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スキル【空間】がチートすぎて異世界スローライフが出来なくなった。最悪!  作者: メガネをかけている饅頭
第1章:異世界召喚・スキル研究編

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ep.14:【意思の試練】攻略〜最序盤〜

今エピソードの投稿予約設定を忘れてしまっていました。1日遅れてしまい申し訳ございませんでした。

修正履歴

2026/6/7:誤字及び1000層のフロアボスの一人称の呼び方を変更

10年が経過しおよそ600層まで攻略することが出来た。


ここまで来ると少し攻略をしているときの過ごし方に慣れてくる。


というか、魔石を手に入れたおかげで時計が創れるようになったのが大きかった。そのおかげで1日の過ごし方をちゃんと決められるのである。まあ、最初の広場にあったダンジョン攻略開始からの時間が載っている石碑を見ればよかったが、地味にそれは面倒だった。


ちょっとだけ今の過ごし方のルーティーンを話そうと思う。とはいっても特に変わったことはないと思うが。


まず、朝の7時に起床する。10億年くらい修行をしていたので忘れていたが、最初の広場以外の場所では普通に睡眠欲が発生するのだ。ちなみに、検証で眠い時に最初の広場に行ってみたら眠気が消えたが、そこから出た瞬間また眠気が戻ってきた。なので、しっかりと睡眠は取っている。


そうして起きたら、すぐに並列茸(成都さんはもちろん加工済みの並列茸)を食べながら攻略を始める。


そして、ひたすら探索をし続けて、正午くらいにまた並列茸を移動しながら食べる。ダンジョンで一箇所にいると結構な頻度で魔物が襲撃してくるため、いつも撃退しながら食べている。(もちろん朝や寝ている間も襲ってくるが、気配があったらその瞬間にその気配を斬っているので問題はない)


その後、夕方の6時くらいになったらまた並列だけを食べる。ダンジョンはずっと普通に明るいので探索はまだ続ける。


夜の9時になると、そこでようやく探索を終了して、1時間だけ自由時間となる。夜の9時以降はたどり着いた地点にとどまりその日の攻略は終了する。そこから1時間自由に過ごし、夜の10時に就寝。という感じである。さっきも言ったが見張りは敵の気配を見つけた瞬間に斬っているので必要ない。最高だね。


と言うか正直攻略(移動)しながら修行や研究をしているため、あまり1時間の重要性はない。まあ攻略中に確かめにくかったことを確かめられるくらいだろうか?


という感じのルーティーンを10年くらい過ごしていた。暇じゃね?と思う人もいるだろうが、別に暇ではない。まあ成都さんはどうなのか分からないが。


確かに魔物討伐だけなら暇だろうが、研究や修行があるため、どちらかと言うともっと時間が欲しい。ただ、10億年の研究のおかげで結構スピーディーに研究は進んでいるし、剣や魔法の修行も十分な時間が取れている。攻略中の1時間くらいは成都さんにそういうのを教えてるくらいだ。


ちなみに、各層にいる階層主やたまに(50,100,200,300,400,etc…と最初以外は100層の間隔で)いるフロアボスは瞬殺である。だって弱いもん。


軽く一振するだけで殺しちゃっているんだもん。ということで今は研究と手加減の練習に主軸を入れているくらいだ。まあ日が経つごとに手加減の腕が上がっているからいつかはちゃんと手加減が出来るはずである。出来るよね?


