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7 織物工房、そして暗闇

 陽も落ちて、残照もそろそろ覚束なくなる頃合いに、シルラジネルは自宅の前まで戻ってきた。


 人気のない自宅は真っ暗で、両親ともに帰宅していないことを示している。シルラジネルは玄関脇の魔導ランプのスイッチに触れ、勝手知ったる手際の良さで夜半まで保たせられるぶんの魔力を流し込んだ。


 家の中に入ると、リビングとダイニングにも続けて明かりを灯す。そして夕食の支度をしようとして初めて、食堂で家族のぶんの夕食をもらうのを忘れていたことに気付いた。

 同じ村の中とはいえ、食堂は少しばかり自宅から離れた場所にある。また、先ほどまでの友人たちとのやり取りを思うと、夕食を取りに戻るのはどうにも気恥ずかしい。

 舌打ちしてどうしたものか思案するが、どうするにしろひとまず、工房にいるであろう母親に報告しておくことにした。


 工房は自宅と反対に、どの窓からも明かりが漏れている。そういえば、ケフィヨルズルからの商人が来ているはずだった。ディシトールは父親についてきたと言っていた。


 もう戸外は暗くなってしまっているこの時分まで、ずっと商談を続けているとも思えないが、シルラジネルは来客用の表玄関ではなく、昼間も使った裏口側から工房へ入って応接室兼事務室を覗き込んだ。

 事務室の中は二つの事務机とデザイン作業台が奥側、シルラジネルが顔を出した間口がある半面に配置され、書類や商品見本が納められている棚が取り囲んでいる。表玄関側の戸口に近い面には、ローテーブルを挟んで向かい合わせでソファーが置かれている。


 はたして、そこには母のヨゼカレジーナともう一人、見たことのないエルフが向き合って座っていた。

 眼鏡をかけ、難しい顔で手元の書類に目を落としているヨゼカレジーナは、唸り声を発しながらその内容を検分していたが、やがて小さくため息をつくと肩をすくめた。


「仕様は理解したし、既製品で代用が難しいのもわかったけど、新規で受けるには時間がかかるよ。今は《糸》の備蓄が充分じゃないし──」

「納期優先の場合はどれほどできますか?」

「んー……いいとこ四十フートル(約二十メートル)、ってとこかね……」

「かまいません。他にもお願いしていますし、可能なぶんだけでも」


 しかつめらしい顔で頷くと、ディシトールの父親らしいドロウ・エルフは、万年筆で小さな手帳になにやら書き込み、続いてテーブルの上に広げられた書類に、ひとつ、ふたつ、書き加えた上で署名を入れた。


