表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スキル【空間】がチートすぎて異世界スローライフが出来なくなった。最悪!  作者: メガネをかけている饅頭
第1章:異世界召喚・スキル研究編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/19

ep.13 : 今度こそ【意思の試練】攻略開始

「久しぶりだなー、この真っ直ぐな通路」


「これがダンジョン…最高です」


なんかよだれを垂らしている気がするが気のせいだろう。


なんてことを思いつつ進んでいると、ゴブリンが現れた。どうしても前の戦いの記憶が思い出されて少し緊張してしまうが、落ち着いて構える。


「ご主人様〜頑張ってください!」


と言われたのもあるし、1度負けていて、正直手加減しても勝てるのかわからないというのもあり最初の一撃は渡里流剣術で様子を見てみることにした。


『渡里流剣術:瞬斬』


と言うとゴブリンを普通の人が目に見えないくらいの速さでゴブリンを切断する。


瞬斬が終わり界がゴブリンの方を振り向いたときには、既にゴブリンは消えていてそこには魔石が落ちていた。





※成都叶視点


私はご主人様のメイドになって本当に良かったと思います。


私に座学や戦闘の指導をしてもらったときから強いとは思っていましたが、ここまでとは思っていませんでした。


1年しか鍛えていない私では殆ど見えませんでしたが、先程ご主人様が使った『瞬斬』という技は一瞬でゴブリンを真っ二つにしていました。


あれが私に向かってきたら間違いなく私な成す術無く死んでいるでしょう。


その後も何度もゴブリンとの戦闘を繰り返していました。手加減をやってみているのか、ただ剣を振ってみたり、突然ゴブリンが真っ二つにされたりしていました。


ただ剣を振ってみただけでも早すぎて簡単にゴブリンが真っ二つになるのはまだわかるのですが、何も持っていないし何もしていないはずなのに突然コブリンが真っ二つになるのは全く意味がわかりません。


ご主人様に聞いてみたら、「剣を鍛えていたら何も持たなくても斬撃を出せるようになった」とのことです。私のご主人様チート過ぎません?


最終的には全然雑魚だったという判断になったっぽいです。まあ挑戦推奨レベルは1だし、強くなりすぎてるチートなご主人様にとっては当然楽なのでしょう。


私も1回戦闘してみたら雑魚でしたし。


だけど、ご主人様のミスで1体ゴブリンが私の方に高速で向かってきてしまい、それを目の前で助けてくれたのにはちょっとだけドキッとしてしまいました。


でも普通に優しいし、チートすぎるご主人様なんてみんな好きになりませんか?多分なりますよね?なら私も好きになってしまうのは当然ですよね?


とはいっても本当に私はご主人様のことが好きなのかはまだ分かりません。なので今は様子見です。





ご主人様と【意思の試練】の攻略を始めてから10年が経ちました。


既に私はご主人様の優しさとチートに虜にされています。つまりはご主人様のことを恋愛的に愛しています。それはもう大大大好きです。はい!(?)


なのでご主人様にどんどんいろんなアピールしているのですが、なかなか効果がありません。精神までチートでした。そこは普通でいてほしかったです。


まあでも、いつも優しくしてくれるし、欲しい言葉もくれるし、ピンチの時は毎回守ってくれるようなご主人様に惚れない人がいるわけがありません。つまり他の女と接触するタイミングがあったらその女は高確率でいつかご主人様のことを好きになってしまいます。それは最悪です。


ですが、今は2人っきりですのでこの時間を楽しみ尽くしたいと思います。あわよくばご主人様とあんなことやこんなことを…


と行きたいですが多分精神つよつよなご主人様には全然効果がないと思うのでまずはご主人様に私のことを意識してしまうのが目標です。


いずれは絶対に結婚してやります。多分異世界なら一夫一婦制ではなく一夫多妻制なので諦めなければ大丈夫なはずです。


ただ1つ懸念事項なのが、いつダンジョン攻略が終わるのかがわからないことです。


ダンジョン攻略が終わらない限りは本当の異世界生活が出来ません。それは絶対に嫌です。なので、私も少しでも力に慣れるように毎日修業を続けています。というかご主人様も毎日修行しています。


今でこそ慣れましたが、修行を始めた当初は少し精神的に苦でした。御主人様はどうなのか聞いてみたら、「最初から別に苦ではなかったなぁ。むしろ修行にハマって10億年やっちゃったね」と言われました。ご主人様は凄すぎです。やっぱり精神チートです。


私は11年くらいしか修行していないのもあるのだと思いますが、御主人様には全く敵いません。というか何をしているのかすら分かりません。


『渡里流剣術:瞬斬』と言うと敵が真っ二つになっているから技が発動したのは分かりますが、どんな攻撃なのかは分かりません。ご主人様に質問しても「超高速で一直線に突っ込んだだけだけど?まあ一応曲がることも出来るね。」と言われるだけで全く意味が分かりません。私も見えないって多分その早さはロケットは軽く超えてますよね?


