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「泊まりでクリパ!?」
「まーくんまじか!?」
いつもの時間。いつもの僕んち。
テスト前だから勉強しようって教科書とノートを持って来てるはずなのに、そうだよね、勉強どころじゃないよね、僕だってそうだよ!!
「やったじゃん、まー。てかコクったの?」
「それでもうお泊まり?さすが真鍋先輩!!」
ちょっと待って!!どんなこと想像してるの!?この2人は!!
仮に告白してOKもらったとしても、今日の24日で泊まりってありえなくない!?ありえないよね!?
「コクってないし!!泊まりって、透と友弥もだよ!?それに木戸先輩も!!」
何かものすごく勘違いしたらしい2人にそう言うと。
「俺らもかよ!?」
「木戸先輩も!?」
「うん」
うん、びっくりだよね。僕もびっくりだよ。まさかこんな風にこんなメンバーで真鍋先輩の家に泊まりに行くなんてさ。
「それだけ?まーくん」
「え?」
「何かまだあるんじゃない?」
「な、ないよ!!」
言い当てられて焦る僕をじーーーっと見つめる友弥の茶色い目。
う、こ、これは。絶対に。
「何隠してるの?」
バレるパターンですよね?そうですよね?
「何で分かるの!?何で分かっちゃうの!?」
「まーくん分かりやすいもん。ねぇ?透くん」
「まーはすぐに顔に出るからな」
「うん。で、何?」
何って。何って、さ。
「まだ、決まってないよ?」
「うん」
「だから、何だよ」
「決まってないんだけどね?」
「うん」
「勿体振るなよ」
だって、何か。………恥ずかしいじゃん。
「24日に」
「24日に?」
「24日に?」
もう、ハモんないでよ!!
「真鍋先輩と」
「真鍋先輩と?」
「真鍋先輩と?」
だからハモんないでって!!
「出掛けようかって………」
「いえーーーーい!!」
「やっほーーーい!!」
「ちょ、ちょっと!!声大きすぎ!!」
「誕生日デート!!」
「まーくん、やったじゃん!!」
そうなんだけど!!嬉しいんだけどね!!
「でもさ」
ん?って2人が僕を見る。
「その前に、期末テストなんだよねぇ」
「だな」
「だね」
はあああああああ。
僕たちは3人で大きくため息をついた。