「お願いします」

「ん……承りましょう」


 ヨゼカレジーナはテーブル上のペン立てから魔染筆(魔力を色素変換して書くペン)を取ると、発注書と契約書を改めて確認しながら署名していく。

 長くかかった商談が一段落したためか、確認作業の沈黙の中で少しだけ空気が緩んだ中、視線を上げた商人の男は、奥の間口に佇むシルラジネルの存在に気付いたようだった。


「あぁ……失礼、ずいぶん長いこと時間を取ってしまったようで」

「うん? いや、こっちも作業にかまけて、お相手するまでだいぶ待たせちまってたし──ん?」


 書類から目を上げたヨゼカレジーナは、目の前のエルフが自分ではなく別の誰かを見ていることに気付き、その視線の先を振り返った。

 そこに息子の姿を見つけたヨゼカレジーナは、職人の顔から母親の顔になり眉を上げた。


「ああ、もうそんな時間かい。すまないね、シルラジネル。もう終わるから──」

「あ、うん。ええと……ちょっと夕食は……まだ準備できてなくて」

「は? 呼びに来たんじゃないのかい?」


 息子の言葉に意外そうに首を傾げると、ヨゼカレジーナは首だけでなく半身をそちらに向けた。


「どうかしたのかい?」

「いやその……食堂で持ち帰りの夕食は頼んだんだけど、持ち帰るのを忘れちゃって」

「はぁ? 几帳面なあんたにしちゃ、また珍しいポカを……」

「だから、まぁ……いったん食堂に取りに戻って、それからになるんだけど……」

「あー……あんたは もう食べてきたのかい?」

「少しだけ。教練のあとの流れで、みんなと……」

「ちゃんと済ませてきても良かったんだよ? わざわざ家で一緒に食べなくても」

「……ごめん」

「ん、まぁ慌てるこたないさ。父さんも仕事が大詰めだから遅くなるだろうし、もしかしたらキダイ村の方で食事を済ませて来るかもしれないしね」


 鷹揚にそう言うと、強張った肩をほぐすようにぐるぐると回し、魔染筆をペン立てに戻す。対面の商人は記入を終えた書類を回収して確認をしている。


 ローテーブル上には書類の他に、商品見本の《糸》も数種類出されていた。ヨゼカレジーナはそれらの見本の糸巻を取り上げ、足元の保管箱へ収納しながら息子に何気なく話しかけた。


「食事といや、昼に差し入れてもらったロティだけどさ」

「うん?」

「塩気が強すぎだったんじゃないかい?」

「作り置きのつもりだったから、確かに少し塩を多めに入れたけど……そんなに?」

「ノイバラ混ぜて抑えてたみたいだけど、どうにも喉が渇いてね。まぁ不味かったわけじゃないからいいんだけどさ」

「むう」


 シルラジネルは不本意そうに眉根を寄せた。自ら料理番を買って出た息子のそのこだわり様に、ヨゼカレジーナは苦笑する。


「で、本当にどうかしたのかい? 頼んだ食事を忘れてくるとか、何に気を取られたらそのまま家に帰って来ちゃうんだい」

「あ、うん……“発現”が……」

「あーあー、別に焦るこたないだろ。魔導具まで使えないわけじゃないし、できなくったって深刻になるようなことでも──」

「あ、いや、そうじゃなくて──」


 自分の息子が《障壁》を作り出すことができずに悩んでいたことを知っていたため、ヨゼカレジーナは忘れ物をしたことを、失意の副作用かと早合点した。


「そうじゃなくて……“出た”んだ」

「うん……? ………えっ」


 端的に告げられた内容を理解するまでやや時間を要したが、その言葉が意味することに気付くと、ヨゼカレジーナは片付けの手を止めてシルラジネルの顔を見た。


 いつも伏し目がちで、どことなく曇り眉の顔ばかり見ていたが、今のシルラジネルにはその翳りは無かった。何かに臆して小さくなっていた姿勢も、上を向き、真っすぐ前を向いている。


