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技術立国日本  作者: 山口遊子


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第77話 昭和8年8~12月


 8月(1933/8)に入り、練馬で建設中だった理化学興業の石炭火力発電所が完成した。これにより、練馬周辺に立つ理化学興業関連企業に安定的に電気を供給する体制が整った。生産性がグンとアップするはずだ。


 同じく8月。東京工廠でロケット弾の製造設備が完成し、九三式噴進弾と命名され製造が開始された。大阪工廠は石川島自動車製作所の「スミダ」P型6輪自動車と東京ガス電気工業から「ちよだ」Q型6輪自動車を調達し改造を施し九三式噴進弾投射貨車として正式採用している。調達数量は聞いていないのだが、こんなのが満州の原野で火を吹けばものすごいことになるだろう。それとは別に、満州国が所有する奉天造兵所でのこれらの製造も本決まりとなり、理研では奉天造兵所用の九三式噴進弾の製造設備用機材を作っているところだ。機材が完成すれば分解して奉天まで運搬して、そこで据え付けが行われる。


 さらに、中島飛行機では理研から持ち込まれた14気筒エンジンの量産化ラインが稼働した。最初のラインは月産8基の製造を目標としている。


 このエンジンを元に、理研航空機では電探装備の陸上偵察機と単発艦載戦闘機、単発艦載爆撃機の製造を開始した。



 ロケット弾の一応の完成を見た理研では、引き続き長距離ロケットの開発を進めることになった。中身は地対地ミサイルというか、飛行爆弾だ。誘導など何もなく、大型の熱圧弾頭を積んで、適当に敵国に向けて発射する。取り柄はとにかく安価なこと。そして破壊威力が絶大であること。史実でのV1飛行爆弾のようなものだ。異なるのは、弾頭が熱圧弾頭であること。機体本体が強化フェノール樹脂であること。パルスジェットエンジン部は内側に薄い鉄板(軟鉄)を貼り付けただけの強化フェノール樹脂製であること。そして、機体本体をインテグラルタンクとして利用すること。史実でのV1飛行爆弾は飛行中に戦闘機によって撃墜されたようだが、熱圧弾頭に対しての至近距離からの射撃は自機が巻き込まれる熱圧爆発を誘発し、文字通り自殺行為となる。


 それに加えて艦船の対空兵器として、直径9センチの熱圧弾頭ロケット弾が開発された。3×3=9発が一つのセルに収まっており、そのセルが3×3=9セル集まった形態をしている。

 1セルの中の真ん中の1発だけ無線起爆装置が仕込まれている。発射はセルごと9発同時で、艦のレーダーに連動して起爆信号が送られることで、真ん中を飛ぶロケット弾に仕込まれた無線起爆装置が作動して弾頭が熱圧爆発を起こし、近くを飛翔中のロケット弾を誘爆させる仕組みである。射程は、仰角60度で発射した場合、到達高度約3900メートル、水平到達距離は約2250メートルに達する。弾道頂点から前方へは弾道に沿って最大4500メートルの有効射程圏を確保しており、密集して飛来する敵機編隊に対して圧倒的な制圧力を発揮する。電池の自己放電を防ぐため、VT信管では発射の衝撃だけで電解液の入ったガラスアンプルが壊れて電解液が電池に浸入し電池が起動する。無線起爆装置の電池の場合、発射の衝撃が緩やかなためこの方式ではアンプルが壊れないため、発射の反動を利用してストッパーを外し、その先のスプリング式の撃鉄でガラスアンプルを叩き割ることで電池を起動する。


 こうなってくると、VT信管なんて不要じゃないか!?


 そして、理研では対潜兵器としてアクティブソナー方式の追尾魚雷を開発した。一言でいえば自分が発した音の反射を拾ってその方向に舵を切っていくだけである。トランジスターの頭脳を持つサーボ機構ため、真空管式の回路に比べ圧倒的に高速なレスポンスだ。魚雷の動力は電動モーターで水中を22ノットで進み、深度250メートルまで有効である。有効射程は約2500メートル。

 ヘッジホッグのような前方投射方式の爆雷に比べれば高価ではあるが、それでも敵潜水艦を確殺できるなら安いものだ。もう半年もすれば実戦配備されるだろうということだった。名称は九三式短魚雷。もちろん潜水艦からの水中発射も可能である。この魚雷の優れたところは、中身が弾頭と電池とモーターとジャイロとサーボ機構だけ。圧倒的に安価ということになる。


「今は、敵潜水艦が潜んでいることが判ったとしても、そこに全速で駆けつけると、自分の音で相手の音が拾えなくなるんじゃないだろうか?」

「そうですね。オートジャイロとか呼ばれている航空機だと、わずかな飛行甲板さえあれば離着艦できますから、空から近付けば海中の音には無関係ですから対潜哨戒という意味では理想的かもしれません。空中で静止はできませんが非常に低速での飛行が可能なので、魚雷を空から落としても、海面との衝撃問題も起きないでしょうし」

