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スキル【空間】がチートすぎて異世界スローライフが出来なくなった。最悪!  作者: メガネをかけている饅頭
第1章:異世界召喚・スキル研究編

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21/27

ep.21:修羅場の連続攻撃

ちょっと短めです。

『第三の問、合格』


その声で、最後の試練は終わりを迎えた。


するとすぐに、


「おめでと〜」


「おめでとうございます。別空間からずっと見てました」


「よくやった主」


と言った感じでそれぞれ合格を祝福してくれた。


「ありがと。そういえば、そっちはどんな感じだったの?」


と聞くと、何故か成都さんと宵は気まずそうにして、万か呆れた感じになりながら説明してくれた。


「……まあ、寝る間も惜しんで応援していたな。結構ラ……!?、ゴホン、熱い声援が飛び交ったり、よく観察してたぞ、うむ(今の叶と宵の方からした物凄い殺気、我でも恐れるくらいに強かったぞ……((((;゜Д゜)))))))」


「……とりあえず、応援してくれていたってことでいいのかな?」


「そ、そうだな。それであっているぞ」


そこでお互い無言になってしまい、話題を変えることにした。万の説明中に物凄い殺気を孕んだ視線が飛んでいたことで、恐怖で話を続ける気が失せてしまった。


「け、結局報酬って何だろうね?」


と言うと、まるでそれを待っていたかのようにあの時の声がした。


『これから、報酬を付与させていただきます。まずは、当ダンジョン攻略報酬として、スキル《自動成長》が付与されます。なお、このスキルの詳細は鑑定にてご確認ください。』


その後、すぐに界の体が軽く発光したかと思うと、ステータスに《自動成長》が追加されていた。


そのままスキルの効果を確認したかったが、まだ報酬の付与は終わっていないので確認したい欲をグッと抑える。


「2つ目の報酬は?」


『2つ目の報酬は、最後の試練攻略報酬として、このダンジョンの管理権限が譲渡されます』


「は?え?ちょっと待っ——」


と言っていたところで、また体が発光する。しかも、その光はさっきよりも強くなっていた。


光が収まってから急いでステータスを確認してみると、《ダンジョンマスター》の称号と新たにダンジョンタブが増えていた。


『最後に、初挑戦初攻略、及び全試練クリアの報酬として、私、元ダンジョンマスターが従魔として登録されます』


案の定、確認してみると従魔一覧に元ダンジョンマスターが登録されていた。


『報酬付与は以上となります。改めて、ダンジョン攻略お疲れ様でした。このままダンジョンを退出する場合は奥の魔法陣へ、最後のフロアボスを討伐する場合は奥の扉へお進みください』


そうして、軽く億を超えるような時間のかかったダンジョン攻略は爆弾を落とされて終わった。



「……元ダンジョンマスター、召喚」


と唱えると、最後の試練の説明をしてくれた美少女が現れた。


「お呼びでしょうか、ご主人様(マイマスター)


「報酬の返却は……」


「不可能です。大人しく現実を受け入れてください」


と言われてしまい、嫌な予感がして成都さんと宵の方を見てみると、案の定さっきのこもった視点でこちらを見ていた。


「……ご主人様、これは一体どういうことでしょうか」


「……何で報酬で私たちと同じような美少女がいるのかな」


「主の仲間になるべきでは無かったかもしれない……これから毎日このような視線が存在していたら、心がもたないぞ」


「これ意図してやったわけじゃないのに俺のせいなの!?」


「「「……」」」


「あぁもう!、叶と宵は個別で何か付き合うからそれで許して!あと万は今度一緒に旅行か飲みに行こう、な?」


と言うと、成都さんと宵は「ご主人様(界)と2人きりでデート……」と言って顔を赤くして黙り、万は何かを諦めたような顔をしながら「旅行か……いい景色を見れば少しでも気持ちを楽にできるだろうか」と呟いていた。これ大丈夫かな……


「と、とりあえず、今はさっさとフロアボス倒して帰ろう!」


と言うことでやや強引にみんなを引き連れてフロアボスをサクッと討伐して、さっさとダンジョンを脱出するのであった。


この時の俺は、気疲れで新たなスキルとダンジョンの管理権限という名のストレスは忘れていたのだった。



「よっし、帰ってきた〜」


「異世界召喚されたのがスキルの中のダンジョンの中という意味わからない状態だったので初めて異世界に来ましたが、これはちゃんと異世界してますね」


「そんな言葉初めて聞いたわ……」


ダンジョン脱出後、宵や万達は流石に城の人に迷惑をかけるということで従魔専用の空間に行ってもらっていた。なので、異空間から異世界に戻ってきたのは界と成都さんだけである。


「そういえば、なんで俺はスキル使ったんだっけ?」


と思っていると、思いっきり部屋の扉が開いた。


「お前達は誰だ!……って、界様?」


「え?」


「今まで何をされていたのですか?それに、奥の女性は一体?」


「え?どうゆうこと?」


というと、何故かまた殺気がしてきた。しかも、今回は後ろだけでなく前からもだ。


よくみると、シーリアの後ろには笑顔で立つ咲が居た。


「ねえ界君、君は一体何をしていたのかな?」


ここは修羅場ですか?

アフターエピソード

万:「主はなんでこうも厄介ごとを引き寄せるのだ……」

宵:「そのおかげで出会えたんだしいいでしょ」

万:「それでも何故我まで巻き込まれるんだ」

宵:「それは界君が悪い」


突然新しく小説を書きたくなったので投稿しました。不定期で18:30更新予定です。


全能神の羽休み〜悠久の時に疲れた神は、己の世界で旅をする〜

https://ncode.syosetu.com/n8887mk/

なお、カクヨムでも同一タイトルで投稿しています。

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