しかもおんなじように超絶チートな技があと9個もあるようです。チートですね。魔力も測定不能だし、魔法も渡里流剣術と同じで空間を攻撃出来ると言っていました。ただ、私には空間を斬っているところが見えないので全く言ってることが分かりません。どうやったらわかるのでしょうか?誰か教えてください。


とにかく、私は何があっても絶対にご主人様のお嫁さんになることを諦めません。絶対にご主人様の物になります!





※渡里界視点


【意思の試練】の攻略を始めて10年が経った。10年も立つとおよそ600層くらいまでは攻略することが出来た。まあ敵が雑魚過ぎてほぼ敵がいないのと同じ感じだったのが大きい。


そういえば、魔物が倒された時に落とす魔石は当然ではあるが結構使えた。どの異世界物でも魔石はエネルギー源だし、確かシーリアさんも魔石が魔道具のエネルギー源と言っていたから当たり前ではあるのだろうが。


ただし、ただ魔道具の動力源として使うだけじゃなんかつまらないので、他の使い方を模索してみることにした。


とりあえずこの10年で見つけた魔道具以外の使い方としては、魔力電池くらいだろうか?


修行の10億年の間に一定以上の魔力が集まると重力のように他の魔力を集めてくる性質があることを発見していたおかげで、魔石が発する魔力が磁石のようになり、空中に漂う魔力を集める電池になることを見つけたくらいだ。


もちろんこの魔力電池は簡単に自分たちが使用できるように出来るようにしたし、空間に魔力があるところにあって、なおかつ魔石に一定以上の魔力があれば充電は自動で行われるので結構便利である。しかも、魔石が多ければ多いほど貯められる魔力の量も充電スピードも上昇するというありがたい仕様付きだ。


もしデメリットを言うならば、魔石の魔力まで使用してしまうと魔石に一定以上の魔力を戻すまでは使えないのと、どうしても魔石を同じ場所でまとめて置いておくスペースが必要というくらいだろうか。


ちなみに、通常ダンジョンは一定以上集まった魔力がさらに周りの魔力を集め続け、超大量の魔力が集まった時にその魔力を使用して神が創っていると言われている。ただ、【意思の試練】はスキルボーナスで創られたダンジョンなのでそこは気をつけて欲しい。


それと、10年で【空間】や【全属性魔法】、【全知全能】などのスキルの検証も行った。


まず、【空間】は創造機能が凄いパワーアップしていた。最後に使ったのが修行開始前で、その時は木刀が作れるくらいだったが、今は伝説の刀鍛冶が打った刀よりも切れ味が良いやつが創れるくらいになっている。もちろん、【意思の試練】よりも難しいダンジョンとかも創れるだろうし、新たな空間だって多分創れる。まあ作るなら【意思の試練】を攻略してからだけど。


次に、【全知全能】だ。これは一言で言えば何でも出来た。完全に【空間】の上位互換である。ただ、やりたいと思ったことが何でも出来る分、消費魔力が結構多い。まああまり問題になる消費量ではないんだが。


そして、【全属性魔法】は、基本と上位属性に加えて最上位属性である神聖、暗黒、空間、創造の4属性と、無属性である、身体強化、生活の2属性が扱えるようになっていた。もちろんスキルレベルが測定不能なので結構な威力の全部の魔法が使えた。魔力の消費量も大したこと無かった。


その他の【制限解放】、【全状態異常耐性】は検証しにくかったが、多分稼働している。それと、【渡里流剣術】に関しては常日頃から使っていたので検証する必要はなかった。


あとは、ここ最近成都さんがベタベタになっているくらいだろうか?


10億年ボッチだったことにより諦めが付いたのか、ほとんどなんとも思わないが、多少は何かしら思ってしまうのだ。まあほとんどはなんとも思っていないから顔に出ることはないけどね。


それに、もし成都さんが自分のことが好きと勘違いして告白し、振られたりしたら黒歴史どころではない。普通に切腹したいくらいになりそうである。


それと、最近も成都さんは剣術魔法どちらにおいてもいい感じに成長しているから今は指導していたいのだ。


とりあえず様子を見ておこうと思う。


そうして、界と叶のダンジョン攻略はまだまだ続く…

叶が空間を切るところは見えないと言っていることはおかしいだろ!と思う方もいそうなので先にそこら辺について書いておきます。


そもそも、空間をずっと斬っていると魔力の流出・流入や最悪生命の流出(その場合は死ぬ)などその世界にも斬ったことで現れた空間にも良いことがありません。そのため、空間が切られた場合は1秒にも満たない時間で元に戻るようになっています。界は超高速な動作ができるようになっているため空間の切れ目が見えますが、叶は界の超高速の動きも見ることが出来ないので、見ようとしても1秒にも満たない時間しか現れない空間の切れ目は見えません。そのため、叶は見えないと言っています。


ちなみに、あんま関係ないですがダンジョンの攻略にかかる時間には規則性があります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