「なるほど。短魚雷を1本か2本積んだオートジャイロか」

「母船がソナーで海中を探って、敵潜が潜んでそうなところまでオートジャイロが飛んでいって短魚雷を落としてやれば、それで詰みです。向かい風なら発艦距離も着艦距離もかなり短くなるでしょうから、商船の改造でもいけると思います」

「なるほど」


 敵潜が確実にいるのは、海の中ではなく敵の潜水艦基地。早い話が、敵の潜水艦基地を破壊してしまえば、敵の潜水艦は行動できなくなる。つまり、こういった対症療法ではなく、根本治療である切除手術の方が低コストなうえに、効果は抜群だ。とはいえ、それで敵潜を根絶やしにできる保証はないので、こういった兵器も必要ではある。





 そして9月(1933/9)。国内では早くも3個機動噴進弾中隊が編成され、直ちに関東軍に派遣されて訓練を開始した。また、戦車部隊に随伴する前提で機動歩兵大隊が試験的に編成された。機動歩兵大隊については、運用を見て良好ならば今後の歩兵の主力となるそうだ。それもこれも満州での石油があってこそだ。



 東京に限らないが、都市部ではアスファルト舗装が普及し始めたようで、浦和でも主要道路のアスファルト化が進んでいる。石油製品主体の輸入時代ではわざわざアスファルトを輸入していなかったのかもしれないが、原油からの石油精製を自国で手掛けるようになった恩恵なのだろう。

 こうなってくると、自転車によるモータリゼーションが近々起こるのではないだろうか? 自転車の数についてはまだ目立ってはいないが、トラックの数はかなり増えたような気がする。陸軍中野学校の教育で、敵国の主要道路で目の前を走る自動車の数を数えるというのがあったそうだ。自動車の数は国力を測る上で重要ということらしい。つまり「敵の血管の太さと、心臓の強さを測る」ってことだ。逆に言えば、他国のスパイが今の日本の自動車数を数えたら、手強い国と認識するだろう。


 ただ、アスファルトは可燃物なので焼夷弾による攻撃に弱い。史実でもドレスデンへの爆撃ではアスファルトが燃えて火炎旋風が起き、被害が拡大している。とはいえ、この歴史では日本がそういった被害を受けることはないはずだ。



 理研航空機では電探装備の陸上偵察機が完成している。機体形状は九二式偵察機を拡大した推進式双発機で、中島飛行機で製造した理研14気筒エンジン2基を積み込んでいる。電探の首振り型アンテナが機首内に置かれている関係で、探知範囲は前方160度となっており、探知範囲外を見晴らすには機首をめぐらす必要がある。各種の審査を終えた本機は陸海軍で正式採用され、戦略的偵察という意味を込めて陸海共通で九三式司令部(***)偵察機と名付けられた。もちろんスロットルの操作は陸海で逆に設定されている。


九三式司令部偵察機 

 理研・中島14気筒エンジン一一型×2

 高度6000メートルでの探知範囲:半径200キロメートル(前方160度)

 最大速度:高度7000メートルで時速680キロメートル。

 航続距離:高度6000メートルを時速500キロメートルで8時間=4000キロメートル。(ハイラルからイルクーツクまで1135キロメートル)

 実用最高高度:1万2000メートル

 燃料は機体内防弾タンクおよび主翼内防弾タンク。

 主要素材は強化フェノール樹脂。要所は段ボール構造。

 乗員2名

 固定カメラ1

 武装:なし

 与圧室式搭乗員室


理研・中島14気筒エンジン一一型(一一の2桁目の数字は本体設計、1桁目は過給機の設計)×2

 形式:空冷複列星型14気筒

 重量:571キログラム

 馬力:1300馬力

 一段二速機械式過給機+排気式過給機



 その翌月には、艦載戦闘機と艦載爆撃機が完成し、各々九三式艦上戦闘機、九三式艦上爆撃機として正式採用された。なお、いずれも、中島飛行機へのライセンス生産が指示されている。

 さらに機載噴進弾が九三式機載噴進弾として正式採用されている。


九三式艦上戦闘機

 理研・中島14気筒エンジン一一型×1

 最大速度:高度3500メートルで時速560キロメートル。

 航続距離:高度3000メートルを時速460キロメートルで6時間=2700キロメートル。過荷重時3300キロメートル。

 実用最高高度:1万2000メートル

 武装:機首12.7ミリ機銃×2(各270発)、翼内7.7ミリ機銃×2(各600発)