 ヨゼカレジーナは目を丸くした。

 口元がにやけそうになるのを止められない。


「なるほど、まぁまぁの大事(おおごと)だね?」

「“まぁまぁの大事”ってなんだよ」


 茶化すような母の言葉に、シルラジネルは拗ねたように口を尖らせる。

 そんな息子の態度がおかしくて、ヨゼカレジーナは突きまわしたくなる衝動に駆られた。

 片付け途中だった糸巻の中から、自身の紡いだ《糸》を巻き込んだものをつまみ上げ、くるくると振り回して《糸》を繰り出していく。

 繰り出された《糸》は空中にたゆたい、まるで生き物のようにうねると、その先端をシルラジネルのいる方向に向けた。


「ちょ、母さん?」

「ほれほれ、見せてみな?」

「いや、まだそう簡単には──って! ちょっ、ちょっとっ!」


 ヨゼカレジーナの手元からするするっと伸びた《糸》は、鎌首をもたげる蛇が獲物に飛びかかるような動作で、一度、二度とシルラジネルをつつきまわす。

 シルラジネルはそれらを手で払い除けていたが、母親が今日の成果を披露しないと解放してくれそうもないことを察し、意を決して《障壁》の発現に集中し始めた。


 さきほど、食堂ではおぼろな影しか見られなかった。もう少し練習しないとしっかりした《障壁》は出せないのでは、とは思う。

 だが、《糸》を阻むくらいなら──

 シルラジネルは払い除けるように振り回していた手を止め、押しとどめるようにてのひらを《糸》へ向ける。そして、飛んでくる糸の先端の前に、自分の魔力を──置く。


 息子がやる気になったのを見て取って、ヨゼカレジーナは《糸》の標的をあえてその掌に絞った。

 タイミングを掴みやすいように、大きく引いては、伸ばす。

 一度目──何も出ない。

 二度目、シルラジネルが何事かを呟くと、掌の前に影のようなものがたゆたった──のだが、伸びてきた《糸》を阻むことなく霧散した。

 ヨゼカレジーナは「お」と声を上げてニヤリと笑った。対面に座る商人は微笑まし気にその様子を眺めている。


「止められてないよ?」

「うるさいな、今日初めてだったんだからさ……」


 ぶっつけ本番上等のペナンジールじゃあるまいし、と、口の中でごにょごにょ文句を転がすと、シルラジネルは母の操る《糸》の先端を睨みつける。


「ほいっ」


 わざわざタイミングを合わせられるように声をかけ、みたび、《糸》がシルラジネルへ向かう。

 シルラジネルの目に力がこもる。

 そして、今日一番はっきりした濃い影が、その手の前に矩形を(かたど)った。

 が──《糸》はその影を貫いて、シルラジネルの掌に先端を当てた。

 シルラジネルは口をへの字に曲げ、それから、現れた影は溶けるように消える。


「…………?」


 その成り行きに、ヨゼカレジーナは怪訝そうに片眉をひそめる。

 商人の男の方も「今のは……?」と低く呟くが、それは親子の耳には届かなかった。


「シルラジネル……もういっぺんやってみな?」

「う、うん……」


 何か、微妙にその場の空気が変わった。

 わずかに緊迫したその空気にさらされ、上手く出来ないことに焦り、何も発現できなかった時の不安が再びシルラジネルの胸中に湧き上がる。

 ごくり、と唾を飲み込んで、必死の想いで自分の魔力を吐き出して《障壁》を形作ろうと身構える。


 今度は無言で、つとめてゆっくりと、ヨゼカレジーナは《糸》を息子に伸ばした。

 ゆっくり近づいてくる《糸》の前に、先ほどと同じように、より濃い四角の平面が(あらわ)れる。

 《糸》の先端がそれに触れ──

 ──そして、何の抵抗もなく通り抜けた。

 誰かの、息を呑む声が室内に響いた。


          ◇


 クイハネルラは、自宅のぶんとシルラジネルの家のぶんと、ふたつの夕食の包みを手に提げて織物工房へ向かっていた。


 友人たちが、必要以上と思えるほど熱心に、シルラジネルの忘れ物を届けることを勧めてくるのを断ることができず──という流れではあるが、もともと面倒見のいい彼女は配達人役になること自体はやぶさかではなかった。


 ただ、もうひとつの“お届けもの”の方は──


「いや、すまないね。さすがに暗くなると、初めての場所は勝手がわからなくて──」

「気にしなくていいですよ」


 昼間よりは若干トーンダウンしたディシトールに、クイハネルラはそっけなく応える。

 自分語りが強めのケフィヨルズルから来た少年も、村の同年代のエルフたちの塩対応と、リフ・ボールでペナンジールに完膚なきまでに叩き潰されたことにより、少々、ヘコんでいた。


