公爵令息では身分が違い過ぎますよー」
「えー?俺はそういうの気にしないよー?それに結構本気なんだけどなー。この間母上との誤解を解いてくれて惚れちゃったしー。」
「またまたー」
「…」
「ミーリク殿下、眉間に皺が寄っていますよ」
「え?ああ、すまない。なんだかなにか面白くなくてな」
「あー、…頑張ってご自分で気付いてください」
「うん?」
「さあ、それより歌を歌いましょう!」
「俺の一世一代の告白がそれよりで片付けられた件について」
「いや、今のは真剣に告白しなかったお前が悪い」
「だって振られたら嫌じゃーん」
「多分そういうところだぞ」
「?」
「さあ、歌おう、騒ごう!友達らしいこと、楽しみだ!もう待てない!」
そうして私達は騒ぎに騒ぎ、歌って踊って大はしゃぎしました。いやー、学生最高!
「ああ、もう帰る時間か」
「楽しい時間は過ぎるのが早いですね」
「じゃあ、送っていこう」
「ありがとうございます」
こうして私達は一緒の馬車で一緒に帰ることになりました。
「ところで、最近君の言っていた冷蔵庫と電子レンジ、オーブントースターを開発してみたんだ」
「そうなのですか!?」
「ああ、これでまた国が潤い民の生活が豊かになるだろう。ありがとう、エルシー」
「はい!お役に立ててなによりです」
「それでな?父上にこのアイディアはエルシーのものだということを話してな?」
あれ?この流れは…まさか。
「エルシーへの褒美として、ウォーカー家に新たな領地が与えられ、爵位が伯爵に繰り上げられることが決まったぞ!」
「またですか!?そんなにもらっちゃって良いんですか!?」
「エルシーのお手柄なんだ、ありがたく受け取るといい」
「そうだよー、エルシーちゃんは遠慮しなくていいの!」
「は、はい。じゃあ…ありがとうございます」
なんだか偉いことになってしまいました。本当に良いんでしょうか?
また爵位繰り上げ




