14
「よし、相手を倒すことができた。何とか、コントロールをできるようになった。」
南方向に気配がする。
恐らく俺の不意を突き地中から攻撃するつもりだろう。
下に打てば反動で自分も攻撃を食らってしまう。
こうなったらあれを使うしか…
地中が少し盛り上がってきた。
「ここだああ」
ドゴーン
「よし、やった、やったぞ」
モグラ型の化け物は気絶しているようであった。
俺の大砲は実は一つではない。
2つなのだ。
この大型の大砲はおとりでもある。
小型で持ち運び自由の大砲を悟らないようにするため。
「だから、全然気にしていない位置からの攻撃は最強って訳だ。」
勝負を終えた私たちのもとに笑顔に満ち溢れた師匠が、手を鳴らしながらやってきた。
彼の表情を目撃し私とカルアは顔を見合わせて抱き合った。
少し抱き合った後、我に返り、その状況を恥ずかしくなり、お互いその場を少し離れた。
「よくやったぞ。お前たち。これで、この世界で何とか抗い生きていくことができるだろう。
これから先はお前たちで強くなれ。俺はどうやらここまでらしい。うっうわーーー。」
私たちは師匠の元へ歩み寄ろうとしたが、彼はそれを制止し近づかせないようにした。
周りから、まがまがしいオーラが漂っている。
この感じ前にも感じたことがあるような気がした。
「ああああ」
師匠の断末魔の後彼はこの場から姿を消していた。
どうやら、彼にはこのシナリオが見えていたのかもしれない。
だから、私たちに指導してくれたのか…。
やるせなさとともに、涙が今にもあふれ出してきそうであった。
少しの間ではあったが、様々なことを教えてくれた。
尊敬の念も感じていたところだ。
この気持ちは横にいるカルアも同じ気持ちのようであった。
「ふふっ、見つけたぞ。」
私たちの背後から、鳥型の悪魔とモグラ型の悪魔。
まるでさっき戦っていたかのような化け物がやってきた。
だが、明らかにさっきの魔物とは知能も戦闘力も高そうであった。
「戦わないと師匠のために…」
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