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Led by cards  作者: みやぎ
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寒い寒いって外から部屋に戻ったら。






「わああ、クリスマスになってる!!」

「すげぇ」

「うわ」

「あはははは、光ちゃんホントに何これ」

「母さん気合い入れすぎだな」






僕たちが出ていた1時間足らずで、真鍋先輩の部屋がクリスマスになっていた。



僕の身長より大きいクリスマスツリーがどーんってあって、壁や窓なんかにも飾りがしてあって、クリスマスの音楽もどこからか流れてて、お昼の時とは違うクリスマスちっくな料理がどーんって置いてあって、その中には僕んち母さんが作ってくれたケーキも置いてあって。






「真鍋先輩のお母さん、今日居ないんですよね?」






透が不思議そうに聞く。






「旅行行ってるんだけど、こういうのは全部母さんからお手伝いさんたちへの指示」

「すごいな。このために何人の人が動いてるんだ」

「去年と全然違うのは何でかね?光ちゃん」

「亮平くん、変なこと言わないでよ」

「変なことって?」

「とにかく、温かいうちに食おう」






そうしようそうしよう!!って、テーブルについて、そういえばクラッカー買ったんだ!!って、真鍋先輩と買ってきたものを持ってくる。






「まー、帽子1個ないじゃん」

「一人はサンタさんの服なんだよ」

「まさかのサンタコス!?」

「ロシアンルーレットガムで酸っぱいガムを食べた人が着るんだよ」

「うわ、何そのルール」






透と友弥がイヤそうな顔をしている。






でも買っちゃったからやらなくちゃね!!



友弥や木戸先輩なんて似合いそうじゃない?






「せっかくだから先にそのガム食べよう」






木戸先輩の一言で、僕たちは1つずつガムを手にした。






「いっせーのせっ」











「で、買って来た本人がサンタなの?」

「まー、こういうのって引きが強いよな」

「まーくん似合ってるよ」

「………」

「何で僕?ちょーぼりしょんなんだけど」






真鍋先輩が無言なのが気になるけど、酸っぱいガムを食べちゃったんだから………仕方ない。



ぼりしょんから開き直って、僕は4人ひとりひとりにサンタさんの帽子を被せて、ついでに買ってきたプレゼントを渡した。






「サンタさんからのプレゼントです。って、全然たいした物じゃないですけど」






おお!!とか、ありがとう!!とか、さすがサンタさん!!とかっていう声があがって、気分も盛り上がってきて。






「じゃあ行くよーー!!メリークリスマス!!」






5人でパーーーンってクラッカーを鳴らして、僕たちのクリパが始まった。

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