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祭 音頭の音頭3  作者: カシギ
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17/27

終わってない昔話

「それじゃまたな、三人とも」


ファミレスを出て[前原 景]と別れる、


「今日はありがとうございました、お二人の仲が少しでも解ってよかったと思います」


葵も別れようとした時、


「音兄ちゃん、屋台君」


振り向くとそこには立花の姿があった、


「あれ、立花ちゃん?、どうしたの」


「二人の帰りが遅いから気になって迎えにきたの」


そう言われて屋台は携帯の時計を見ると、もう19時近くになろうとしていた、夏なのでまだ空が明るかったが、かなり話し込んでいたので当然と言えば当然か、


「三人で何話してたの?」


「いや、四人だよ、さっきまでサッカー部の前原先輩もいたんだ、俺と音頭の昔話をね」


「ム、ムカシバナシ?」


何故かカタコトになる立花だが、音頭が楽しそうに、


「そうそう、僕とやっちゃんのムカシバナシだよ~」


「お、音兄ちゃん」


何故か焦るような素振りを見せる立花だが、流石にその様子を見ている葵は気になる、


「屋台君、貴方はまだ全部を話してはいないんではないですか?」


「そ、それは」


口ごもる屋台だが、


「あ、葵会長、いいじゃないですかもう、ほら時間も遅いですし」


「よくありません」


立花が話を終わらせようとするが、葵はキッパリと言う、


「私もバンド[MIKOSI]のメンバーです、皆さんのことは知っておきたいと思います」


「「葵会長」」


屋台と立花が声を重ねて言い、そして音頭が


「解りました葵会長、じゃあ続きは僕の家で僕が話しましょう」


「音兄ちゃん!」


「いいでしょりっちゃん、もう葵会長も[MIKOSI]のメンバーなんだから、言いたいこと聞きたいことはなるべく言って聞こう、やっちゃんもいいよね?」


「立花ちゃんがよければ俺はいいけど」


屋台は立花の方を見る、顔が真っ赤になっているが、


「わ、解ったわよ、いいわよ、葵会長だって魔法少女をやってくれたんだから」


「よし、それじゃ四人揃って僕んちへレッツゴー」

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