「ふぅ……まさかあんな手練れがいるなんてね……僕もまだまだだってことか。いや、武者修行に来た甲斐があった、というべきかな」


 ──あくまで、少々。

 クイハネルラは彼に聞こえないように無音の吐息をついた。

 悪い子ではないのだ。ただ少し──考えたことがすぐ口に出てしまいがち、というぐらいで。

 周囲をあまり(おもんぱか)らない、空気を読まない、深く考えない。

 悪気はない──それはわかるので、いまいち咎めづらい。そもそも行きずりの他人であるクイハネルラがそこまで言うべきか、という話ではある。

 これがミーネハルマあたりなら「ひとこと多いのよアンタ」ぐらいズバッと言ってしまいそうではある。だが、どちらかというと気遣いの性向強めのクイハネルラでは、はっきりとした指摘は躊躇(ためら)われた。

 ゆえに、最低限のやり取りで、ディシトールの父親がやって来ていた織物工房まで案内してきた。


「だいぶ時刻も遅くなったけど、まだここにいると思うかい?」

「宿泊場所へ移動していたとしても、少なくとも行先の連絡は残してあるはずです」


 すでにあたりは暗くなってきているが、織物工房はまだ業務稼働中のようで、どの窓からも明かりが漏れている。昼間もここを訪れているクイハネルラとディシトールは、出たときと同じように表玄関から中に入り事務室兼応接室へ足を向けた。


 紡績作業室や織機主作業室は、簡素なパーテーション間取りとなっており、それぞれ天井近くに設置されている魔導灯の明かりが通路側もある程度照らしている。それら作業室とは別に区切られた事務室兼応接室は、さすがに防音性も加味されているためしっかりと間仕切りされているが、その出入り口の引き戸はわずかに開いており、室内の明かりが廊下側へ漏れていた。

 どうやら中に人がいるらしいことを見て取って、クイハネルラはそっと引き戸に手を掛け、「失礼します」と声をかけて室内を覗き込んだ。


 扉を開いた応接室の手前、ローテーブルを挟んだソファにはシルラジネルの母のヨゼカレジーナとディシトールの父親が掛けており、ヨゼカレジーナは糸巻を手に、空中に自身が紡いだらしい《糸》を漂わせている。


 奇妙な光景に、クイハネルラは掛けようとした声を思わず飲み込んだ。次の瞬間、ヨゼカレジーナはゆっくりと糸巻を振って、たゆたう《糸》を部屋の奥へ向かって繰り出した。


 《糸》の向かう先は事務室奥の戸口──その暗い間口にいるのは先ほど別れた同い年のエルフ。


 右手を掲げて、ゆっくりと迫ってくる《糸》を必死の形相で注視するシルラジネル。


 その掌の一フートル(約五十センチ)ほど先に、食堂で見たときよりずっとはっきりとした黒っぽい不透明の矩形が顕れる。

 クイハネルラはそれを見て、胸がざわつくのを感じた。


(不透明な《障壁》──?)


 自分も含めて、見慣れた半透明の《障壁》とは異なる様相のモノ。それが意味するところに思い至る前に、ヨゼカレジーナの《糸》はその矩形の表面に触れ──


 そこに何も存在しないかのように伸び続け、シルラジネルの掌まで到達した。


 息を呑む気配──はたしてそれは誰のものであったのか。

 その場にいた誰もが茫然とした顔で黙り込む。


 空気と時が凍り付いたかのような錯覚を覚える中、ぱたり、と伸ばされていた《糸》が床に落ちた。

 続けて、気を取り直すようなしわぶきの音と共に、ヨゼカレジーナは手にした糸巻を大きく振って、繰り出していた《糸》を引き戻し始めた。《糸》は澱みない動きで糸巻にまとわりつき、軸を太くしてゆく。


 クイハネルラはシルラジネルから、彼の母親へと視線を戻した。ヨゼカレジーナは眉を寄せ、思案げに首を傾げて目を瞑ったが、意を決したかのように、ふん、とひとつ息をついて口を開いた。


