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変化
『 ……………………え? 』
少女は、口を小さく開き、固まった。
青年の瞳が、変化していた。
青年の瞳は、右目が鮮やかな夕焼け色、左目が綺麗な海色と緑のグラデーションで、瞳の中に、凍てつき、蜘蛛の糸で絡め取られているダイヤモンドのように透明な宝石があった。
『 …………それ 』
少女は呆然としながらそう呟いた。青年は柔らかな微笑みを浮かべる。
「俺の、素顔だよ。真凪を使って、俺は、この瞳を隠していた。この瞳は、家族以外誰にも見せてこなかった。
ある一人を除いては。
俺はその人をずっと、探していたんだよ」
満足げな笑みを浮かべる青年に、少女は何者かの面影を重ねたようだった。次第に呆然とした顔が、驚きの顔へと変化していく。
『 貴方……あの時の…… 』
少女の脳裏に思い描かれるのは、幼き頃の思い出。
短めです。前回長かったからですね。少女と青年の共通点は……




