22.ピンチを乗り越えた先にあった物
どうも、リクルートです!
22話です!
では、どうぞ!
無事、ゾンビ化した動物達を撃破した俺達は、再び園内を歩き始める。
すると、赤く染まった地面を発見する。
「これは…血…?」
彩花が怯えながら言う。
大祐はその血を調べる
「乾いてるから、前の物だな」
その血は、流れてきた物のようだ。
俺達はその血に辿って進んでいく。
「…!」
辿った先にあったのは、殺された人達の死体があった。
装備を着ている為、軍の人々だと思われた。
その人達の死体は、体の至る部分が切断されていた。
「ゲームで見るのと…違いすぎる」
グロいのレベルじゃない。
「この動物園に関してのヒントがあるかも知れない、分かれて調べよう」
大祐がそう言うと俺達は1人ずつ分かれる事になった。
分かれるといってもそこまで距離はない。
俺は、腕や足が切断されていた死体の近くにあったカメラを手に取る。
恐らく、よく部隊がヘルメットにつけているやつだろう。
俺は、カメラの映像を再生する。
ーーーーーーーーーーーーーー
軍の人達は謎の女と戦っている様子が映された。
「くそっ!何なんだよ!こいつ!」
「あはは♪軍って大したことないのね!」
「撃て!撃てぇ!」
軍の人達は一斉に銃を撃ち始める。
しかし、女には当たっていない。
それどころか…
「ぐぁぁ!」
次々と倒されていく…
残るは、このカメラを映している人のみになった。
「くっ…クソッタレが!」
諦めずに銃を撃つが、当たらない。
「さてと、飽きてきたから…バイバイ♪」
女は鋭い爪で攻撃、切られた音が鳴り響き、映像は終了。
「今回の敵は…今までと比にならなそうだな…」
そう言っていると、彩花と大祐が戻ってくる。
「何かあった?」
どうやら、2人のところに何もなかったようだ。
俺は、カメラの映像を2人に見せる。
「…ひどい」
「何なんだ…この女」
「見ちゃったかぁ♪」
何者かの声がする。
「誰だ!」
俺は、ハンドガンを構える。
「私は、アリンって言うの」
「お前がこの現場を作った犯人か」
大祐はアリンという者に聞く。
「そう♪」
「お前は、一体何がしたい!」
俺は、ハンドガンを構えながら言う。
「貴方達は、院長を倒したのよね?」
「俺達が倒した訳ではないが…なぜ、知ってる?」
「なぜって、私とあいつは仲間だもん」
仲間って事は何か繋がりがあるのか…
「何か関係があるのか?」
「え?特にないよ、だってあいつ雑魚ゾンビだよ?」
雑魚ゾンビだって?!とんでもない…!死にかけた相手だぞ。
「君達は、アデット様の事を知ってるよね?」
「あぁ、知ってるが」
アデット…華澄の兄だ。
「私はね、アデット様に認められたゾンビなんだよ♪」
すると、アリンは右腕を袖をめくって言う。
アリンの右腕は明らかに、他の体の部分とは違う感じだった。
「これは、アデット様の右腕…アデット様に認められた者は、アデット様の一部を貰う事ができるの」
話だけ聞くと、サイコパスにしか聞こえない。
「アデット様に認められた者は、私含め4人…右腕、左腕、右足、左足を貰えるの…この右手はね…」
アリンは彩花と大祐に向かって手を扇ぐ。
「きゃぁ!」
「うわぁっ!」
2人は飛ばされてしまう、一体何が起こった?!
「ほんのちょっと扇いだだけで飛んじゃうなんて、貴方達も大した事なさそうね」
「なんだと…!」
すると、アリンは周りに柵を建てる。
「今から行うのは…どっちかが死ぬまで戦う…デスマッチ♪一弥…貴方はアデット様から最初に殺すよう命令されてるの…貴方の能力がとても厄介なのよ」
ダメージを受ければ受けるほど強くなるという能力はもう敵にバレているようだ。
すると、アリンの爪が鋭くなっていく。
明らかに今まで戦ってきたゾンビとは桁違いの雰囲気だ…
「ゲームの始まりよ、精々足掻くことね!」
アリンとのデスマッチが始まった。
22話ご覧頂きありがとうございます!
新たな敵、アリンの登場です。
では、23話で会いましょう。