「シルラジネル……あんた、それ《障壁》じゃなくて《暗幕》──」


 ちょっと呆れたような響きを含ませて掛けられた声は、しかし途中で別の声に遮られた。


「──“(グロウ)……魔法(マジック)”?」

「──っ!?」


 思わぬ横槍を入れられたヨゼカレジーナは、声の主を凝視した。


 ケフィヨルズルの商人は、茫然とした顔のままだった。だが、自分が無意識に──そして不用意に発した言葉と商談相手の声に我に返り「あ……」と視線を彷徨わせる。

 そしてさらに──


「え……じゃ、“取り替え子(チェンジリング)”ってこと──」

「ちょ……!」

「──か、い……」


 クイハネルラの制止もむなしく、ディシトールは()()()()を言ってしまった。

 言ってしまったあとで、ディシトールも言葉の選択とタイミングの悪さに気付いたのか、顔は強張り、声は尻すぼみになる。

 とはいえ、一度発せられた言葉は無かったことにはできない。


 クイハネルラはシルラジネルを振り返った。

 友人の顔は、暗がりにあってなお白く見え、そこに次々と胸中の感情が入れ替わり浮かび上がる。


 ──呆然。

 ──否認。

 ──そして、恐慌。


「シルラ君……」


 クイハネルラはいたたまれなさから、思わず声をかけようとしたが、言葉が続かない。


 しかしその声かけに、当のシルラジネルはびくり、と身体を震わせた。目を見開いて、その場にいる者たちの顔へ次々と視線を移す。

 すがるように。同時に、恐れるように。


 意図しない微妙な空気になってしまったことで、声かけの段取りを見失ってしまったヨゼカレジーナも、焦りと苛立ちをにじませて低く唸り、頭を搔く。

 その場の誰もが、それぞれの理由で言葉に詰まる。


 言葉にならない無言のやりとり──その、問いかけへの拒絶にも似た様相に、シルラジネルはくしゃり、と顔をゆがめ──

 後ずさり、そして踵を返して──逃げた。


「シルラジネル──!」


 ヨゼカレジーナの呼び止めの声と同時に、クイハネルラは奥の間口に駆け寄ろうとした。そのとき、携行していた二家の夕食の包みを戸口にぶつけて取り落してしまった。

 瞬間、そちらに気を取られ、しかしそれに構っている場合ではないと思い直すも、そのほんのわずかの逡巡は追走に決定的な遅れを取ることになる。


 奥の事務室の間口を抜け、裏口が開いたままになっているのを見て取って戸外へ飛び出し……クイハネルラが目にしたのは、すでに暗くなってしまった工房の裏庭と、明かりの灯ったシルラジネルの家のみ。

 かすかに聞こえる足音を追って、クイハネルラはシルラジネルの家へと向かうが、ほんの数歩進んだところで戸惑って足を止めた。


 まだ足音は聞こえている。すでに家は目前で、足音がするなら姿が見えないはずがないのに。


「シルラ君……?」


 クイハネルラは周囲を見回すが、暗さも相まって方角の見当がつかない。そうこうしているうちに、足音は次第に遠ざかり……。

 途方に暮れたクイハネルラは、その場に立ちすくむばかりだった。


〇いいわけ──はじまりと、おわりと


 今回は、いわゆる「タイトル回収」回です。

 このシーンがお話のアイデアのはじまりで中心でもあるので、この回の公開はちょっと感慨深いものもあります。


 リフ・ボールも、クイハネルラも、ディシトールも、書き始めた当初は影も形も予定すら全くなかったのに、不思議と必要とされる場所に入りました。

 推敲する中で、テンポが悪くなるからと削除したりするモノもありますが、あたら無碍に扱わずに見守ってみると、実は必要なモノだったことを発見するという──

 そう思うと、なかなか切り捨てられないことも多く、気付くとそれらに埋もれて、お話の身動きがとりづらくなってしまったりも。

 取捨選択って、難しいです。


 今回のお話で、勘のいい方にはオチが見えてしまうかもしれません。

 とはいえ、あまりヒネった話にするつもりはないので、もし陳腐だと思われても、それはお約束や予定調和みたいなものだ、ということでご容赦ください。


 次回の投稿は、7月16日の予定です。

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