まあ、そんな感じで攻略自体は順調だ。





攻略開始から17年が経過した。ここで1000層に到達した。


現在進行系でフロアボスと対峙しているところである。


『お前が最初の攻略者か。10億年もここまでかかりおって、どうせ実力は大したこともないのだろう?ならばさっさとリタイアするが良い。今なら見逃してやる』


「うわぁ。負け犬の遠吠えだなぁ」


「ご主人様はそう聞こえるんでしょうね…」


「え?そうじゃないの?」


「私は勝てないと思います」


『…負け犬の遠吠えだと?我は【意思の試練】1000層のフロアボスだぞ?お前ごときに負けるわけがないだろう』


「うん、だからそれラノベだと思いっきり負けるやつが言うセリフなんだよ」


「確かに…そうですね」


『らのべとやらが何なのかは知らぬがふざけおって。お前など一瞬で殺してくれるわ!』


ということでフロアボス戦が始まった。


結果から言おう。多少の手応えがあったが全然雑魚だった。フロアボスも『そんな。まさか我があんなやつに負けるだと…』とか言っていた。テンプレすぎだろ。


たまにぎりぎり当たりそうな攻撃を繰り出してきたり、ぎりぎり当たりそうなところで避けられたりしたが、それだけだった。1分で戦いは終わった。


なんかステータスボードに『1000層フロアボスを仲間にしますか? Yes/No』と出てきたがNoにした。多分そのほうがあいつにとっては良いだろう。多分。


まあ1000層はそれくらいだった。結構何も無い。


後なにか変化があったかと言うと、フロアボスを倒して1001層に行ったら、これまでの通路から草原と森のオープンワールドに変わった。


何処かからそうなるんだろうとは思っていたが、結構広かったし景色が良かった。ただ、見た感じ食材は相変わらず並列茸だけだった。


後は宝箱が通路の行き止まりとかではなく適当に探索していたら見つかる様になったくらいだろうか?ちなみに、宝箱から出たアイテムはちゃんと保存している。


自身が【意思の試練】から出すことは出来なかったが、アイテムなら【意思の試練街】(【空間】)に送ることが出来た。ちょっとややこしいが、つまりは【空間】は現在ではアイテムボックスと同じようなものになったということだ。


まあ、とりあえずそれくらいな気がする。





ご主人様と【意思の試練】を攻略し始めてから17年が経ちました。ちょうど1000層が攻略し終えたところですね。


ご主人様はそこら辺の雑魚と変わらない感じでフロアボスを討伐しましたが、私はその恐ろしさに震えていました。


あのフロアボスに私一人で挑戦していたら間違いなく死んでいたと思います。それまでに私はまだ未熟だったのです。これを気にもっと修行に熱を入れることにしました。


それと、私が怖がってしまったフロアボスを一瞬で討伐したご主人様に惚れ直してしまいました。というか余計に惚れました。やっぱりご主事さん様は凄すぎです。私の英雄ヒーローです。


正直現実世界にいたときの私は現実に辟易していました。だから異世界に召喚してもらえたことで本当に救われました。もう成都の苗字と関わることがないと思うと、本当に心が軽かったのです。


そんなちょっと身勝手なありがたさを感じていて更に命まで助けられたとなれば惚れない訳ありません!なんか前にも似たようなことを言った気がしますがご主人様に惚れないなんてことはありえません。絶対に。


ご主人様の魅力についてはいくらでも語れますが、一度話し始めるとどこで止まるかわからないので止めておきましょう。


とにかく、フロアボスを倒して1001層に行くと、そこはこれまでの通路から一変し平原と森の広がった所でした。ラノベでも同じような場所がありましたが、実際見てみてもどこにこんな広大な空間のスペースが有るのかが不思議でたまりません。


周りを見てみると、宝箱がぽつんと置かれていたり、泉のようなものがあったりもします。


ただ、初めての通路じゃないタイプの層だったのもあるのか、それとも新たな食材があるかも知れないからなのか、ご主人様は森に向かっていきました。私もご主人様について行って森を探索してみましたが、たまに宝箱や泉がある程度で、食材などは並列茸しかありませんでした。


ご主人様が状態異常効果を減らしてくれているおかげで耐性も付き、しかも一個食べるだけで満腹になる並列茸は本当に不思議なキノコです。ただ、ご主人様に聞いたら未加工だと普通の人が食べるとエリクサーがなかったら確実に死ぬくらいの状態異常効果があるようです。


もしかしたらそのおかげでものすごくたくさんの栄養をためたから1つで満腹になるのかも知れません。しかも栄養バランスが完璧になっていて毎日健康体です。


そして、なにより太らないで美味しいというのが物凄くありがたいです。


日本では美味しい食べ物は高カロリーで食べにくかったので、美味しくて低カロリーで栄養満点なのは本当にありがたいです。


いや、ずっと同じ味じゃあ飽きないの?と思った方もいるでしょう。ご主人様はそれにも対策していました。なんと、全く意味が分かりませんが並列茸にいろいろな味をつけることが出来るようになっているのです!


だから、謎にこれを食べただけでラーメンを食べたような味がしたり、カレーを食べたような味がしたりと本当にいろいろな食物の味を再現していました。ただ、どうやっているのかは分かりません。ご主人様も「並列茸に関してならこれだけは未だに謎なんだよな…」と言っていました。


とまあ、並列茸については一旦置いておいて、ダンジョン攻略自体は至って順調です。まあご主人様がどの敵も例外無く一撃で倒していますからね…。逆にそっちの方で問題はありません。


でも、ご主人様が紳士すぎるのは問題ですかね?ご主人様になら何されても良いんですが、何もされないんですよね…


まあ、ご主人様と一緒にダンジョン攻略(お話・修行)するのは普通に楽しいですし、今はこの幸せを享受できるだけで十分です。狙うならダンジョン生活が終わってからですかね?いつか絶対に御主人様を振り向かせます。今後とも宜しくお願いしますね、ご主人様♡

今後気が向いた時にアフターエピソードでも書きたいと思います。


(『今後とも宜しくお願いしますね、ご主人様♡』の後…)

界:「なんか寒気が…気のせいだよな?」

叶:「気のせいだと思います♡」

界:(また寒気がした気がするんだが…)

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