 九三式機載噴進弾×4を主翼下に搭載可能

 主要素材は強化フェノール樹脂。要所は段ボール構造。

 乗員1名


九三式艦上爆撃機

 理研・中島14気筒エンジン一一型×1

 最大速度:高度3500メートルで時速480キロメートル。

 航続距離:高度3000メートルを時速380キロメートルで5時間=1900キロメートル。 実用最高高度:1万2000メートル

 武装:機首7.7ミリ機銃×2(600発)、後方旋回機銃7.7ミリ機銃×1(60発×6)

 爆弾:250キロ爆弾×1ないし、60キロ爆弾×4

 九三式機載噴進弾×4を主翼下に搭載可能(その際急降下爆撃は不可)

 主要素材は強化フェノール樹脂。要所は段ボール構造。

 乗員2名


九三式機載噴進弾

 重量25キログラム

 弾頭:熱圧爆薬12キログラム

 最大射程:5キロメートル



 さらに、この月。鴨緑江(おうりょくこう)で第2水豊ダムが完成し水力発電所が稼働している。そこで生まれた電力は第1水豊ダムと同じく北朝鮮の化学工場、大連の工場群へ送られることになる。


 また、吉林市の東南約24キロ、第二松花江に豊満ダムの建設が始まった。史実では1937年に起工されている。終戦時ダムの87パーセント、発電機据付けの25パーセントまで完成していたようだ。


 爆薬=窒素化合物もアルミも結局は電気の缶詰だ。電力がなければ始まらない。そういった意味で電力インフラは重要だ。







◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 最近、浦和高等学校前から浦和駅に至る道とかでもアスファルト舗装を始めたようだ。満州で石油が湧いていなかった以前では、輸入される石油製品のうち、アスファルトの優先順位は低かったのだろうが、今は自前で石油精製している関係で、アスファルトが安価に手に入るようになったってことだろう。


 今までの砂利を転圧しただけの道だと、自動車のスピードは上がらないが、アスファルト舗装だと自動車のスピードが確実に上がる。自動車が少ないこの時代だと、自転車はもっと恩恵を受けるんじゃないだろうか。自転車会社の株を買うことができれば儲かりそうだが、戸籍のない俺たちでは株に手が出せないだろうから仕方ないけど。


 とはいえ、実際株の売買がどうだったのかと調べてみたところ、証券会社に行って、金さえ出せば買えたようで、後日、株券が送られてきたのだそうだ。その株券とハンコを持ってその会社に行くか指定銀行に行って手続きして名義変更したらしい。すごくおおらかだけど、すごく面倒な時代だったようだ。俺達でも株を買えることは分かったけれど、面倒なので向こうの株の購入の話は立ち消えになった。


 その代わり、YHT貿易(かいしゃ)の金で、現代の株を買ってみようということになった。


 ネットで法人口座の開設依頼を大手証券会社に送ったら、後日書類が送られてきたので、必要書類を揃えて返送したら1カ月ほどして口座ができたと返事がやって来た。その口座に銀行から3000万円ほど送金して、あとはネットで発注することにした。取引責任者は堀口にしておいた。

「堀口に株の運用は任せた。最悪今ある3000万円がゼロになってもいいけれど、借金だけはしないでくれよ」

「信用取引とか先物売買とかしませんから、マイナスだけはありません」と堀口がキリッ! っと言い切った。信用取引とか先物売買とか知っていたとは驚いた。堀口は株の経験があったということか。

「それならいいけど」

「それで、先輩、何を買いましょうか?」

 株を普通に投資として持っている分にはそれほどリスクはないだろう。それに、ある程度、株を持っていると、株式相場の動向に意識が向くし、世界経済、世界情勢にも意識が向く。自動的に世界を学べるというわけだ。ビギナーズラックで、種銭の3000万円が増えるかもしれないし。

「そこを考えるのが、わが社の投資担当重役の君だろう」 

「おひょっ!」

「それはいいから」

「株なんて難しいことを考えずに、単純に上がりそうな株を買って、上がったら売ればいいだけですものね」


 確かにその通りなんだが、『単純に上がりそうな株』がどれだか判らないんじゃないか? 大丈夫なのだろうか? 任せた以上何も言わんけど。


 その日の午後。よが付く牛丼屋で昼食を摂りながら。

「先輩、さっき、株の注文を出して買っちゃいました」と堀口が業務報告をした。

「ほう。もういい株を見つけたのか。すごいじゃないか。それで、何を買った?」

「それは秘密です」

「秘密?」

「冗談ですよ。買ったのは日本株のETF」

「なにそれ?」

「日経平均株価連動型上場投資信託です」

「ほう。で?」

「えっ?」

「だから、上場投資信託ってなに?」

「よくわからないけど、漢字が15個も並んで、カッコいいかなーって?」

 名前の漢字の数で投資判断するというのは、斬新かもしれない。当たるも八卦の株の世界。どんな理屈があろうとも損すれば負けだし、投資判断に理屈などなくても儲ければ勝ちだ。

