屋台の帰宅
帰り道、夏なのでまだ明るいが、時間的には夕方に差し掛かろうというとき、屋台は一人呟きながら自宅付近を歩いていた、
「さて、帰ったら、シャワーを浴びて夕飯の準備か、あ、その前に買い出しも行かなくちゃか」
屋台の両親は屋台が小さいときに海外に行き、共働きをしている、屋台自身も何年もあっていない、
「ただいま」
家に帰っても返事を返してくれる人は
「お帰り~やっちゃん、先にシャワー浴びる、それともごはん食べる、どっちもすぐできるよ~」
結構いる、こめかみを押さえながら屋台は聞く、
「ただいま、一応聞こう、何でいる、音頭?」
「何でいる?、そりゃあ、今日やっちゃんが練習試合の助っ人に行くのは知ってたからね、やっちゃんの事だから学校のシャワー室使わないで、家に帰ってからシャワー浴びて夕飯の準備するかと思って、用意してたんだよ、あ、やっちゃんの活躍はちゃんと全部見てから、ここまでダッシュで帰ってきたからそこら辺は心配しないで!」
屋台の両親は万が一に備えてと、音頭の家族にも家の鍵を渡している、[何かあった時はよろしくお願いします]、そう言い残していた、
「それでワザワザ、家に上がってからまた鍵をかけたのか?」
「そうそ、ビックリした?」
普通はいきなり人がいたら、驚きそうなものではあるが、
「いや、いつもの事だからな、そしていつも通り、ありがとうな音頭」
「どういたしまして!」
最初は驚いていた、そして何度も来てくれる音頭に、[別にワザワザいいよ]とも屋台は言った、しかし音頭、立花、そして音頭の両親も結構な頻度で来てくれる、




