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祭 音頭の音頭3  作者: カシギ
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四人目のメンバー

「勇者(スーパーヒーロー)?」


思わず疑問符を付けて前原は聞き返す、


「ええ、そんな奴が一緒に何かやろうって言ってくるんですよ、こんな嬉しいこと他にありますか?、その言葉に首を横になんか振りますか?」


「夜空君にとって音頭君とはとても大きな存在なのですね」


葵にとっても音頭は自分の殻を破ってくれた恩人である、その時、


「お~い、やっちゃ~ん」


大学部から戻ってきた音頭の声が聞こえた、


「祭君が戻ってきましたね」


音頭が小走りで近づいてくる、


「おや、葵会長はさっきぶりで、そっちの人はサッカー部キャプテンの前原先輩ですよね、どうもお疲れ様です」


「音頭、大学蓬栄祭の方はどうだったんだ?、許可はとれたのか?」


屋台の質問に対し音頭はしょんぼりしながら言う、


「それがね、駄目だったんだ」


「前に四人揃えばいいようなことを言ってなかったっけ?」


確か音頭がこの前聞きに行ったときはメンバーが四人揃ってれば、大丈夫なことを言っていた気がするが、


「四人目のメンバー、葵会長ですって言ったら信用してもらえなかったんだ、[氷菓会長はそういうことをする人ではありません]って言われちゃったんだ」


「あ~、なるほどな」


屋台は納得したように、葵会長の方を見た、


「し、仕方がないではありませんか、日頃の私は[生徒会長 氷菓 葵]なのですよ」


恐らく大学部の方でも[氷の模範生]と言う名で通っているのだろう、[魔法少女アオイちゃ~ん]を知っている人の方が少ない、


「じゃあ、今度は立花ちゃんも誘って四人で行こう、そうすればきっと大学蓬栄祭でも演奏出来るようになるさ、葵会長もそれでいいですか?」


「構いませんよ」


「二人ともありがとう、りっちゃんには今日のうちに僕から言っておくよ」


「なぁ、祭」


ここでサッカー部キャプテンの前原が口を開いたと思ったら、


「お前、サッカー部に入らないか?」


いきなり[祭 音頭]を勧誘しだした

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