「ふーん。それでいくら買ったの?」

「3000万円で買えるだけ」

「そうなんだ」

「そうなんです」

 いいけど。

「儲かればいいな」

「任せてください!」


 いや、もう種銭は尽きてるんだし、いまさら任せるもなにもないと思うんだが。自信があることはいいことだ。ただ、この一見何の根拠もなさそうな投資で儲けでもしたら、堀口の場合確実に天狗になってしまう。堀口が天狗になっても損するよりいいか。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 電探装備水上偵察機の試作機が霞ヶ浦に持ち込まれ、霞ヶ浦海軍航空隊の支援の下で各種の試験を行っていた。エンジンは理研・中島14気筒エンジン一一型。フロート(浮船《うきぶね》)は主浮船が胴体下部、左右の主翼下に安定用の副フロートが配置されており、主フロートの内部に首振り型のレーダーアンテナが取り付けられている関係で主浮船の形状はコブラの頭部のように横に広がっており独特な形状をしている。もちろん機体や翼、フロートの素材は強化フェノール樹脂である。


高度3000メートルでの探知範囲:半径150キロメートル(前方90度)

最高速度:時速450キロメートル(高度4000メートル)

航続距離:3000キロメートル(時速300キロメートで10時間、高度3000メートル)

武装:7.7ミリ機銃×1(旋回)

乗員:2名



 朝靄の中、湖面を滑るように加速した試作機は糸を引くように離水して高度を上げていった。


 偵察員が覗き込んでいるPPIスコープ上に霞ケ浦とその周辺の地形がうっすらと映っている。その中で、 霞ヶ浦海軍航空隊の練習機とみられる機影の光点がゆっくりと移動している。

 また、湖上を移動中の漁船などもスコープ上にはっきり表れている。


 30分ほど各種の試験を行った試験機はゆっくりと着水し、船台に向かって帰っていった。


 一週間後、試験機は霞ケ浦から横須賀に自力飛行して、横須賀沖に着水した。試験機は待ち構えていた軽巡五十鈴に搭載され、艦上で整備を受けた。その後、駿河灘において試験機の射出実験が行われた。

 火薬式カタパルトで射出された試験機に機器の異常はなく、試験は問題なく終了した。


 一連の試験が終わった試験機は10月に入り、九三式水上偵察機として正式採用された。


 史実通り、10月14日。ヒトラー率いるナチス政権が、軍縮会議におけるドイツの軍備平等権(他国と同等の軍備を持つ権利)が認められなかったことに反発し、国際連盟から脱退している。


 また同日、ドイツからアメリカにアインシュタインが亡命している。つまりドイツのユダヤ人弾圧は史実通り進んでいるってことだ。

「ア博士、米に隠密上陸」「追放された天才」などの見出しが新聞を賑やかせたようだが、残念ながら失念していてその新聞を購入できなかった。

 ドイツは一体何がしたかったんだろう? と一瞬考えたのだが、ドイツのユダヤ人迫害で誰というか、どの国が一番得をしたか? 明確にアメリカだろう。アインシュタイン博士だけでなく多くのユダヤ系科学者が手に入ったうえ、国内のユダヤ資本は明確に反ナチス、反ドイツ、反ファシズムで一致し政府に対して『強硬策』を要求する。ここでヨーロッパ大陸で『大乱』が起これば(****)、いや、ナチスを裏から操って大乱を起こせば『介入』のハードルが下がる。海の向こうから武器を大量に売りつけて借金漬けにして、頃合いを見て参戦。ヨーロッパの解放者として迎えられる。いいとこ取りだ。好きにしてくれていいんだよ。持てる日本は関係ないんだから。



 12月に入って、高高度電探専用機が理研航空機で完成し、良好な成績を収めたのだが、九三式司令部偵察機で事足るため、採用は見送られた。とはいえ、現在双発の高高度電探専用機を4発に拡大発展させればいわゆる戦略爆撃機に転用できる。技術が無駄になることはない。



 それとは別に、満州国が所有する奉天造兵所用の九三式噴進弾製造用の装置群が完成し順次、奉天に送られた。九三式噴進弾投射貨車の製造はすでに始まっており、装置の据え付けなどが終わり、資材が到着すれば、九三式噴進弾の製造が始まる。

 ロケット弾は安いのが取り柄。なんでもそうだが、どんどん作れば、単価に反映される初期投資分が小さくなっていくので、必然的に単価が下がっていく。




 この年、酸素魚雷の発射実験に成功して、正式ではないものの「九三式魚雷」と命名されたはずだが、もちろんそういった情報は俺にはもたらされていない。酸素魚雷に音響追尾装置を組み込んだうえに、酸素室と外殻を強化フェノール樹脂製の素材で作れば最強になると思うが、どうなんだろう?


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