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スキル【空間】がチートすぎて異世界スローライフが出来なくなった。最悪!  作者: メガネをかけている饅頭
第1章:異世界召喚・スキル研究編

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ep.7 : 【空間】生活の始まり

ようやく【空間】チートが始まります。まあまだ準備体操ですけどね。

スキルを発動すると現れた黒い穴に入ると、そこには創造神様と話したような真っ白な空間が広がっていた。


ちょっとだけその光景に唖然としていると、界の目の前に鑑定水晶に触れた時に目の前に現れたステータスボードみたいな物が現れた。


『これより、チュートリアル、およびスキルチュートリアルを開始いたします』


そう言って先にチュートリアルが始まった。ただ、その内容はシーリアさんに教えてもらったことと変わらなかったので割愛させてもらう。


『お疲れ様でした。これでチュートリアルを終了し、スキルチュートリアルに入ります』


そうして今度はスキルチュートリアルが始まった。と思ったら、先に1つ注意書きを出してきた。


『このスキルを獲得したのはあなたが初めてのため、スキルの説明に不完全な部分がある可能性があります。もしもそのような場合がありましたら、ステータスボードの方にお声がけください。ご協力をお願い致します』


自分が初めてこのスキルを持った人物ということや、ステータスボードがちゃんとステータスボードというのを知りちょっとだけ驚いたものの、あまり気にせず次に進めた。ちなみにゲームみたいに右下に【次へ】というボタンがあり左下に【戻る】というボタンがあるゲームに慣れてる界に取って非常にありがたい仕様だった。


『まずは、このスキルの概要についてご説明いたします。スキル【空間】を使用すると使用者の魔力を利用し別次元につながるゲート(穴)を創り出します。なお、この際魔力が50程持っていかれます。また、ゲートでつながる別次元には何でもいくらでも入れることが可能です。さらに、ゲートは魔力を50使用すれば自分が訪れたことがある場所、または自分が座標を知っている場所にゲートを作りそこへ移動することが可能です』


と言った感じで、【空間】はメリットに対してデメリットのバランスが合っていないチートスキルということが分かった。とりあえずメリットとデメリットを出しておく。


=====================================


・メリット


①、魔力を50すれば今いる場所や自分が訪れた場所、自分が座標を知っている場所に新たに異次元につながるゲート(穴)を作ることができる。自分以外にも他人を入れることも可能。つまりは【空間】は擬似的な転移魔法となる。


②、異次元には生物かどうかなど関係なく入れることが可能であり、容量は無限である。つまりはアイテムボックスの上位互換となる。


③、空間内では時間の流れを止めたり、新たに何か(ダンジョンや生命も可能らしい)を創り出すことができる。また、スキルレベルが上がることで性質を編集できるようになるらしい。


④、1度空間に入ってからの累計時間が30分以内の場合は元いた世界に戻った際もその時間が経過した状態になっているが、30分を超えた場合はどんなに超えていても元の世界に戻った際は30分しか時間が進行していない。


⑤、ゲートを創る時以外は【空間】スキルが魔力を消費することはない。


⑥、ゲートはすぐに消すことも可能だし、特定の物や人はブロックして特定の物や人のみを入れるなどもできる。つまりはフィルター機能がある。


・デメリット


①、魔力がない場合はゲートを生成できない。また、ゲートを1度消したらまた再生成しなければならない。


②、何かを創り出すなどしても、それを空間から外に出すことは出来ない。また、大規模なものになる際は要求されるスキルレベルが上昇してしまう。(ただし、創造物を外に出すことが出来ない問題はスキルレベルが上がれば解決する方法があるらしい。)


=====================================


と言った感じだった。そうして、スキルチュートリアルも終わるかと思ったら、最後にステータスボードがとんでもない発言をしていった。


『最後に、スキルチュートリアルを終了したクリア報酬として、スキルレベル等に関係なく何かしら1つのものを想像できる権利(それが物体や生物でも外に出せます)を与えます。なお、この権利は今からいつでも行使できるようになり、一度権利を行使すると権利は消失します。当権利を行使したい場合は、【報酬の権利を行使する】と唱えてください。それでは、スキルチュートリアルを終了します。お疲れ様でした』


そう言い残し、スキルチュートリアルは終了した。


ひとまずメリット③、⑤をやってみて本当だったことを確かめてから、とりあえず権利の報酬の使い道、――というより今自分が叶えたいことを考えてみることにした。


とは言っても、深呼吸してから考えてみたら1番叶えたいのは親友である優斗と幼馴染の咲希の幸せだった。


それ以外にも、一生ゲームをやっていたいなどの願望は出てくるが、2人の幸せよりも強い願いは出てこなかった。


そうして、多少本当にいいのかと迷ってはしまったものの、権利は優斗と咲希の幸せを守る方法を創ってもらうことにした。


「…【報酬の権利を行使する】」


そう唱えると、またステータスボードが現れる。


『報酬の権利として、【大切な人を守れる力を得られる物を創る】ということでよろしいでしょうか?』


なんか危うい方向に言っている気がしなくもないが、まあ別に違うわけでもないので【はい】を押した。


『本当によろしいですか?』


【はい】を押す。


『後悔しないでくださいね?』


【はい】を押す。長いな。


『後戻りはできませんよ?』


【はい】を押す。めっちゃしつこいやん。


『これで【はい】を押せば権利は行使されます。本当によろしいですね?』


【はい】を押した。すると、ステータスボードが『了解しました。権利を行使中です…』となった。しばらく待ってみると、ステータスボードの表示が変化した。


『権利を行使しました。これによりスキル【空間】スキルチュートリアルの報酬の権利はもう行使できません。それでは、良いダンジョンライフをお楽しみください』


それを表示してから、ステータスボードが消えると、目の前に鑑定水晶と同じような水晶玉とそれを置いておくための台が現れた。


それが権利を行使たことで現れたことは確実なため、水晶玉に触れてみる。すると、ステータスボードが現れた。


『挑戦者権利を確認中です………確認完了。権利者No.1,渡里界様、スキル内ダンジョン【意思の試練】へようこそ。当ダンジョンに挑戦するとリタイア、または攻略するまで【空間】から出ることは出来ません。ただし、意思を曲げずに最後まで攻略した暁にはあなたは望む力を手に入れているでしょう。このダンジョンにあなたは挑戦しますか?』


と聞かれても、そのために権利を行使したので回答は1つしか無かった。


「もちろん挑戦する」


それを聞いた後、ステータスボードが反応する。


『挑戦者の参加の意思を確認しました。参加する際は、隣に出現するゲートへお進みください。なお、ゲートに入る前に挑戦を撤回することも可能です』


と表示すると、となりに【空間】の時と同じゲートが現れた。ダンジョンに行くのは初めてだがこのゲートは1度は通ったことがあるので、1度目よりは抵抗なく入ることが出来た。


そうして、ゲートを抜けると、そこは異世界物では定番おやくそくの奥に石造りの通路が見える広場だった。


自分がダンジョン攻略をするなんて想像していなかったので、それに少し感動していると、目の前にまたステータスボードが現れた。


『【意思の試練】へようこそ。これから攻略する際の注意事項を表示しますので、しっかりとお読みください』


そうして、俺の超長い時間に渡る【意思の試練】攻略が始まった。

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