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Led by cards  作者: みやぎ
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ラッキートランプをひくのがこわくて、ひかない日がたまにある。



トランプを広げる。






ジョーカーを含めてあと12枚。






知らない間に結構使っちゃったんだな。






残りが少ないってことは、ジョーカーをひく可能性が高いってこと。



そして、ジョーカーが出たら、そこで終了。



それが、イヤで。






トランプを箱にしまって、リュックに入れる。






朝練に行く時間だ。






リュックを背負って、そう言えばもうリュックじゃなくてもいいんだって、思った。






リュックにしたのは、真鍋先輩と自転車に乗るためだったんだよね。



自転車のカゴに真鍋先輩と僕の鞄を入れたら、ガタンってなるたびに飛び出しそうで、真鍋先輩が手を伸ばして押さえてたから。



ラッキートランプでラッキーアイテムとして出たからってのもあって変えたリュックが、偶然真鍋先輩と同じで。






お揃いのキーホルダーがついた、お揃いの、リュック。






スマホが鳴って、我に返る。






ヤバイ、透と友弥から早くしろってメールかな?






机の上のスマホをタップして。思わず…………固まる。






ついた






真鍋先輩!?






うそ。何で?






窓を開ける。






駅に向かって歩き出してる透と友弥。



玄関前に、真鍋先輩。






何で?朝練の時間だよ?






「先輩!?」






呼び声に僕を降り仰ぐ、真鍋先輩。






「早く来ないと遅れるぞ」

「はいっ」






嬉しくて、ドキドキして。






僕は大急ぎで階段をおりた。

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